(&P500指数)
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 |
2,993.07↑ (19/07/10 16:56 EST) |
前日比 |
+13.44 (+0.45%) |
始値 |
2,989.30 |
前日終値 |
2,979.63 (19/07/09) |
高値 |
3,002.98 |
直近52週高値 |
2,995.84 (19/07/03) |
安値 |
2,984.62 |
直近52週安値 |
2,346.58 (18/12/26) |


① ""朝イチ情報、<相場の読み筋>""
<相場の読み筋>7月11日
更新 : (更新予定時間:8:30頃)
☀ 10日の米国株式は、NYダウが前日比76.71ドル高の2万6860.20ドルと4日ぶりに反発。ナスダック総合指数は同60.803ポイント高の8202.531ポイントと続伸し、3日に付けた史上最高値(8170.231ポイント)更新して取引を終了した。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億111万株、ナスダック市場が20億716万株だった。
👤 注目されていたパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言では、貿易摩擦の影響や世界景気減速への懸念から、緩和的な政策の必要性を表明。7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げ期待が高まり、株価の上昇につながった。
🍎 ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップルやアマゾン・ドット・コム、アルファベット(グーグルの持株会社)などが買われ、同指数の上昇を支えた。
☀ 11日の東京株式は反発後、もみ合いか。
現地10日の米国株式は、パウエルFRB議長の議会証言を受け上昇し、ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。直近では同議長の発言内容やその後の米国株の動きを見たいとして、模様眺めムードが続いていたが、米国株高から買いが先行しそうだ。
ただ、国内的には20年3月期第1四半期(19年4-6月)の決算発表の本格化を控え、積極的に上値を取る動きは限られそうだ。
💲¥ 為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(10日終値は108円95-96銭)、ユーロ・円が1ユーロ=122円前後(同122円18-22銭)と円高に振れている。為替の動きに神経質な展開となることも想定される。
10日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、LINE<3938.T>、武田薬<4502.T>、任天堂<7974.T>などが、10日の東京終値に比べ高い。
☀ シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所終値比30円高の2万1530円だった。
🌼 <きょうの個別材料>
○プラス材料 DNA研<2397.T>―血液中に存在する微量の肺がん遺伝子の異常(変異)を検出する高感度検査法「EGFRリキッド」を開発し、10日に厚生労働省へ承認申請 タマホーム<1419.T>―20年5月期の連結業績は増収増益を予想、期末一括配当は60円(前期の年間配当は53円)に増額へ
●マイナス材料 スタジオアタオ<3550.T>―「アタオランド」の出店に伴う一時費用やインターネット広告の単価上昇などが影響、20年2月期第1四半期(19年3-5月)の連結決算は減益に アビスト<6087.T>―新規事業の3Dプリント事業の本格立ち上げ時期が当初想定よりも遅れ、19年9月期の連結業績予想を下方修正
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
更新 : (更新予定時間:8:30頃)
コシダカホールディングス<2157.T>が10日大引け後、19年8月期の連結業績予想を増額した。
営業利益は前期比24.8%増の98億400万円と増益幅を拡大させる。期初予想は同18.9%増の93億4500万円だった。
カラオケの直営展開を柱に、FC方式の女性フィットネスも手掛ける。カラオケで新規出店を積極化させ、既存店の改装や増室、店舗統廃合を進めた。カラオケがけん引し、女性フィットネスの会員数の伸び悩みを補った。
同時に発表した第3四半期(18年9月-19年5月)の連結営業利益は前年同期比37.3%増の76億1900万円だった。
10日終値は、前日比15円高の1607円。
🌼 <ダイジェスト>
ラピーヌが乱高下、第1四半期は大幅減益、自己株式を消却へ
更新 : 19/7/11 7:30
ラピーヌ<8143.T>が乱高下。9日引け後の決算発表で、20万株(消却前の発行済株式数の7.23%)の自己株式を消却するとしたことが材料視された様子で、高く寄り付いたものの、その後は19年2月期第1四半期(19年3-5月)の連結営業利益が大幅減益だったことを織り込む展開となり、値を下げた。
19年2月期第1四半期は、売上高24億900万円(前年同期比3.7%減)、営業利益5800万円(同55.4%減)。「卸売事業」は、前期中の不採算取引の整理に伴う販売高の減少が響き、営業利益5500万円(同55.9%減)。「小売事業」も、売上高は8億4700万円(同13.3%増)に拡大したが、新規店舗のイニシャルコスト負担が先行し、営業利益は1100万円(同24.4%減)にとどまった。上期(19年3-8月)の業績予想については、従来の売上高47億円(同5.1%増)、営業損益1億2500万円の赤字(前年同期は2億4300万円の赤字)を据え置いている。
10日終値は、前日比24円安の750円。
ヤマハ、押し目買い好機、すべてのセグメントで増収予想
更新 : 19/7/11 7:31
ヤマハ<7951.T>の4日続落場面は押し目買い好機となりそうだ。
20年3月期の連結業績はIFRSに移行するため、前期実績との比較はないが、すべてのセグメントで増収を予想するなど事業の好調が続く。営業利益は550億円を予想している。
同社は総合楽器メーカーとして世界トップシェアを維持し、楽器事業や音響機器事業などに展開している。楽器事業では、ギターの成長が高く、ピアノ、電子ピアノの堅調な伸びを見込む。地域別では、中国が2ケタ成長を続け全体をけん引し、北米や新興国も伸び、欧州も回復する。音響機器事業は、楽器店向け新商品を投入する一方、ネットワーク機器の拡販に力を注ぐ。新興国や北米で2ケタ成長を見込む
一方、中国市場に続く成長市場としてインドでの展開を強化し始めた。今年4月からインド新工場からの出荷を開始、13億人の巨大市場に、インドでの需要を取り込み、収益の拡大につなげる。
株価は、年初来高値(5960円、4月15日)から調整が十分に進んでおり、出直りが期待される。
10日終値は、前日比40円安の5020円。
更新 : 19/7/11 7:32
丸一鋼管<5463.T>は溶接鋼管で最大手。建築向けや農業向けに力を注ぎ、米国やアジア展開も加速させている。
20年3月期予想の連結経常利益は前期比0.8%増の218億円と、小幅ながら増益に転じる。
原材料価格の高騰が前期までの利益を圧迫してきたが、今期は鋼製電線管や一部電材製品の値上げが効いてくる。国内では建築用、海外で自動車用の鋼管販売が伸びる。
8月7日に予定している第1四半期(4-6月)連結決算で、足元の好調さを確認できれば、戻り足を強めそうだ。
10日終値は、前日比42円安の2857円。
更新 : 19/7/11 7:33
カシオ計算機<6952.T>が下げ渋っている。20年3月期も好調な業績予想を開示するなど業績面に不安はなく、短期調整を経て、持ち直しの動きが期待できそうだ。
腕時計中心にデジカメ、教育関連製品手掛ける。電子辞書や電波時計、電子楽器でのシェアも高い。20年3月期予想の連結経常利益は前期比3.7%増の310億円。連続増益を見込む。
時計事業は主力商品「G―SHOCK」のさらなる拡大を目指す。国内は製品ラインナップの拡充を推進し、中国ではEC(電子商取引)販売を中心に中高価格帯の販売を強化する。北米、欧州に続き新興国での営業体制も強化し販売を伸ばす。
システム事業では、教育市場に力を注ぎ、ICT(情報通信技術)授業に合致する新製品モデルを提案する。また、キャッシュレス対応の製品開発も進める。
年3.4%台の予想配当利回りに着目した中・長期の運用資金も誘いやすく、押し目買い好機となりそうだ。
10日終値は、前日比4円安の1312円。
パナソニック、「基板対FPCコネクタ」の本格量産を7月から開始
更新 : 19/7/11 7:34
パナソニック<6752.T>は10日、自動車の部品点数や組み立て工数の削減、車載LED(発光ダイオード)ライトなどの意匠性向上に貢献する「基板対FPCコネクタ」の本格量産を19年7月から開始すると発表した。
同社では、車載向けFPCは今後の需要拡大が見込まれ、最近ではBMS(リチウムイオン電池の電圧監視用システム)などの配線接続用途にも広がりをみせているなか、FPCと基板を直接接続できる独自構造のコネクタを製品化。これまで接続時に必要だったワイヤーハーネスが不要となることで、部品点数と組み立て工数を削減でき、自動車の軽量化、燃費向上への貢献も期待できるとしている。
10日終値は、前日比9.2円安の927.5円。
富士フイルム、アクセリードとiPS細胞を用いた創薬支援分野で協業
更新 : 19/7/11 7:35
富士フイルムホールディングス<4901.T>は10日、グループの富士フイルムが、Axcelead Drug Discovery Partners(神奈川県藤沢市、アクセリード)と、同日からiPS細胞を用いた創薬支援分野における協業を開始したと発表した。
富士フイルムのiPS細胞由来製品と、アクセリードの化合物評価・解析サービスなど、両社の技術や製品・サービスを組み合わせることで、顧客提案力のさらなる強化を図り、新たな評価方法やサービスの開発を目指すとしている。
10日終値は、前日比15円高の5415円。
NEC、国内6空港の税関検査場で利用される税関検査場電子申告ゲートを受注
更新 : 19/7/11 7:36
NEC<6701.T>は10日、財務省税関から、新千歳空港・成田国際空港・羽田空港・中部国際空港・関西国際空港・福岡空港の国内6空港の税関検査場で利用される税関検査場電子申告ゲートを受注したと発表した。
今回受注した電子申告ゲートは、同社の顔認証技術を活用。既に成田国際空港の第3旅客ターミナルで今年4月15日から運用が始まっている。財務省税関では、年間入国旅客数の約9割を占める国内6空港へ新たに対象を広げ、2020年3月以降に運用を開始する予定という。
10日終値は、前日比100円高の4385円。
テルモ、末梢動脈疾患を治療する腸骨動脈用ステントを7月中旬から発売
更新 : 19/7/11 7:37
テルモ<4543.T>は10日、末梢動脈疾患(PAD)を治療する腸骨動脈用ステント「Misago」を、7月中旬から全国の医療機関に向けて販売すると発表した。
「Misago」は、脚の動脈が狭くなっている病変部に対して、血管内からカテーテルを操作してステントを広げ、血流を改善するために使用される。従来Misagoは、浅大腿動脈(太ももの動脈)のみが適用範囲だったが、今回新たに腸骨動脈(骨盤周辺の動脈)でも使用可能な製品とした。また、操作性の向上と正確な留置を目指して、カテーテル先端部に滑りをよくする親水性コーティングを新たに施している。今後は、脚の付け根からカテーテルを挿入する現行仕様に加えて、手首からカテーテルを挿入する治療法に適した仕様の製品ラインアップも拡充するとしている。
10日終値は、前日比38円高の3291円。