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【国立天文台】 過去記事 ; 10月21日22:50分、””原始宇宙の中性水素ガスの兆候を発見 〜 宇宙誕生後 10 億年頃のガンマ線バーストから””

2019-10-21 22:56:07 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

 

① ””原始宇宙の中性水素ガスの兆候を発見 〜 宇宙誕生後 10 億年頃のガンマ線バーストから””

2014年4月22日

この記事は東京大学からのプレスリリース (国立天文台との共同発表) を転載したものです。 (転載元: http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2014/18.html)


発表概要

  宇宙に存在する元素の主成分は水素です。宇宙が約 140 億年前に誕生したとき、水素原子は原子核と電子がバラバラの電離状態にありました。

 その後、宇宙誕生後約 40 万年の時代に、温度低下により原子核と電子が結合して電気的に中性な原子になったことがわかっています。

 しかし、現在の宇宙の水素は再び電離状態にあり、宇宙誕生後約 10 億年の頃に、初代の銀河や星の形成に伴い水素ガスが電離された (宇宙再電離) と考えられていますが、詳しいことはまだよくわかっていません。

 特に、再電離が起こる前に存在したはずの中性水素ガスを検出するために遠方宇宙の観測が精力的に行われていますが、まだ決定的な証拠は得られていません。

  今回、東京大学大学院理学系研究科の戸谷友則教授と国立天文台や東京工業大学などの研究者からなる研究チームは、宇宙誕生後 10 億年の時代に発生した、ガンマ線バースト (注1) と呼ばれる大質量星の爆発現象をすばる望遠鏡で詳細に解析し、中性原子の割合が高い水素ガスによってガンマ線バーストの光が吸収されている兆候を初めてとらえました。今回見つかった兆候は、これまでで最も不定性が少なく、直接的な方法で得られたものです。

  本成果は、人類による遠方宇宙の観測が、再電離よりさらに昔の時代に踏み込みつつあることを示唆するものです。

 

 

:今回観測された、宇宙誕生後約 10 億年の時代(赤方偏移 z=5.913)に発生したガンマ線バースト GRB 130606A の可視光残光のスペクトル (光の波長毎に分けた強度)。

 遠方の天体からの光は波長が 1+z 倍に伸びて見えるので、1215Å の水素のライマンα線は、8400Å 付近になります。

※ 1215x(1+5.931)≒8421

 この波長より短波長側の光は、ガンマ線バーストの現場ではライマンα線より短波長ですが、宇宙空間を伝搬して我々に届くまでのどこかの地点でライマンα線の波長になり、そこでその場所の中性水素原子に吸収されます。

 上の図で 8400Å より短波長の光がほとんど吸収されているのはこのためで、このガンマ線バーストが非常な遠方であることの証拠です。ただし、ライマンα線の吸収は非常に強く、視線上の水素ガスの中性度が 0.1% を越えると、上図のように、光は完全に吸収されてしまいます。

 ですので、これだけでは中性度が 0.1% というほぼ電離した状態なのか、あるいは中性度が1に近い、再電離前の水素ガスなのか、区別がつきません。

 そこで今回着目したのが、赤線で囲った「減衰翼」と呼ばれる部分です。これはライマンα線の吸収の裾野が見えているもので、これを詳細に解析すれば、中性度が1に近いガスがガンマ線バーストの周囲に存在するのかどうか、判別できます。今回の解析の結果、実際に中性度 10% 以上という中性に近い水素ガスが周囲の銀河間空間に存在している兆候が得られました。

 

 

発表内容

  約140億年前に誕生した宇宙の中で、ダークマター (暗黒物質) やダークエネルギー (暗黒エネルギー) と言った未知の組成を除いた、通常物質 (元素) の中で支配的な成分は水素です。

 宇宙誕生直後の高温下では水素などの原子は原子核と電子がバラバラの電離状態にありました。その後、宇宙誕生後約 40 万年の時代に、温度低下により原子核と電子が結合して電気的に中性な原子になりました。(これを「宇宙の晴れ上がり」と呼びます。)

  しかし、現在の宇宙の水素の大半は薄い銀河間ガスとして存在し、再び電離状態にあることがわかっています。晴れ上がり以降のどこかの時点で、水素が電離された時代があったはずで、「宇宙再電離」と呼ばれています。

 これがいつどのように起こったかはまだ明らかになっていませんが、有力なシナリオは宇宙誕生後約 10 億年の頃に、初代の銀河や星が形成されはじめ、それらが放つ紫外線により水素ガスが電離されたというものです。

 したがって、再電離がいつ、どのように起きたかを明らかにすることは、初代の銀河がどのようにできたのかを知る上でも大変重要なのです。

  

 宇宙では遠方を観測することは過去の宇宙の様子を見ることですが、近年の大望遠鏡の活躍で宇宙誕生後約 10 億年の頃の銀河やクエーサー (注2)、ガンマ線バースト (注1) が観測され始めています。

 これらの観測がすでに再電離の時代にさしかかっているのであれば、再電離が起こる前に存在したはずの中性水素ガスがこうした遠方天体の周囲に存在することが期待されます。そのような中性水素ガスを検出するために、遠方天体の解析がさまざまな手法で行われていますが、まだ中性水素ガスの決定的な証拠は得られていません。

  こうした探査は、これまでは主に銀河やクエーサーで行われてきました。銀河を用いる方法は、中性水素ガスの影響で銀河が見えにくくなるため、数が減って見える効果を使った間接的な方法で、理論的不定性が大きく強い結論が出しにくいという弱点があります。

 クエーサーによる方法は、可視光スペクトルに現れる中性水素による吸収を直接見るものですが、クエーサーは宇宙の中でも最も銀河形成が進んだ特殊な場所にあり、また、自身の強力な光で周囲を電離してしまう効果もあって、平均的な宇宙の水素ガスの中性度を精密に測定するには不向きな面があります。

 ガンマ線バーストを用いると、クエーサーと同様に中性水素を直接見られるという利点だけでなく、クエーサーの弱点を克服できるため、ガンマ線バーストを用いた宇宙再電離研究が世界的に期待されていました。

 しかし、精密な解析が可能なほど明るいガンマ線バーストの発生頻度が低いことにより、強い結果が得られていませんでした。これまでにガンマ線バーストから再電離について情報が得られた唯一のケースは2005年の GRB 050904 で、実はこのときの観測データも今回と同じ日本チームにより、すばる望遠鏡で得られたものです。

 このときは銀河間の中性水素の兆候は見つからず、この時代にすでに電離がかなり進んでいるということだけが導かれました。それでも歴史的な成果と評価され、論文 (Totani et al. 2006, PASJ, vol. 58, p485, 2006) は現在までに 160 回以上引用されています。

  今回、東京大学・国立天文台・東京工業大学などの研究者からなる研究チームは、2013年6月6日に発生した GRB 130606A というガンマ線バーストの可視光スペクトル (注3) を高精度で測定しました。

 赤方偏移 (注4) 5.913 という、再電離期に近い遠方宇宙で発生しながら、極めて明るい可視残光であったため、ガンマ線バーストによる宇宙再電離研究のために理想的な事例となりました。

 精密解析の結果、周囲にある中性水素ガスによる吸収のためにスペクトルの形がわずかに変形していることがわかりました。(統計的有意性は約 99%、つまりこの兆候が統計的な偶然である可能性は 1% 以下です。)

 研究チームは、スペクトルから読み取れるさまざまな情報を駆使して、この中性水素成分は、ガンマ線バーストの周囲の銀河間空間に中性度 10% 以上 (全ての水素原子核のうち、10% 以上が中性原子) の水素ガスが存在しているという解釈が最も自然であることを見いだしました。

 ガンマ線バーストの周囲でこれほど中性度の高い銀河間ガスの兆候は、今回初めて見つかったもので、この時代に再電離前の中性水素ガスがまだ残っていることを示唆しています。

  今回の結果は、人類による遠方宇宙の観測が、再電離よりさらに昔の時代に踏み込みつつあることを示唆するものであり、次世代宇宙望遠鏡や地上の 30m 級望遠鏡など、将来のより大きな望遠鏡で原始宇宙での銀河形成の様子がさらに明らかになることが期待されます。また、2005年のケースに引き続き、ガンマ線バーストから再電離を探るこれまでの2例の研究が全て日本のすばる望遠鏡チームによって達成されたという点は、この新しい分野の開拓において日本の存在感を大きく高めたと考えられます。本研究は平成19年度発足の科学研究費特定領域 (領域番号 468)「ガンマ線バーストで読み解く太古の宇宙」から補助を受けています。

  

(注1) ガンマ線バースト   ガンマ線で数秒から数十秒の間、突然明るく輝く突発天体現象。宇宙論的な遠方 (およそ百億光年以上) で発生している、極めてエネルギーの大きな爆発現象です。継続時間が約2秒より長いものと短いものの二種に分かれ、今回の GRB 130606A が含まれる長い方の種族は、太陽よりはるかに大質量の星が超新星爆発を起こす際、ジェットと呼ばれるほぼ光速で細く絞られた物質流を吹き出し、それを正面から観測した際にガンマ線バーストになると考えられています。普通の超新星に比べるとずっと希な現象ですが、解放されるエネルギーもはるかに大きいものです。http://tac.astron.s.u-tokyo.ac.jp/~totani/grb_image/index.htmlに想像図と解説あり。

 

(注2) クエーサー   銀河の中心の巨大ブラックホールにガスが降着して輝く活動銀河中心核の一種。極めて明るく遠方からでも観測できるため、長年、遠方宇宙の探索に使われてきました。

 

(注3) 可視光スペクトル   光を波長毎に分けて解析するものをスペクトルと言います。プリズムで光が虹色に分かれるのと同じです。スペクトルを取得する観測を「分光観測」と言います。これに対し空を画像として撮影することを「撮像観測」と言います。一般に、光を細かに分ける分光観測は、より明るい天体あるいは長時間の観測時間が必要となります。

 

(注4) 赤方偏移   宇宙の膨張の効果で、遠方天体からの光は波長が延びて (赤くなって) 観測されます。波長が (1+z) 倍に延びた天体の赤方偏移をzと定義します。今回の天体は z=5.913、すなわち、本来 1216Å の水素のライマンα線が 8406Å になって観測されていて、時間的には宇宙誕生後約 10 億年の時代に相当します。遠方の天体ほど赤方偏移が大きく、より初期の宇宙から観測されていることになります。

※ よく比ゆ的に""光のドプッラー効果""と言われています。

 ""音のドプッラー効果""は、救急車やパトカーのサイレンの近っいたり遠ざかるときの音の変化でよく体験しています。

 📕 ドップラー効果 (wikipedia)

(ドップラーこうか、: Doppler effect[1]またはドップラーシフト: Doppler shift))とは、音波電磁波など)の発生源(音源・光源など)と観測者との相対的な速度の存在によって、音と動く物体の波の周波数が異なって観測される現象をいう。

 

 波の源が左に移る。周波数は右よりも左の方が高い。

 

 

 赤い音源が左手に向かって等速で動く場合。物体前方の周波数は上がり後方は下がる。前後以外の方向の周波数も変化する

 

 

公式証明用の時空間モデル(≠原図)


発表雑誌

  • 雑誌名:Publications of Astronomical Society of Japan (日本天文学会が発行する天文学の国際ジャーナル。天文分野では、各国・地域の天文学会が発行するジャーナルがメジャーですが、米国や欧州の発行する同種のジャーナルに並ぶ日本のジャーナルです。)
  • 論文タイトル:Probing Intergalactic Neutral Hydrogen by the Lyman Alpha Red Damping Wing of Gamma-Ray Burst 130606A Afterglow Spectrum at z = 5.913
  • 著者:Totani, Tomonori; Aoki, Kentaro; Hattori, Takashi; Kosugi, George; Niino, Yuu; Hashimoto, Tetsuya; Kawai, Nobuyuki; Ohta, Kouji; Sakamoto, Takanori; Yamada, Toru

  

 

 


【ロイター】 10月21日18:21分、””東京マーケット・サマリー・最終(21日)""

2019-10-21 21:59:22 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

 

(日経平均先物)

国内(株価・指標):20分ディレイ、海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)、為替:10分ディレイ

現在値 22,610.00 (19/10/21 21:15)
前日比 +40.00 (+0.18%)
高値 22,640.00 (16:44) 始値 22,580.00 (16:30)
安値 22,580.00 (16:30) 前日終値 22,570.00 (19/10/21)

 

 

 

① ””東京マーケット・サマリー・最終(21日)""

2019/10/21 18:21

   
  ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値    

  <外為市場>                   

  🌼 ドル/円<JPY=>      ユーロ/ドル<EUR=>        ユーロ/円<EURJPY=>  

午後5時現在         108.55/57               1.1162/66                    121.20/24

NY午後5時           108.42/44               1.1169/73                    121.11/15     

💲¥   午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べややドル高/円安の108円半ば。早朝の 取引で英ポンド/円が急落したことで、ドルも連れ安となったが、休日を控えた国内実需の買いなどに支えら れ、108円半ばまで小反発した。英議会による欧州連合(EU)離脱案の採決先送りを受けた欧州市場の反 応を見極めたいとの声が多く聞かれた。
 


<株式市場>

🌼  日経平均                 22548.90円               (56.22円高)

  安値─高値             22515.73円─22581.28円                            

  東証出来高               8億9168万株                                       

  東証売買代金             1兆5304億円                                            

 

☀   東京株式市場で日経平均株価は続伸した。

 連休の谷間で大きなポジションが取りづらく、高寄りして始ま った後は一進一退の展開となった。模様眺めムードも強かったが、下値不安は感じられず、後場にかけて強い 基調を維持。終値ベースでは連日の年初来高値更新となった。

 東証1部騰落数は、値上がり1432銘柄に対し、値下がりが616銘柄、変わらずが107銘柄だった。  

   


🌼 <短期金融市場> 17時07分現在

  無担保コール翌日物金利(速報ベース)       -0.019%  

  ユーロ円金先(20年3月限)                100.025                 (+0.005)

  安値─高値                               100.020─100.030                                     

3カ月物TB                              -0.210                  (変わらず)

  安値─高値                               -0.210─-0.215                                          

   無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.019%になった。「積み期前半だ が、金融機関による資金調達の動きが強く、従来よりも速いペースで加重平均レートが上昇している」(国内 金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。
 

 

🌼 <円債市場> 

  国債先物・19年12月限                     154.07                  (-0.16)

  安値─高値                               154.02─154.28                                     

 10年長期金利(日本相互証券引け値)         -0.140%                (+0.015)

  安値─高値                               -0.140─-0.140%                                        

   国債先物中心限月12月限は前営業日比16銭安の154円07銭と続落して取引を終えた。高寄り後、 マイナス圏に転じた。

 黒田日銀総裁のインタビューでの発言が意識され、超長期ゾーンは終日弱含みで推移し た一方、中期ゾーンは強含んだ。

 10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1.5bp上 昇のマイナス0.140%。   

    

 🌼  <スワップ市場> 16時39分現在の気配

  2年物       -0.06─-0.16

  3年物       -0.07─-0.17

  4年物       -0.07─-0.17

  5年物       -0.06─-0.16

  7年物       -0.02─-0.12

  10年物      0.07─-0.03  

 

 

 


【nhk news web】 10月21日20:37分、""静岡 掛川で地滑り 避難準備情報「高齢者は避難を」””

2019-10-21 20:54:23 | 東海地方、静岡県  愛知県  岐阜県  三重県

 

()

 

 

 

① ""静岡 掛川で地滑り 避難準備情報「高齢者は避難を」””

 

⛰🎆  台風19号で降った雨の影響で、静岡県掛川市の住宅地ののり面で小規

模な地滑りが発生したため、市は21日午後6時に西郷花屋敷団地の34世

帯127人に避難準備の情報を出しました。

 

📕 警戒レベル3にあたる情報で、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかけています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【気象庁】 10月21日19:00分、""台風第21号 (ブアローイ) の実況と進路予想""

2019-10-21 20:43:27 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

 

(全体図)

 

(地域図)

 

(拡大図)

 

 

① ""台風第21号 (ブアローイ) の実況と進路予想""

     令和元年10月21日19時00分 発表

🌀➡ 

<21日18時の実況>
大きさ -
強さ 強い
存在地域 マリアナ諸島
中心位置 北緯 15度05分(15.1度)
  東経 147度10分(147.2度)
進行方向、速さ 北西 20km/h(10kt)
中心気圧 955hPa
中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
最大瞬間風速 60m/s(115kt)
25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
15m/s以上の強風域 全域 280km(150NM)
<22日06時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 マリアナ諸島
予報円の中心 北緯 16度35分(16.6度)
  東経 145度40分(145.7度)
進行方向、速さ 北西 20km/h(10kt)
中心気圧 940hPa
中心付近の最大風速 45m/s(90kt)
最大瞬間風速 65m/s(130kt)
予報円の半径 40km(20NM)
暴風警戒域 全域 200km(110NM)
<22日18時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 マリアナ諸島
予報円の中心 北緯 18度20分(18.3度)
  東経 144度05分(144.1度)
進行方向、速さ 北西 20km/h(11kt)
中心気圧 935hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
予報円の半径 60km(30NM)
暴風警戒域 全域 220km(120NM)
<23日15時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 小笠原近海
予報円の中心 北緯 21度30分(21.5度)
  東経 141度40分(141.7度)
進行方向、速さ 北北西 20km/h(11kt)
中心気圧 935hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
予報円の半径 110km(60NM)
暴風警戒域 全域 280km(150NM)
<24日15時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 小笠原近海
予報円の中心 北緯 26度25分(26.4度)
  東経 141度25分(141.4度)
進行方向、速さ 北 20km/h(12kt)
中心気圧 950hPa
中心付近の最大風速 45m/s(85kt)
最大瞬間風速 60m/s(120kt)
予報円の半径 190km(100NM)
暴風警戒域 全域 330km(180NM)
<25日15時の予報>
強さ 強い
存在地域 日本の東
予報円の中心 北緯 32度10分(32.2度)
  東経 145度00分(145.0度)
進行方向、速さ 北北東 30km/h(16kt)
中心気圧 970hPa
中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
最大瞬間風速 50m/s(100kt)
予報円の半径 260km(140NM)
暴風警戒域 全域 350km(190NM)
<26日15時の予報>
強さ -
  温帯低気圧
存在地域 日本の東
予報円の中心 北緯 38度40分(38.7度)
  東経 149度20分(149.3度)
進行方向、速さ 北北東 35km/h(18kt)
中心気圧 986hPa
最大風速 30m/s(55kt)
最大瞬間風速 40m/s(80kt)
予報円の半径 370km(200NM)
暴風警戒域 全域 460km(250NM)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【気象庁】 10月21日18:50分、""温帯低気圧(元台風20号) の実況と進路予想"" & ””台風第20号に関する情報 第27号””  

2019-10-21 20:34:03 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

 

(全体図)

 

(地域図)

 

(拡大図)

 

 

① ""温帯低気圧(元台風20号) の実況と進路予想""

      令和元年10月21日18時50分 発表

  🌀➡ 

<21日18時の実況>
大きさ -
強さ -
  温帯低気圧
存在地域 四国沖
中心位置 北緯 32度00分(32.0度)
  東経 135度00分(135.0度)
進行方向、速さ 北北東 30km/h(15kt)
中心気圧 992hPa

 

 

② 令和元年 ””台風第20号に関する情報 第27号””

令和元年10月21日16時41分 気象庁予報部発表

 

 (見出し)

🌀➡  台風第20号から変わる温帯低気圧の接近に伴い、近畿地方から東日本の太 平洋側を中心に、これから22日にかけて、非常に激しい雨や局地的に猛烈 な雨が降り大雨となるでしょう。

👀👂 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に 警戒・注意してください。

 

   (本文)

 [台風の現況と予想]

🌀➡ 台風第20号は、21日15時には室戸岬の南にあって、1時間におよそ45キロの速さで北北東へ進んでいます。

 

 中心の気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで中心から半径60キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。

 

 また、日本の南には前線があって、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み活動が活発となっています。前線と台風の雲域は一体となりつつあり、台風は21日夜までには、紀伊半島の南で温帯低気圧となる見込みです。

 

 台風から変わる前線を伴った低気圧は、22日朝には東海道沖に進み、23日には前線上の関東の東に新たに低気圧が発生し、三陸沖に進むでしょう。

 

[防災事項]

 <大雨・落雷・突風>

☂⛆⚡⚡ 前線や台風から変わる温帯低気圧の北上に伴い、これから22日にかけて、近畿地方から東日本の太平洋側を中心に大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降って大雨となる所があるでしょう。  

 

📅 22日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、  

 東海地方               300ミリ  

 近畿地方               200ミリ  

 伊豆諸島               200ミリ  

 関東甲信地方             150ミリ  

 北陸地方、東北地方          80ミリ  です。

 

📅 その後、23日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、  

 東北地方           50から100ミリ  です。  

⛰🎆🌊 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意してください。

 

👀👂 また、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要です。

発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

 台風第19号による記録的な大雨により、河川堤防等が損傷を受けた地域では、普段では災害が起きないような雨量でも洪水の危険度が高まるおそれがあります。

 

 <強風・高波>

🌀➡ 台風から変わる温帯低気圧の接近に伴い、22日にかけて西日本から東日本の広い範囲で強い風が吹き、太平洋側の海上では非常に強い風が吹き、しけるでしょう。

 

 22日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、  

 近畿地方、四国地方、東海地方   20メートル(30メートル)

 

🌊 22日にかけて予想される波の高さは、  

 近畿地方、東海地方 5メートル  です。

 

🌊🌊🌀 高波に警戒し、強風に注意してください。

[補足事項]  今後、地元気象台が発表する警報や注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。  次の「令和元年 台風第20号に関する情報(総合情報)」は22日5時頃に発表する予定です。