<朝イチ情報;相場の読み筋>2月20日
更新 : (更新予定時間:8:30頃)
19日の米国株式は、NYダウが前日比115.84ドル高の2万9348.03ドルと4日ぶりに反発、ナスダック総合指数が同84.437ポイント高の9817.180ポイントと3日続伸して取引を終了。ナスダック総合指数は3日続けて史上最高値を更新した。
出来高概算は、ニューヨーク市場が8億2911万株、ナスダック市場が23億9460万株だった。米1月住宅着工件数が年率換算で156万7000件となり、市場予想平均の同142万8000件を大きく上回った。新型肺炎による米経済への過度な警戒感が後退。中国政府による景気への支援策期待も支えとなった。
NYダウ採用銘柄では、ゴールドマン・サックスやウォルト・ディズニー、インテルなどが、値上がり率の上位に入っている。
20日の東京株式は続伸後、堅調な展開か。
20日の東京株式は続伸後、堅調な展開か。
日経平均株価はきのう19日、5日ぶりに反発。現地19日の米国株式が上昇したこともあり、買い先行のスタートになろう。米国株式が高値圏にあるなか、日本株の出遅れ感が意識されそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半(19日終値は110円11-12銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の前半(同118円94-98銭)と円安方向に振れている。円安を背景に、輸出関連銘柄を中心に見直しの動きが進むとみられる。
19日のADR(米国預託証券)は円換算値で、パナソニック<6752.T>、TDK<6762.T>、アドバンテス<6857.T>などが、19日の東京終値に比べ高い。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比215円高の2万3585円だった。
<きょうの個別材料>
○プラス材料
AOITYO<3975.T>―20年12月期の連結業績は、2ケタの営業増益を予想
<きょうの個別材料>
○プラス材料
AOITYO<3975.T>―20年12月期の連結業績は、2ケタの営業増益を予想
ブロッコリー<2706.T>―20年2月期の期末一括配当予想を従来の24円から26円(前期実績26円)に引き上げ
●マイナス材料
協立情報通信<3670.T>―個人客向けの携帯電話販売台数の減少傾向が続き、20年2月期の連結業績予想を下方修正
ジーフット<2686.T>―20年2月期の連結損益予想を修正、赤字幅が拡大見込みに
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
<きょうの狙い>
更新 : (更新予定時間:8:30頃)
キャリアリンク<6070.T>は19日大引け後、20年2月期の連結業績予想を増額した。
営業利益は前期比3.4倍の6億4000万円と増益幅を拡大させる。連続増益となる。今年1月時点の予想は同3.2倍の5億9500万円だった。
業務効率化や事務所移転による賃借料の削減などに加え、来期以降に向けての情報システム投資や採用強化策の実施面で費用削減に努めたこも寄与する。
ビジネスプロセスの業務請負、人材派遣が主力。
19日の終値は前日比15円高の557円高値引け。
営業利益は前期比3.4倍の6億4000万円と増益幅を拡大させる。連続増益となる。今年1月時点の予想は同3.2倍の5億9500万円だった。
業務効率化や事務所移転による賃借料の削減などに加え、来期以降に向けての情報システム投資や採用強化策の実施面で費用削減に努めたこも寄与する。
ビジネスプロセスの業務請負、人材派遣が主力。
19日の終値は前日比15円高の557円高値引け。
<ダイジェスト>
長瀬産、柑橘由来のエイジングケア化粧品素材を発売
更新 : 20/2/20 7:32
長瀬産業<8012.T>は18日、柑橘由来のエイジングケア化粧品素材「グルコシルナリンギン」を3月31日から販売すると発表した。
「グルコシルナリンギン」は林原(岡山県岡山市)の酵素技術により開発されたもので、製造は林原が行う。林原では、独自の酵素技術により柑橘由来の「ナリンギン」にグルコースを結合させた「グルコシルナリンギン」を開発。その結果、水溶性が大きく改善したことから、植物由来の新しい機能性化粧品素材として幅広い利用が可能となったとしている。
19日の終値は、前日比6円安の1452円。
「グルコシルナリンギン」は林原(岡山県岡山市)の酵素技術により開発されたもので、製造は林原が行う。林原では、独自の酵素技術により柑橘由来の「ナリンギン」にグルコースを結合させた「グルコシルナリンギン」を開発。その結果、水溶性が大きく改善したことから、植物由来の新しい機能性化粧品素材として幅広い利用が可能となったとしている。
19日の終値は、前日比6円安の1452円。
IHI、インドネシアでスララヤ石炭火力発電所8号機の他社製ボイラ火炉壁の改修工事を受注
更新 : 20/2/20 7:33
IHI<7013.T>は18日、インドネシアの現地発電所保守運営会社コギンド社と共同で、同国の国営電力会社PLN社の子会社インドネシアパワー社が運営するスララヤ石炭火力発電所8号機(62万5000kW)の他社製ボイラ火炉壁の改修工事を受注したと発表した。
スララヤ石炭火力発電所(出力合計402万5000kW)は、首都ジャカルタから西に約120Kmに位置する、同国にとって最も重要な発電設備のひとつ。同社が更新を担当する火炉壁は、ボイラの中でもさまざまな損傷が起こりうる部位で、同工事は設備の安定運転のために適切な処置が必要とされる重要工事になるという。
19日の終値は、前日比18円安の2711円。
スララヤ石炭火力発電所(出力合計402万5000kW)は、首都ジャカルタから西に約120Kmに位置する、同国にとって最も重要な発電設備のひとつ。同社が更新を担当する火炉壁は、ボイラの中でもさまざまな損傷が起こりうる部位で、同工事は設備の安定運転のために適切な処置が必要とされる重要工事になるという。
19日の終値は、前日比18円安の2711円。
ホンダ、ホンダモビリティソリューションズを設立
更新 : 20/2/20 7:34
ホンダ<7267.T>は18日、日本におけるモビリティサービス事業の企画立案および運営を担う事業会社として、ホンダモビリティソリューションズを同日に設立したと発表した。
ホンダモビリティソリューションズでは、自動運転モビリティサービスや、ロボティクス・エネルギーなどを組み合わせた新しいサービスを提供することで、交通弱者への対応や、渋滞・排ガス・交通事故といった社会課題の解決、移動の利便性の向上を目指すとしている。
19日の終値は、前日比2円安の2975円。
ホンダモビリティソリューションズでは、自動運転モビリティサービスや、ロボティクス・エネルギーなどを組み合わせた新しいサービスを提供することで、交通弱者への対応や、渋滞・排ガス・交通事故といった社会課題の解決、移動の利便性の向上を目指すとしている。
19日の終値は、前日比2円安の2975円。
NEC、東京2020ゴールドパートナーで新たに「業務用無線システム」のカテゴリーで追加契約を締結
更新 : 20/2/20 7:34
NEC<6701.T>は18日、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会とのパートナー契約である「東京2020ゴールドパートナー」において、新たに「業務用無線システム」のカテゴリー追加契約を締結したと発表した。
今回の追加契約で、東京2020における同社のスポンサーカテゴリーは、パブリックセーフティ先進製品(生体認証、行動検知・解析、ドローン)、ネットワーク製品(SDN、有線ネットワーク、無線ネットワーク)、業務用無線システムが対象になるという。
19日の終値は、前日比45円高の4770円。
今回の追加契約で、東京2020における同社のスポンサーカテゴリーは、パブリックセーフティ先進製品(生体認証、行動検知・解析、ドローン)、ネットワーク製品(SDN、有線ネットワーク、無線ネットワーク)、業務用無線システムが対象になるという。
19日の終値は、前日比45円高の4770円。
富士通、ローカル5Gの無線局予備免許を関東総合通信局から付与される
更新 : 20/2/20 7:35
富士通<6702.T>は18日、国内初となるローカル5G(第5世代)の無線局予備免許を関東総合通信局から同日に付与されたと発表した。
今回の予備免許取得により、ローカル5Gの電波を発する無線局を富士通新川崎テクノロジースクエア(神奈川県川崎市)に設置し、ローカル5Gネットワークシステムの検証を行う。今春には、同拠点内に顧客やパートナー企業とローカル5Gを活用したユースケースを実証する場として、「FUJITSU コラボレーションラボ」を開設する。また、自社の他の事業所や工場およびグループ会社においても、順次、ローカル5Gの免許を申請し、製造業をはじめとしたさまざまな業種の顧客の業務革新に向け、ローカル5Gのネットワーク構築および最適な活用を支援することで、顧客のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献するという。
19日の終値は、前日比330円高の1万2680円。
今回の予備免許取得により、ローカル5Gの電波を発する無線局を富士通新川崎テクノロジースクエア(神奈川県川崎市)に設置し、ローカル5Gネットワークシステムの検証を行う。今春には、同拠点内に顧客やパートナー企業とローカル5Gを活用したユースケースを実証する場として、「FUJITSU コラボレーションラボ」を開設する。また、自社の他の事業所や工場およびグループ会社においても、順次、ローカル5Gの免許を申請し、製造業をはじめとしたさまざまな業種の顧客の業務革新に向け、ローカル5Gのネットワーク構築および最適な活用を支援することで、顧客のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献するという。
19日の終値は、前日比330円高の1万2680円。
KDDI、ブロックチェーン上に発行するデジタル通貨に関し共同検証
更新 : 20/2/20 7:35
KDDI<9433.T>は18日、同社およびauフィナンシャルホールディングス、ウェブマネー(東京都港区)、ディーカレット(東京都千代田区)と、2月18日から28日の期間中、ブロックチェーン上に発行するデジタル通貨に関する共同検証を実施すると発表した。
共同検証では、ブロックチェーン上にデジタル通貨を発行し、「発行-流通-償却」にまつわる業務プロセスの一部と決済処理について、スマートコントラクトを用いた技術的な検証を実施するとともに、将来的な実用化に向けた課題の洗い出しを行うという。
19日の終値は、前日比5円安の3390円。
共同検証では、ブロックチェーン上にデジタル通貨を発行し、「発行-流通-償却」にまつわる業務プロセスの一部と決済処理について、スマートコントラクトを用いた技術的な検証を実施するとともに、将来的な実用化に向けた課題の洗い出しを行うという。
19日の終値は、前日比5円安の3390円。
大和ハウス、米国で商業施設事業を開始
更新 : 20/2/20 7:37
大和ハウス工業<1925.T>は18日、米国において、商業施設事業を開始したと発表した。
同社はその第1弾として、カリフォルニア州アーバイン市内の商業施設「TRADE(トレード)」を取得し、運営管理を開始した。「トレード」の運営管理は、現地法人のダイワハウステキサスを通じて行うもので、管理運営は全米大手の不動産会社Lincoln Property Companyグループに委託した。今後、同社は米国で、現地法人を通じ商業施設や賃貸用不動産などを購入・開発するとともに、グループのスタンレーマーチン社の戸建住宅事業を合わせ、22年3月期に売上高1550億円を予定しているという。
19日の終値は、前日比77円安の3266円。
同社はその第1弾として、カリフォルニア州アーバイン市内の商業施設「TRADE(トレード)」を取得し、運営管理を開始した。「トレード」の運営管理は、現地法人のダイワハウステキサスを通じて行うもので、管理運営は全米大手の不動産会社Lincoln Property Companyグループに委託した。今後、同社は米国で、現地法人を通じ商業施設や賃貸用不動産などを購入・開発するとともに、グループのスタンレーマーチン社の戸建住宅事業を合わせ、22年3月期に売上高1550億円を予定しているという。
19日の終値は、前日比77円安の3266円。
ファーストリテ、ユニクロとジーユーでショッピングバッグを有料化し1枚一律10円で販売
更新 : 20/2/20 7:37
ファーストリテイリング<9983.T>は18日、グループのユニクロとジーユーが4月1日から、国内全店舗でショッピングバッグを有料化し、1枚一律10円(税抜)で販売すると発表した。
同社は19年9月から、プラスチック製ショッピングバッグを順次、FSC認証(森林認証)を受けた紙または再生紙を使用した環境配慮型の紙製へと切り替えを進めてきた。今回、ユニクロとジーユーの国内全店舗に紙製ショッピングバッグが導入されるのに合わせ、ショッピングバッグの有料販売を開始し、さらにマイバッグの利用促進と、ショッピングバッグ全体の使用量削減に努めるとしている。
19日の終値は、前日比1090円高の5万9990円。
同社は19年9月から、プラスチック製ショッピングバッグを順次、FSC認証(森林認証)を受けた紙または再生紙を使用した環境配慮型の紙製へと切り替えを進めてきた。今回、ユニクロとジーユーの国内全店舗に紙製ショッピングバッグが導入されるのに合わせ、ショッピングバッグの有料販売を開始し、さらにマイバッグの利用促進と、ショッピングバッグ全体の使用量削減に努めるとしている。
19日の終値は、前日比1090円高の5万9990円。