森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

【国立天文台】 10月22日(ハワイ現地時間)、""73 億光年かなたにそびえる超銀河団の全貌””

2019-10-23 22:31:52 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

 

① ""73 億光年かなたにそびえる超銀河団の全貌””

2019年10月22日 (ハワイ現地時間)

 

👤👥  国立天文台、東北大学、台湾中央研究院天文及天文物理研究所 (ASIAA) の研究者からなる共同研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC) による撮像観測から、約 73 億光年かなたの超銀河団 CL1604 の全貌を明らかにしました (図1)。

 すばる望遠鏡とジェミニ北望遠鏡を用いた分光追観測も合わせて、その存在がもともと知られていた CL1604 超銀河団は「氷山の一角」を見ていたにすぎず、南北方向にさらに2倍以上の領域に広がった宇宙の大規模構造であることが分かりました。

 お互いに影響を及ぼさないと思える広大な領域の端々で、同時期に銀河が形成されていたと考えられます。今後、HSC によってますます広い領域が観測されると、宇宙の大規模構造の成長と銀河の成り立ちとの関係がさらに明らかになると期待されます。

 

 図1: 超銀河団領域の銀河の個数密度分布を示す3次元および2次元図です。

 2次元分布では、奥行方向から約 73 億光年付近のみを切り出した大規模構造を示しています。白の領域は先行研究によって既知であった領域であり、黄色の領域が本研究によって分光確認された超銀河団領域です。

 さらに、HSC 撮像データからは、北東および南西にも伸びた構造が見つかっていますが、これらは今後分光追観測による確認作業が必要です。

 図の中の白い縦線が約 3000 万光年 (10 メガパーセク) の距離に相当します。(クレジット:国立天文台)


 宇宙では銀河は一様に分布しておらず、銀河団のように天体が密集した領域や、逆に天体がまばらな領域からなる網の目状の大規模構造が見られます。

 銀河の性質は周囲の環境から影響を強く受けていることが知られており、銀河の成り立ちは宇宙の大規模構造と密接に関わっていると考えられます。

 しかし、時々刻々と成長を続ける宇宙の大規模構造の中で、銀河がどのように生まれ成長していくのかは、いまだに銀河天文学の重要な研究テーマの一つです。

  

 宇宙の大規模構造や銀河の成り立ちを理解するためには、遠方宇宙を広範囲にわたって観測し、昔の姿を明らかにすることが有効です。

 それを可能にするのが、現在進められている HSC を用いたすばる望遠鏡戦略枠サーベイです。これまでに知られている数少ない遠方宇宙の超銀河団の中で、ヘルクレス座にある CL1604 超銀河団が観測領域に含まれています。

 約 73 億光年かなたの超銀河団 CL1604 は、3つの銀河団と少なくとも5つの銀河群からなり、約 8000 万光年の領域に広がると考えられてきました。遠方宇宙における最も大規模なスケールの構造の一つです。

 

 👤👥 国立天文台の林将央さんと小山佑世さんを中心とする研究チームは、HSC 戦略枠サーベイのデータを用いて、銀河の色に基づく「測光的赤方偏移」の手法により、私たちから約 73 億光年の距離にある銀河を選びました。

 その結果、既に知られている CL1604 超銀河団領域の北側と南側にも銀河が密集した領域が存在し、宇宙の大規模構造が南北方向へさらに広がっていることを発見しました (図1)。

 少なくとも 1000 天体以上の銀河の集団からなる大規模な構造です。

  

👤👥 さらに研究チームは、銀河団候補領域にある銀河の距離を正確に決めるため、ハワイ島マウナケア山頂の望遠鏡群を利用しました。

 すばる望遠鏡の微光天体分光撮像装置 FOCAS とジェミニ北望遠鏡のジェミニ多天体分光装置 GMOS-N の力を合わせて、北側の銀河団候補1領域と南側の3領域で分光観測を行い、計 137 個の銀河の距離を精密に測定しました。

 その結果、銀河が奥行き方向にも群れをなしていることがわかり、3次元的にも複数の銀河団の集団であることが確認されました (図2)。

 

  

図2: 分光観測によって同定された銀河の赤方偏移 (奥行方向の距離) の分布です。

 各観測領域で、銀河団であること示す分布のピークごとに色分けされています。同じ色のヒストグラムは、天球面上の場所によらず、同等の赤方偏移に存在する銀河団であることを表しています。(クレジット:国立天文台)


 分光観測で得られた銀河のスペクトルからは、銀河の星形成活動の歴史や銀河内の恒星の年齢を推定することもできます。

 解析の結果、CL1604 超銀河団にある銀河は約 20 億年より古い年齢の恒星からなり、どの銀河でも恒星の年齢は同等であることが分かりました。約 1.6 億光年にもわたる非常に大きなスケールで銀河が同時期に形成されたと考えられます。

 

  現在の宇宙では、私たちの住む銀河系はおとめ座銀河団のはずれにある小さな銀河の群れの一つです。

しかし、この銀河の集団全体は、さらに巨大な「ラニアケア超銀河団」という構造の一部であることが、ハワイ大学などの研究チームによって最近明らかになりました。

  今回発見した 73 億光年かなたの巨大構造は、ラニアケア超銀河団のような大構造の祖先の姿かもしれません。

 

👤  研究チームの林将央さんは、「この研究は HSC 戦略枠サーベイ観測の一部の領域のデータを使って得られた成果です。サーベイ観測領域の全域で研究を行うことで、未知の大規模構造が宇宙のさまざまな時代で次々と見つかってくることが期待されます。その大規模構造をなす銀河の性質を調べ、宇宙の大規模構造の成長と銀河の成り立ちのさらなる解明を目指します」と語っています。


  本成果は、日本天文学会の発行する『Publications of the Astronomical Society of Japan (欧文研究報告)』のオンライン版に2019年9月23日付で掲載されました (Masao Hayashi, Yusei Koyama, Tadayuki Kodama, Yutaka Komiyama, Yen-Ting Lin, Satoshi Miyazaki, Rhythm Shimakawa, Tomoko L. Suzuki, Ichi Tanaka, Moegi Yamamoto, Naoaki Yamamoto, "The whole picture of the large-scale structure of the CL1604 supercluster at z∼0.9")。論文のプレプリントはこちらから閲覧可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【ロイター】 10月23日18:15分、""東京マーケット・サマリー・最終(23日)””

2019-10-23 22:05:11 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

 

(日経平均先物)

海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)

現在値 22,680.00 (19/10/23 21:50)
前日比 +30.00 (+0.13%)
高値 22,720.00 (19:03) 始値 22,650.00 (16:30)
安値 22,610.00 (16:40) 前日終値 22,650.00 (19/10/23)

 

 

 

① ""東京マーケット・サマリー・最終(23日)””

2019/10/23 18:15

 
  ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値    

  <外為市場>                   

🌼    ドル/円<JPY=>       ユーロ/ドル<EUR=>        ユーロ/円<EURJPY=>  

午後5時現在          108.36/38               1.1122/26                    120.54/58

 NY午後5時            108.47/50               1.1124/26                    120.67/71     

💲¥   午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高の108円前半。 休日明けとなるこの日は午前に実需のドル買いが散見されたが、日経平均がさえなかったことや米長期金利が 低下したことなどで上値が重くなった。

£ 英ポンド/円は前日から約2円安となり、他のクロス円でも円高圧力 が生じた。
 


<株式市場>

 🌼  日経平均                 22625.38円               (76.48円高)

  安値─高値             22457.89円─22648.81円                           

  東証出来高               11億8961万株                                      

  東証売買代金             2兆1526億円                                           

 

☀☀   東京株式市場で日経平均は3日続伸し、終値ベースでは2018年10月18日以来約1年ぶりの高値と なった。

 続伸して寄り付いたものの、為替が1ドル108円前半まで急落し、伸び悩んだ。その後、しばらく プラス圏とマイナス圏を行き来する一進一退の展開となったが、大引けにかけては為替も戻り歩調で日経平均 もじり高となった。

  東証1部騰落数は、値上がり1531銘柄に対し、値下がりが535銘柄、変わらずが89銘柄だった。     


🌼 <短期金融市場> 17時04分現在

  無担保コール翌日物金利(速報ベース)       -0.014%   

  ユーロ円金先(20年3月限)                100.030                 (+0.005)

  安値─高値                               100.025─100.035                                   

 3カ月物TB                              -0.220                  (-0.010)

  安値─高値                               -0.209─-0.220                                          

   無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.014%になった。「信託銀行など が高いレートで調達に動き、地銀が付いていく展開だった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先 物は動意薄。
 


🌼 <円債市場>

 国債先物・19年12月限                     154.14                  (+0.07)

  安値─高値                               154.03─154.18                                       

 10年長期金利(日本相互証券引け値)         -0.140%                (変わらず)

  安値─高値                               -0.135─-0.140%                                         

   国債先物中心限月12月限は前営業日比7銭高の154円14銭と8営業日ぶりに反発して取引を終えた 。

 ただ、10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずのマイナス0.140%。英 国の欧州連合(EU)離脱に先行き不透明感が増す一方、米中通商協議進展への期待感が強まるなど、海外材 料は強弱混在。あすの20年債入札を控えていることもあり、取引は低調で方向感に欠ける展開となった。

 

 

 

 


【気象庁】 10月23日18:45分、""台風第21号 (ブアローイ) の実況と進路予想"" & ""台風第21号に関する情報 第12号””    

2019-10-23 21:50:50 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

 

(全体図)

 

 

(地域図)

 

(拡大図)

 

 

① ""台風第21号 (ブアローイ) の実況と進路予想""

     令和元年10月23日18時45分 発表

🌀➡

<23日18時の実況>
大きさ -
強さ 非常に強い
存在地域 硫黄島の南南東約160km
中心位置 北緯 23度30分(23.5度)
  東経 142度00分(142.0度)
進行方向、速さ 北北西 25km/h(13kt)
中心気圧 940hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
15m/s以上の強風域 北東側 280km(150NM)
  南西側 220km(120NM)
<24日06時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 父島の南南西約120km
予報円の中心 北緯 26度05分(26.1度)
  東経 141度50分(141.8度)
進行方向、速さ 北 25km/h(13kt)
中心気圧 950hPa
中心付近の最大風速 45m/s(90kt)
最大瞬間風速 65m/s(130kt)
予報円の半径 60km(30NM)
暴風警戒域 全域 170km(90NM)
<24日18時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 父島の北北東約210km
予報円の中心 北緯 28度55分(28.9度)
  東経 142度50分(142.8度)
進行方向、速さ 北北東 30km/h(15kt)
中心気圧 955hPa
中心付近の最大風速 45m/s(85kt)
最大瞬間風速 60m/s(120kt)
予報円の半径 70km(40NM)
暴風警戒域 全域 190km(100NM)
<25日15時の予報>
強さ 強い
存在地域 日本の東
予報円の中心 北緯 34度05分(34.1度)
  東経 146度30分(146.5度)
進行方向、速さ 北北東 35km/h(18kt)
中心気圧 975hPa
中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
最大瞬間風速 50m/s(100kt)
予報円の半径 110km(60NM)
暴風警戒域 東側 330km(180NM)
  西側 220km(120NM)
<26日15時の予報>
強さ -
  温帯低気圧
存在地域 日本の東
予報円の中心 北緯 40度20分(40.3度)
  東経 149度55分(149.9度)
進行方向、速さ 北北東 30km/h(17kt)
中心気圧 992hPa
最大風速 25m/s(50kt)
最大瞬間風速 35m/s(70kt)
予報円の半径 190km(100NM

 

 

② 令和元年 ""台風第21号に関する情報 第12号””

令和元年10月23日16時37分 気象庁予報部発表

 

 (見出し)

  非常に強い台風第21号は24日明け方から昼前にかけて小笠原諸島にかな り接近する見込みです。

👀👂 小笠原諸島では記録的な暴風が吹くおそれがあり、 猛烈なしけとなる見込みです。暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒し、 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

 

   (本文)

 [気象状況と予想]

🌀➡ 非常に強い台風第21号は、23日15時には、小笠原近海にあって、1時間におよそ25キロの速さで北北西へ進んでいます。

 

 中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径110キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。

🌀➡ 台風は非常に強い勢力を維持して、24日明け方から昼前にかけて小笠原諸島にかなり接近する見込みです。台風はその後北北東に進み、26日には日本の東で温帯低気圧に変わるでしょう。

 

[防災事項]

 <暴風・高波・高潮>

 台風の接近に伴い、小笠原諸島では、24日は明け方から昼過ぎにかけて猛烈な風が吹いて、猛烈なしけとなる見込みです。

 記録的な暴風となるおそれもあります。

また、24日は高潮のおそれもあります。 

 

📅   24日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、

  小笠原諸島    45メートル(65メートル)

 

📅  24日にかけて予想される波の高さは、  

 小笠原諸島    10メートル  です。

 

 暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。  

🌀➡ また、台風の北上に伴って、東日本から西日本の太平洋側では、

24日から台風によるうねりが入り、波が次第に高くなってしけとなる所があるでしょう。

25日から26日は東日本の太平洋側では警報級の高波になる可能性があります。

 

<大雨>

 小笠原諸島では、台風の接近に伴って、24日は雷を伴い非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。

📅 24日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、  

 小笠原諸島     150ミリ  です。

 

👀👂 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や突風に注意してください。

 

[補足事項]  今後の台風情報や、地元気象台が発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。

 次の「令和元年 台風第21号に関する情報(総合情報)」は24日5 時頃に発表する予定です。

 

 

 

 

 

 

 


【nhk news web】 10月23日17:00分、""北陸新幹線 25日に全線で運転再開 上下線で9割近くでの運行に””

2019-10-23 20:56:43 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

 

(北陸新幹線 25日に全線で運転再開 上下線で9割近くでの運行に)

 

 

 

① ""北陸新幹線 25日に全線で運転再開 上下線で9割近くでの運行に””

 

 

🚅 北陸新幹線は「長野新幹線車両センター」が浸水した影響などで、長野駅と新潟県の上越妙高駅の間で不通となり、東京と金沢の間での直通運転ができなくなっています。

📅 JR東日本は復旧作業や安全確認の見通しが立ったことから、25日から全線で運転を再 開することにしていて23日、当面、運行するダイヤを公表しました。

 それによりますと運転本数は車両不足などから上下線で合わせて14本減り、これまでの88%にあたる104本となります。

 具体的には、

▽東京と金沢を結ぶ「かがやき」は上下線で合わせて2本減り、

「はくたか」はこれまでと同じ本数 で運行します。

▽東京と長野を結ぶ「あさま」が上下線で合わせて11本減り、

▽金沢と富山を結ぶ「つるぎ」は上り線で1本減る ということです。

🚅 JR東日本は、上越新幹線に投入する計画だった車両を北陸新幹線に入れるなどの運用を検討し、「できるだけ早く通常ダイヤに戻せるようにしていきたい」としています。

 

 

 


【nhk news web】 10月23日19:31分、””川崎市 排水路逆流による浸水 約92ヘクタールに””

2019-10-23 20:43:27 | 関東 2 ; 千葉県 埼玉県 東京都 神奈川県

 

(川崎市 排水路逆流による浸水 約92ヘクタールに)

 

 

① ””川崎市 排水路逆流による浸水 約92ヘクタールに””

 

🌊  川崎市では台風19号により各地で浸水しましたが、具体的な範囲など詳細は明らかになっていませんでした。

 こうした中、 川崎市は多摩川の水が排水路などから逆流して住宅地にあふれた「内水氾濫」による浸水について調べたところ、  中原区と高津区、それに多摩区の3つの区の合わせておよそ92ヘクタールに浸水被害  が広がっていた ことが分かりました。

 調査では5つの排水路で逆流が確認され、最も広いエリアが浸水した中原区のJR武蔵小杉駅周辺の市街地などではおよそ45ヘクタールにわたっていました。

 また中には浸水の深さが2メートルに達したところもあったということです。
 川崎市は被害が拡大した要因は調査中としていますが「多摩川の水位が観測史上最大と、異常に上がってしまったことが原因と考える。排水路の水門操作の基準も今後検証が必要だ」としています。

?? このほか川崎市では高津区で多摩川の支流があふれて浸水する被害も出ていますが、詳しい範囲はまだ分かっておらず、浸水エリアはさらに広がる見込みです。