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【国立天文台】 2019年10月7日 (ハワイ現地時間) 、""観測成果 ; すばる望遠鏡が土星の衛星を新たに 20 天体発見””

2019-10-08 23:07:19 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

① ""観測成果 ; すばる望遠鏡が土星の衛星を新たに 20 天体発見””

2019年10月7日 (ハワイ現地時間)

  米国・カーネギー研究所などの研究チームは、すばる望遠鏡を使った観測から、土星の外周部を回る衛星を新たに 20 天体発見したと発表しました。この発見により、これまでに見つかった土星の衛星の数は 82 となり、木星の衛星数 (79) を上回りました。この発見は、国際天文学連合の Minor Planet Electronic Circular で2019年10月7日付で発表されました。

 

図1: 土星に新しく発見された衛星の一つの発見画像。これらはすばる望遠鏡で撮影されたもので、各画像の撮影間隔は約1時間です。

 背景に写る恒星や銀河は移動しませんが、オレンジ色の線で示された土星の衛星は、2つの画像間で動いて見えます。 (Photographs are courtesy of Scott Sheppard.)

 

●● 新たに発見された衛星の直径はいずれも約5キロメートルで、新衛星のうち 17 天体は土星の自転とは逆向きに周回しています。順行する衛星のうちの2天体は土星にやや近いところを回っており、土星の周りを一周するのに約2年かかります。より遠いところ周回する順行衛星1天体と逆行衛星 17 天体は、土星の周りを一周するのに約3年以上かかります。

  「これらの衛星の軌道を調べると、衛星の起源や、土星形成時の状況を明らかにすることができます」と、研究チームの Scott Sheppard さん (カーネギー研究所) は説明します。

  土星の外周部に存在する衛星は、土星の自転軸に対する軌道傾斜角から3つの異なるグループに分類されます。今回新たに発見された順行衛星2天体は、約 46 度の軌道傾斜角を持つ「イヌイット群」に分類されます。

 これらの衛星は、かつて遠い過去に存在したかもしれない一つの大きな母天体が破壊された破片である可能性があります。同様に、今回新たに発見された逆行衛星は、これまでに知られていた逆行衛星と似たような軌道傾斜角を持つ「北欧群」に属し、やはりかつて存在したかもしれない母天体が破壊された破片である可能性があります。また今回見つかった逆行衛星の一つは、土星から最も遠いところを周回する衛星です。

  「このような惑星外周部における衛星群は木星でも見られます。衛星同士の衝突、あるいは小惑星・彗星といった外部天体との激しい衝突活動が土星周辺でも生じていることを示しています」と Sheppard さんは説明します。

  今回新たに見つかったもうひとつの順行衛星は 36 度の軌道傾斜角を持ち、「ガリア群」に似ています。しかし、この新衛星の軌道は他の順行衛星よりもはるかに土星から遠い場所に存在しています。時間の経過とともにこの衛星が外側に引き寄せられたか、あるいはそもそも「ガリア群」に属していない可能性も考えられます。

  大きな天体が破壊されバラバラになり、小さな破片が衛星として群を作った際、その環境に多量のガスや塵が存在していた場合には、ガスや塵との強い摩擦によって衛星は惑星に次第に落ち込んで行きます。

  「若かりし頃の太陽系では、太陽はガスと塵でできた円盤に囲まれていました。似たような円盤が形成中の土星も取り囲んでいたと考えられます」と Shppard は語ります。

 「今回見つかった衛星が、母天体がバラバラになった後でも土星の周りを回っていられたという事実から、惑星形成過程がほぼ完了し、円盤が重要な役割を果たさなくなった後に天体の衝突活動が生じたことを示します。」

 

 

図2: 土星を周回する 20 の新衛星の概念図。

今回の発見により土星の衛星数は 82 になり、これまで太陽系で最も多くの衛星が見つかっていた木星を上回りました。

これらの衛星を研究することにより、その形成過程や形成時における土星周辺の状況を明らかにすることができます。

 (Illustration is courtesy of the Carnegie Institution for Science. Saturn image is courtesy of NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute. Starry background courtesy of Paolo Sartorio/Shutterstock.)


  土星の新衛星は、2004-2007年に行われたすばる望遠鏡の観測によって発見されました。観測チームはカーネギー研究所の Scott Sheppard, カリフォルニア大学ロサンゼルス校の David Jewitt, ハワイ大学の Jan Kleyna で構成されています。

 「世界最大級の望遠鏡を複数使って、現在、巨大惑星の周りに存在する小さな衛星のカタログを作り上げつつあります。太陽系の惑星がどのように形成・進化したかを調べる上で、衛星は重要な役割を果たします」と観測チームは強調します。

  2018年、Sheppard さんは木星を新衛星を 12 天体発見しましたが、カーネギー研究所はそのうちの5天体に対する命名コンテストを実施しました。

 「木星の新衛星の命名コンテストに多くの市民が参加したことに感銘を受け、今回発見された土星の新衛星に対しても同様のコンテストを実施することにしました」と Sheppard さんは語ります。「今回は、北欧、ガリア、またはイヌイット神話の巨人にちなんで命名されることになります。」

 

 

 

 

 


【気象庁予報部】 10月8日16:52分、""台風第19号に関する情報 第13号””

2019-10-08 22:45:46 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

 

(台風19号/実況と進路予想)

 

 

 

(天気図)

 

 (気象衛星)

 

(10月8日9時 の沿岸波浪実況図)

 

(10月9日9時 の沿岸波浪予想図)

 

(10月8日9時 の外洋波浪実況図)

 

(10月9日9時 の外洋波浪予想図)

 

① 令和元年 ""台風第19号に関する情報 第13号””

令和元年10月8日16時52分 気象庁予報部発表

 

(見出し) 大型で猛烈な台風第19号の影響により、小笠原諸島では9日から大しけや 猛烈なしけ、大東島地方でも10日から大しけとなるでしょう。高波に厳重 に警戒してください。

🌀➡ その後、台風は12日から13日に西日本から北日本 にかけてかなり接近するおそれがあります。全国的に広い範囲で、暴風や警 報級の大雨、大しけとなる可能性があります。

 

  (本文)

 [気圧配置など]

🌀➡  大型で猛烈な台風第19号は、8日15時には、マリアナ諸島にあって、1時間におよそ25キロの速さで北西へ進んでいます。

 中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径220キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。

🌀➡  台風は今後、日本の南で次第に北よりに進路を変え、暴風域を伴って12日から13日にかけて西日本から東日本にかなり接近し、その後北東に進路を変えて、速度を上げながら北日本に進むおそれがあります。


 

[防災事項]

 小笠原諸島では、台風の影響により9日には風が次第に強まり、海上では大しけとなるでしょう。10日頃は猛烈なしけとなるおそれがあります。

 9日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は18メートル(30メートル)、

 9日にかけて予想される波の高さは6メートルです。

高波に厳重に警戒し、強風に注意してください。台風の動向によっては10日から11日にかけて大荒れの天気となる可能性があります。

 大東島地方と奄美地方では、

10日から11日にかけて大しけとなるおそれ

があります。

 西日本では、太平洋側を中心に、

11日から12日にかけて警報級の大雨や大しけとなるおそれ があり、

 台風の動向によっては

12日には大荒れとなる可能性 があります。

 東日本では

11日から13日にかけて、

北日本では12日から13日にかけて、

太平洋側を中心に大しけとなり、台風の進路によっては

12日から13日にかけて

東日本、北日本の広い範囲で大荒れとなって、警報級の大雨となる可能性

があります。


[補足事項]  今後の台風情報や、地元気象台が発表する早期注意情報、警報、注意報、気象情報に留意してください。   次の「令和元年 台風第19号に関する情報(総合情報)」は9日17時頃に発表する予定です。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【気象庁】 10月8日21:50分、""台風第19号 (ハギビス) の実況と進路予想""

2019-10-08 22:21:17 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

 

(全体図)

 

(地域図)

(拡大図)

 

① ""台風第19号 (ハギビス) の実況と進路予想""

    令和元年10月08日21時50分 発表

🌀➡ 

<08日21時の実況>
大きさ 大型
強さ 猛烈な
存在地域 マリアナ諸島
中心位置 北緯 18度25分(18.4度)
  東経 141度50分(141.8度)
進行方向、速さ 北西 20km/h(11kt)
中心気圧 915hPa
中心付近の最大風速 55m/s(105kt)
最大瞬間風速 75m/s(150kt)
25m/s以上の暴風域 全域 220km(120NM)
15m/s以上の強風域 全域 650km(350NM)
<09日09時の予報>
強さ 猛烈な
存在地域 マリアナ諸島
予報円の中心 北緯 19度40分(19.7度)
  東経 140度10分(140.2度)
進行方向、速さ 北西 20km/h(10kt)
中心気圧 915hPa
中心付近の最大風速 55m/s(105kt)
最大瞬間風速 75m/s(150kt)
予報円の半径 60km(30NM)
暴風警戒域 全域 280km(150NM)
<09日21時の予報>
強さ 猛烈な
存在地域 日本の南
予報円の中心 北緯 21度20分(21.3度)
  東経 139度25分(139.4度)
進行方向、速さ 北北西 15km/h(9kt)
中心気圧 915hPa
中心付近の最大風速 55m/s(105kt)
最大瞬間風速 75m/s(150kt)
予報円の半径 90km(50NM)
暴風警戒域 全域 310km(170NM)
<10日21時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 日本の南
予報円の中心 北緯 24度55分(24.9度)
  東経 137度50分(137.8度)
進行方向、速さ 北北西 20km/h(10kt)
中心気圧 925hPa
中心付近の最大風速 50m/s(100kt)
最大瞬間風速 70m/s(140kt)
予報円の半径 170km(90NM)
暴風警戒域 全域 370km(200NM)
<11日21時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 日本の南
予報円の中心 北緯 29度20分(29.3度)
  東経 136度20分(136.3度)
進行方向、速さ 北北西 20km/h(11kt)
中心気圧 940hPa
中心付近の最大風速 45m/s(90kt)
最大瞬間風速 65m/s(130kt)
予報円の半径 260km(140NM)
暴風警戒域 全域 430km(230NM)
<12日21時の予報>
強さ 強い
存在地域 東海道沖
予報円の中心 北緯 34度30分(34.5度)
  東経 138度35分(138.6度)
進行方向、速さ 北北東 25km/h(14kt)
中心気圧 955hPa
中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
最大瞬間風速 60m/s(115kt)
予報円の半径 370km(200NM)
暴風警戒域 全域 500km(270NM)
<13日21時の予報>
強さ -
  温帯低気圧
存在地域 北海道の東
予報円の中心 北緯 43度20分(43.3度)
  東経 153度20分(153.3度)
進行方向、速さ 北東 65km/h(35kt)
中心気圧 980hPa
最大風速 30m/s(55kt)
最大瞬間風速 40m/s(80kt)
予報円の半径 520km(280NM)
暴風警戒域 全域 600km(325NM)

 

 

 

 

 

 


【CNN】 10月8日19:27分、""ノーベル物理学賞、宇宙の理解を前進させた3氏に””

2019-10-08 20:56:33 | 北欧(近代.現代) ; スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド…

 

① ""ノーベル物理学賞、宇宙の理解を前進させた3氏に””


【CNN】 10月7日20:03分、""ノーベル医学生理学賞、米英の3氏 細胞の酸素濃度の変化に対する反応の研究""

2019-10-08 20:50:57 | 北欧(近代.現代) ; スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド…

 

① ""ノーベル医学生理学賞、米英の3氏 細胞の酸素濃度の変化に対する反応の研究""

2019.10.07 Mon posted at 20:03 JST

 

 

今年のノーベル医学生理学賞は米英の3氏に贈られた/JONATHAN NACKSTRAND/AFP/AFP/Getty Images

        

(CNN) スウェーデンのカロリンスカ研究所は7日、今年のノーベル医学生理学賞を米英の3氏に授与すると発表した。人間の細胞が酸素濃度の変化にどのように反応するかについての先駆的な研究を評価した。

🥇  カロリンスカ研究所は、米国のウィリアム・ケーリン氏とグレッグ・セメンザ氏、英国のピーター・ラトクリフ氏について、3人の研究が貧血やがん、そのほかの病気と闘うための新しい治療法につながる道を切り開いたと述べた。