森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

【国立天文台】 10月18日、””プレッツェルのような双子星の「へその緒」””

2019-10-19 22:27:21 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

① ””プレッツェルのような双子星の「へその緒」””

2019.10.18  

   

 

 アルマ望遠鏡が撮影した、双子原始星[BHB2007] 11のまわりをプレッツェルのように取り巻くガスと塵。

 双子原始星が互いの周囲を回りあうことにより、ガスと塵が複雑な形に広がっています。 Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), Alves et al.

 

 今回観測された双子の赤ちゃん星は、へびつかい座のパイプ星雲の中にあります。タバコを吸うパイプの形に似たこの星雲のなかで、吸い口にあたる場所にあるのが暗黒星雲バーナード59です。

 ここには小さな星団があり、その中でも最も若いのが、今回観測された[BHB2007] 11という符号をもつ原始星です。これまでも、[BHB2007] 11のまわりのガスのようすは観測されてきましたが、高い解像度を持つアルマ望遠鏡の観測によって、星のすぐそばのガスの分布が初めて詳しく明らかにされました。

 

👤👥+ 今回の観測チームを率いたフェリペ・アルブス氏(マックスプランク地球外物理学研究所)は 「真ん中に見える二つの点が、双子星のすぐそばを取り巻いているガスと塵の円盤だと考えています。それぞれの円盤のサイズは、太陽系で言えば火星と木星のあいだにある小惑星帯と同じくらいです。ふたつの円盤の間隔は、地球と太陽の間隔のおよそ28倍です」 とコメントしています。この間隔は、太陽系では太陽と海王星の間隔に相当します。

 

 このふたつの星周円盤は、さらに大きく複雑な形のリングに取り囲まれています。それはもはや円盤というよりは、ハート形あるいはプレッツェルのような細長い塵とガスの帯といったほうが良いかもしれません。

 この環の質量は、木星80個分に及びます。

 研究チームの一員で、マックスプランク地球外物理学研究所のマネージング・ディレクターであるパオラ・カセリ氏は、 「これは本当に重要な結果です。私たちは初めて、母体となるガス雲と双子原始星をつなぐ『へその緒』のような構造を発見したのです。

 この『へその緒』づたいに流れてくるガスや塵を取り込むことで、星たちは成長していくのです。」と語っています。

 原始星がガスや塵を取り込む過程は、2段階に分けられます。まず初めに、撮影されている範囲よりも外側から、今回明らかになった複雑な形の『へその緒』を通ってそれぞれの星のまわりの円盤にガスや塵が流れ込みます。

 画像では下側に見えている星周円盤のほうに、より多くの物質が降着し電波で明るく輝いています。その次の段階として、円盤からその中央にある原始星に物質が取り込まれます。

👤 アルブス氏は「この連星系のまわりの物質は、とても複雑な動きをしながら、それぞれの星に2段階のプロセスを経て降着しているのだと私たちは考えています。

 この観測結果は理論的な研究結果ともよく一致していますが、多重連星系がどのように作られるのかを理解するためには、他の若い連星系の観測をもっと行う必要があります」と語っています。

 

この記事は、欧州南天天文台のPhoto Release “A Cosmic Pretzel - Twin baby stars grow amongst a twisting network of gas and dust”をもとに作成しました。

論文・研究チーム この観測結果は、F. Alves et al. “Gas flow and accretion via spiral streamers and circumstellar disks in a young binary protostar”として、2019年10月3日付の科学雑誌「サイエンス」に掲載されました。

この研究を行った研究チームのメンバーは、以下の通りです。 F. O. Alves (Center for Astrochemical Studies, Max Planck Institute for Extraterrestrial Physics, Garching, Germany), P. Caselli (Center for Astrochemical Studies, Max Planck Institute for Extraterrestrial Physics, Germany), J. M. Girart (Institut de Ciències de l’Espai, Consejo Superior de Investigaciones Científicas, Spain and Institut d’Estudis Espacials de Catalunya, Spain), D. Segura-Cox (Center for Astrochemical Studies, Max Planck Institute for Extraterrestrial Physics, Garching, Germany), G. A. P. Franco (Departamento de Física, Instituto de Ciências Exatas, Universidade Federal de Minas Gerais, Brazil), A. Schmiedeke (Center for Astrochemical Studies, Max Planck Institute for Extraterrestrial Physics, Garching, Germany) and B. Zhao (Center for Astrochemical Studies, Max Planck Institute for Extraterrestrial Physics, Garching, Germany)

 

 

 

 


【気象庁】 10月19日18:55分、""熱帯低気圧bの実況と進路予想""

2019-10-19 22:12:00 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

 

(全体図)

 

(地域図)

 

(拡大図)

 

①  ""熱帯低気圧bの実況と進路予想""

     令和元年10月19日18時55分 発表

🌀➡ 

<19日18時の実況>
大きさ -
強さ -
  熱帯低気圧
存在地域 トラック諸島近海
中心位置 北緯 10度50分(10.8度)
  東経 154度35分(154.6度)
進行方向、速さ 西北西 30km/h(15kt)
中心気圧 1004hPa
中心付近の最大風速 15m/s(30kt)
最大瞬間風速 23m/s(45kt)
<20日06時の予報>
強さ -
  熱帯低気圧
存在地域 トラック諸島近海
予報円の中心 北緯 11度35分(11.6度)
  東経 152度05分(152.1度)
進行方向、速さ 西北西 25km/h(13kt)
中心気圧 1002hPa
中心付近の最大風速 15m/s(30kt)
最大瞬間風速 23m/s(45kt)
予報円の半径 80km(45NM)
<20日18時の予報>
強さ -
存在地域 トラック諸島近海
予報円の中心 北緯 12度10分(12.2度)
  東経 150度20分(150.3度)
進行方向、速さ 西北西 15km/h(9kt)
中心気圧 1000hPa
中心付近の最大風速 18m/s(35kt)
最大瞬間風速 25m/s(50kt)
予報円の半径 110km(60NM)

 

 


【気象庁】 10月19日21:50分、""台風第20号 (ノグリー) の実況と進路予想””

2019-10-19 22:00:26 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

 

(全体図)

 

(地域図)

 

(拡大図)

 

 

① ""台風第20号 (ノグリー) の実況と進路予想””

    令和元年10月19日21時50分 発表

🌀➡ 

<19日21時の実況>
大きさ -
強さ 強い
存在地域 沖縄の南
中心位置 北緯 21度50分(21.8度)
  東経 127度10分(127.2度)
進行方向、速さ 北 ゆっくり
中心気圧 980hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
25m/s以上の暴風域 全域 70km(40NM)
15m/s以上の強風域 全域 220km(120NM)
<20日09時の予報>
強さ 強い
存在地域 那覇市の南約390km
予報円の中心 北緯 22度40分(22.7度)
  東経 127度05分(127.1度)
進行方向、速さ 北 ゆっくり
中心気圧 980hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
予報円の半径 60km(30NM)
暴風警戒域 全域 130km(70NM)
<20日21時の予報>
強さ 強い
存在地域 那覇市の南約270km
予報円の中心 北緯 23度50分(23.8度)
  東経 127度40分(127.7度)
進行方向、速さ 北北東 10km/h(6kt)
中心気圧 980hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
予報円の半径 90km(50NM)
暴風警戒域 全域 170km(90NM)
<21日21時の予報>
強さ -
存在地域 南大東島の北北西約160km
予報円の中心 北緯 27度05分(27.1度)
  東経 130度30分(130.5度)
進行方向、速さ 北東 20km/h(10kt)
中心気圧 994hPa
中心付近の最大風速 23m/s(45kt)
最大瞬間風速 35m/s(65kt)
予報円の半径 220km(120NM)
<22日21時の予報>
強さ -
  温帯低気圧
存在地域 四国沖
予報円の中心 北緯 30度25分(30.4度)
  東経 134度55分(134.9度)
進行方向、速さ 北東 25km/h(13kt)
中心気圧 998hPa
最大風速 18m/s(35kt)
最大瞬間風速 25m/s(50kt)
予報円の半径 330km(180NM)
 

 

 

 

 

 

 

 


【nhk news web】 10月19日18:46分、""避難所生活1週間 子どもの精神面への影響を不安視する声””

2019-10-19 20:57:01 | 東北地方、青森県  秋田県  岩手県  宮城県  山形県  福島県

 

(避難所生活1週間 子どもの精神面への影響を不安視する声)

 

 

 

① ""避難所生活1週間 子どもの精神面への影響を不安視する声””

 

👤 相馬市の自宅が浸水した志賀麻奈美さんは、小学生の子ども3人と市内の体育館に避難しています。

 子どもたちは、避難所にいる人たちに配慮して、あまり騒いだりできないうえに、自分の机で宿題もできないなど、ふだんとは大きく異なる環境での生活を余儀なくされています。

 食事も、手作りのものを食べていた生活から、配給の弁当が中心に変わりました。
また、浸水被害を受けた家を見ると泣き出してしまうこともあるということで、志賀さんは、避難生活が子どもたちの精神面に与える影響を心配しています。

 志賀さんは「慣れない避難所でずっと生活しているので、疲れてきていないか不安です。家族で住むことができる場所をどう見つければよいか悩んでいて、行政にも支援してもらいたい」と話していました。

👫 次女で小学3年生の悠愛さんは「避難所の生活は少しずつ慣れてきましたが、人も多くて生活しづらい部分もあります。早くふだんの生活に戻りたいです」と話していました。

 


【nhk news web】 10月19日18:33分、""台風19号の農林水産被害 570億円余 さらに増える見込み””

2019-10-19 20:48:48 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

 

(台風19号の農林水産被害 570億円余)

 

 

① ""台風19号の農林水産被害 570億円余 さらに増える見込み””

 

🏢   農林水産省は都道府県を通じて、台風19号の被害状況を19日正午の時点で取りまとめました。

🌾🍎🍅 それによりますと、全国35の都府県で、被害額は合わせて571億3000万円 となっています。

  集荷施設や用水路などの農業用施設の被害が243億円、コメやりんごなどの農産物の被害が62億円、また、林道の崩壊など林野関係の被害は103億円など となっています。

 一方で、河川で決壊し被害が広範囲に及んでいる長野県や福島県などを中心に、被害の全容は明らかになっておらず、被害額はさらに増える見通しです。

 

 

 農林水産省によりますと、長野県の千曲川沿いではりんごやコメに、茨城県の那珂川沿いではコメに大きな被害が出ているということです。

 また、阿武隈川周辺の福島県の市や町では、すでにコメを収穫した割合が5割程度にとどまっていることから、今後、被害が明らかになっていくと、金額が膨らむおそれがあるということです。