2019/07/17 15:45
[東京 17日 ロイター] -
<15:43> 日経平均・日足は「短陰線」、25日・75日線がサポート
☔ 日経平均・日足は下ヒゲを伴う「短陰線」。月初からのもち合い圏を下放れる形とな ったが、25日移動平均線(2万1405円97銭=17日)と75日移動平均線(2万 1443円14銭=同)がサポートラインとして機能し、大崩れは回避した。ここで踏み 止まれば、再び上値を試す展開も期待できる。
📉 ボリンジャーバンドは中央線に収れんする 形状であり、煮詰まり感が出ている。拡散するタイミングで方向感が定まりそうだ。
<15:18> 新興株市場はまちまち、マザーズ指数は反落
🌤 新興株市場はまちまち。日経ジャスダック平均が反発、東証マザーズ指数は反落した 。「個人の買い意欲が乏しい。時価総額上位の銘柄が動かず、盛り上がりに欠ける」(国 内証券)との声が出ていた。
クックビズ<6558.T>、リネットジャパングループ<3556.T>が 高く、サンオータス<7623.T>も高い。半面、シー・エス・ランバー<7808.T>が安く、フェ ニックスバイオ<6190.T>、メディア工房<3815.T>もさえない。
<14:25> 日経平均は軟調もみあい、手掛かりなく売買低調
☁ 日経平均は軟調もみあい。2万1400円台で推移している。午後2時15分現在の 東証1部売買代金は1兆3063億円と薄商い。市場では「寄り付きからほとんど値幅が 出ない状態が続いている。手掛かり材料に欠け、小口のポジション調整的な売買が行われ ている程度だ」(国内証券)との声が出ている。
<11:45> 前場の日経平均は続落、米国株安を嫌気 手掛かり難
☔ 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比87円07銭安の2万1448円18 銭となり、続落した。前日の米国株市場で主要3指数が反落した流れを引き継ぎ、朝方か ら売りが先行。米中の通商合意には時間を要するとの見方も投資家心理を冷やし、一時2 万1300円台後半まで下落した。
♠👤 前日は、トランプ米大統領が、中国との通商合意に向けた道のりはなお長いとし、必 要なら新たに3250億ドル相当の中国製品に関税を課す可能性があると表明。米国株の 圧迫要因となった。
フィラデルフィア半導体指数<.sox>は1%超下落。東京市場では半導 体関連や電子部品関連の一角が軟調に推移した。
☀ TOPIXは0.01%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8835億円 と薄商い。
🌤 業種別では繊維、パルプ・紙、倉庫・運輸関連などが値上がり率上位となった 。半面、精密機器、情報・通信、証券、小売などが値下がりした。
🐓 市場からは「国内主要企業の決算発表を前に動きづらい。日米貿易交渉や米連邦公開 市場委員会(FOMC)で円高に振れるリスクを考えると日本株のポジションを軽くして おこうという動きも出る。内需株も消費増税を控えて小売には行きづらい」(内藤証券の 投資調査部長、田部井美彦氏)との声が出ていた。
🌤 東証1部の騰落数は、値上がりが911銘柄に対し、値下がりが1095銘柄、変わ らずが144銘柄だった。