2019/09/19 12:06
[東京 19日 ロイター] -
<12:02> 正午のドルは108円前半、1カ月半ぶり高値から小幅反落
💲¥ 正午のドルは前日NY市場終盤の水準から小幅円高の108円前半。ドルは一時108.47円と、海外市場終盤につけた1カ月半ぶり高値の108.48円に迫る場面もあったが、久々の円安水準とあってドルの上値では売りが先行した。
👤👥 日銀はきょうの金融政策決定会合で現行政策の維持を決めた。ドルは108円前半で売買が交錯し、大きな反応にはつながらなかった。
<11:10> ドル108円割れ、日銀会合前に調整売り 対豪ドルで円買いも
ドルは仲値公示を経て一時107.99円まで下落。久々の円安局面とあって、上値でドル売りが出ているほか、日銀会合の結果発表前の持ち高調整もあるという。
豪ドル/円の下げで、円買いが対ドルに波及している面もあるようだ。8月の豪就業者数は市場予想を上回ったが、フルタイムの就業者数は昨年5月以来の減少に転じた。豪ドルは74円前半から73円前半まで急落した。
<09:30> ドル1カ月半ぶり高値圏、米短期市場の安定期待も支え
💲¥ ドルは108.47円まで再上昇。1カ月半ぶり高値圏で底堅い動きが続いている。
パウエルFRB議長は前日の会見で、最近の米短期市場の動揺について、資金調達市場で見られた逼迫が予想より大きかったとの認識を示した。
🐔 市場では、議長が今後も機動的な資金供給を行う方針を示したことに、安堵(あんど)の声が出ている。
👤 議長は予想より「早い時期」にバランスシートの拡大を再開させる必要が出てくる可能性があると述べたが、「バランスシート拡大再開は国債発行ラッシュなどで短期市場の流動性が逼迫していることへの技術的な対応で、金融緩和策としてのQE再開ととらえるべきではない」(オックスフォード・エコノミクス在日代表の長井滋人氏)という。
ニューヨーク連銀は18日夜、19日朝にもレポ取引を通じた資金供給オペを実施すると明らかにした。連銀は17日、18日にもオペを実施している。