最後のロリータ・・・ヘッ？

最後のロリータ？・・・なんだろうと思って開いたら最後のロータリーの間違いだった。

これってロリータかな？

ロリータコンプレックス・・・通称ロリコンと言うとあんましと言うよりも全く良く無いイメージなんだが、男の中の本能が処女性を求める所に根ざす性じゃないかと思うんで、これは男なら誰だって持っているんじゃないかい？
いや、理性がNOと言わせているだけで・・・あんた、若いのは嫌いかい？　嘘つけぇ。

話題の車P&B：マツダ　ＲＸ―８

最後のロータリーでまもなく発売終了で後継者も無し、と・・・ローターリ車の最後です。
おっさんはローターリー車は所有した事は無いんだけれども、サバンナと言う名前の13Bエンジンの車を借りて乗り回していた・・・ガソリン代さえ気にしないんなら殆ど最強だった。

で、この記事の中に若者が車を買わなくなった、と嘆いているんだけれども、その理由は沢山ありすぎて一寸一言でこれですとは言えないとおっさんは思う訳だ。

若者は金が無い・・・おっさんが初めて車を買った時には収入の当ても無いのに月賦で買った。
当時は銀行に行って丸専手形を切ってもらい月賦で払うのが主流だった。
車を買えば月賦の支払いと税金やら保険やらガソリン代で稼ぎの大半は消えて行った。
休みの日にはドライブに行きたいと言っても車にはガソリンが入っていなくてどこへも行けない、なんて事も多かった。
それでも、車を洗ってワックスを掛けては眺め、自分で出来る整備は部品を買って手入れをする宝物だった。

若い頃、欲しいものは山ほどあった。
映画に出てくる格好の良い俳優の服装に憧れ、テレビの歌手の其れにも憧れたが、それが虚の世界である事など気付くはずも無く、なんとかして金を手に入れてあんな風になってやる、と宛も無く思っていた。
現実は、毎月ペラペラの給料袋から支払いを済ませると金は手元に無くなっちまうのだが。

車の一番の役目はナンパだった。
どんなボロ車でもタイヤが四つあってエンジンが載っていて走ってそれで街を流せば、何かかにか釣れた。
一家に一台車があるのが普通になる少し前の時代だったからボロ車でも効き目があったんだけれども、今なら値踏みされて鼻くそだろう。
ナンパして女を乗せたら後はいかに上手く事を運ぶかなんだが、若くてビンビンなんでガッついて逃げられる事も多かった。
いや、狭い仙台で同じ車で何度も番町を流してナンパする訳だから力づくでやっちまったなんて噂が流れたら誰も寄り付かなくなる。

こうして見ると車が要らない時代なんだろうな・・・街で女の子を軟派するなんてのはフー族や飲みやのスカウト位のモンなんだろう。
しかし、ンじゃぁドーやって女の子を見つけるのか？　
おっさんPCのそう言うのには全く疎いんだけれども、PCで見つけるたって、生のご対面無くして何が解るのかね、不思議だ。

まっ、ナンであれ、最強のナンパの武器であった車にその価値がなくなっちまったとすれば、借金して迄持つ事も無いかもなぁ。
300万以上のマツダ　ＲＸ―８を買って月賦払うんなら、その金で現実的な遊びをするという事なんでしょうか？
しかし、車から遊び心を抜いたら実用性しか残らない訳で、将来は目的別の車種で、軽と箱車でお終いか？

暇だなぁ・・・弁当食うかな？

おっさんの仕事と言えば店番なんだけれども、相も変わらず暇で客は来ない・・・売り上げ無いお金無い・・・借金ならナンボでも有んぞぉー。

先日、乗り継ぎの関係で香港でストップオーバーして来たんだけれども、あの都市はおっさんには一寸無理だ。
何が悲しくてタケノコか鉛筆のようなとんがった高層ビルに住むんだか理由が解らない。
周りの山は低いけれども急峻で平地が無いから、と言うんだけれども、観光と金融以外にさして産業も無い島に何が面白くてへばりつくように暮らすのか、おっさんには理解不能であります。
まっ、都市というのは人間の脳内で作られた案が具体化しているのでとても理解しやすいと言える訳で、己の脳味噌の知識と理解の域を超えた自然に違和感を感じるタイプの人間には住みやすいのかも知れない。
しかし、モノの見事に林立する高層ビルは見事というよりも空恐ろしさを感じた。
しかも、この年代になっても高層ビル建築の足場は竹で組んでいる訳で、流石に中国人だわ、と感心する。


百何階建て？世界で二番目？地震が恐くて夜寝られないな

暇だったんでブラブラしながら不動産屋らしき店の張り紙を見てブッ魂消た。
マンションが日本円で20億円とか、普通に写真入りで並んでいる・・・いや、一棟じゃなくて一室ですからね。
香港てのは金持ちしか住んでいないんでしょうね・・・少なくてもおっさんの収入では物置も買えないでしょう。
で、販売価格の下にマンスリーの賃貸価格も出ているんですけれども、家賃150万円とかフザケんじゃねぇ、と言う価格な訳です。
これだもの、飯食ってもナニしても高い訳だわ・・・気違いだよこの都市は、と思いました。


羊腸ナントカ鍋、と変な漢字で書かれていました

飯を食いたくてうろうろした。
しかし、香港の繁華街のレストランとかは日本の街の一寸した食堂の価格とかわら内どころか、下手に広東料理とかの看板を掲げて観光客いらっしゃーいとやっている店では半端じゃなく高い。
何を食いたいという事も無かったんでハンバーガーでも良かったんだけれども、これがとんでもなく混んでいて座る場所が見当たらない。
街角に座り込んでハンバーガーを食える程きれいな街ではなく、雑踏と人混みで滅入っちまうのだった。
暫く適当に歩いていたら少し寂れた感じの雰囲気に変わって、辺りのビルがだいぶ古びて来た。
そこに「鍋屋」があった。


食い終わった鍋の雰囲気は一寸アレですが

庶民的な雰囲気の鍋屋を見つけて近づくと店の前の歩道にもテーブールが出ていて中国人らしき男達が肉の鍋を突いていた。
見れば野菜も入って美味そうだったので店内に入り表の鍋を指差して注文した。
おっさん広東語は一言も解らない・・・ありがとうのシェシェは北京語らしく広東語の香港ではそれも違うようだし。
一寸前迄はイギリス領なんだからおっさんのキングズイングリッシュが堂々と通じると思っていたので少し面食らった。
しかし、英単語と身振り手振りで何とか鍋とビールの注文を済ませた。

鍋は、羊の骨を煮込んで出汁をとっているらしくそれらしい匂いと、漢方薬のようなスパイスの香りがして美味かった。
おっさんの具は牛肉だけだったが、他の人達は魚介類も入れていた。
甘ったるい中国ビールをドンドン飲みながら熱々の肉をはふはふと食って、隣のテーブルの労働者風の男達にダメ元で話しかけてみた。
すると、割ときれいな英語が話せる上に片言の日本語迄飛び出した。
色々聞くと、おっさんのホテルの場所は旧い街で今時の繁華街は地下鉄沿線で海の方なんだとか。
そして、ムフフとかウフフな飲み屋を捜しても一見の旅人には無理なんで危ないから止めろ、と忠告された。
手っ取り早い其れはマンションの一室でドーとかコーとか教えられたが、おっさんは呑み屋を知りたいのでそう言うのは要らないが、情報として承った。
ビールは飽きたので他の酒は無いのかと聴くとアルコールはビールだけというのでお終いにした。
ビール大ビン5本と肉鍋2人前食って2000円でした。


一枚だけこっそり撮った店内

タクシーでホテルに戻る途中にバーの看板を見つけて車を降りた。
店に入ってみると、ものすごいタバコの煙と喧噪で一瞬止めようかと思ったが一杯やって見物したくもあり空いていたカウンターに座った。
若くて可愛い女の子がやって来て注文は何かと聴いた・・・たぶん、そうだと思う。
英語で水割りを注文すると、氷を入れたバケツにビールの小ビンを8本入れて持って来た。
壁に、３本飲んだら１本サービスと書かれたキャンペーンのポスターが貼ってあった・・・たぶん、そうだと読んだ。
いや、こんなに飲めないから水割り一杯で良いんだから、と英語で言うと男の店員を連れて来た。

店の正面スクリーンはカラオケの歌詞を映していてどこかで女性が中国演歌を歌っていたが手とも上手だった。
しかし、あちこちでテーブルに何かを叩き付ける音がバシっ、ドンっと響き、音の後には嬌声が響きカラオケは良く聞こえなかった。
大きな音の源は壷にサイコロを入れてテーブルに叩き付けている事が解った。
サイコロ博打の一種なのだろうが、男も女もどのテーブルでも漏れなく其れをやっている。
店内の観察は面白いのだがタバコの煙に負けて退散した。


流石イギリス領香港・・・旧いジャガーです

翌日、暇なんで少し観光しようとタクシーに乗った。
いや、地下鉄が安くて便利なのは下調べで解っていたが飲み過ぎが祟ってか体が怠かった。
タクシーに乗って日本人が一番最初に行く観光地と言ったら「スターアベニュー」とか言う港のそばに連れて行かれた。
ああ、テレビでよく見た光景だ、と思ったが、相変わらずどこを見ても高層ビルばかりの景色に辟易するばかりだった。

真っ昼間だったけれど一杯やるしか間が持たないと決め、タクシーを拾って「酒の飲める所」と言ってみた。

大阪が羨ましい

大阪市長選挙なんて宮城県民で仙台市民のおっさんには関係ないんだけれども、橋下ガンバレ、と応援したくなっちまう。
普通は屁みたいなキレイゴトしか事しか言わない地方選挙で橋下はマトモに政策を述べているのがとても宜しい。
宮城県とか仙台市は官僚的な人しか当選しないで面白くも何ともない訳で、日々何事も変化無しが好まれる訳です。
変化無しで旧態依然としているという事は取り残されているという事なんですけれども、何も変わる気配はない。
そこへ行くと名古屋とか大阪はやっぱし違うなぁ、と、思う。
戦国時代を見ても外様の伊達なんて屁な訳で、尾張徳川は御三家の筆頭・・・やっぱし歴史的な格が違いすぎるな。
秀吉の大阪城・・・大した天守閣も持たなかった青葉城とはやっぱし土台が違うんだろうな。
いや、名古屋の市長も謀反を食らって大変らしいし、橋下が市長になっても抵抗が強くて何も出来ないかも知れないけれど、しかし、このままではダメだという一般平民に一縷の望みを抱かせる政治家が他に居ないんだから、橋下には惹かれて当たり前と思う訳です。

ニューヨークのデモは日本でも時折ちらりと報道されますが、日本のニュースの扱い程度のことではなく、アメリカの病んだ部分の病巣をさらけ出しているのが実態だと思う訳です。
しかも、事はニューヨークだけではなく全米で起きている訳で、オバマも政府も信用されていないのが解る訳です。
アメリカは末期症状を呈している訳で起死回生の一発を夢見てか、日本に残っている富の収奪に乗り出した訳です・・・TPPですね。
しかし、野田をはじめとする政府側の人達は、一般国民がこれほど懸念しているTPPを何の説明もせず、国益を鑑みの一言で勧めている訳です。

第二次大戦に突っ込んだ時の日本と何も変わらない・・・あの時もアメリカの仕掛けに乗せられて悲惨な目に遭っているのに、また同じ伝手を踏もうとしている。
で、おっさんらの下々の平民でも懸念するTPPのISD条項を野田は知らなかったと答弁している訳ですが、これは嘘で詭弁でしょう。
ここに、アレを思い出す訳です・・・日本帝国海軍の上層部と、今の内閣に似た匂いを感じる訳です。
おっさんは日本帝国海軍の内情なんて何も知りませんが、しかし、東京裁判の記録を読むとやっぱし不可解であります。

A級戦犯に海軍軍人がいないのわなぜですか？

まっ、上記のリンクは阿修羅なんで信憑性はナンともカントもと疑われる方も居ると思いますが、A級戦犯が居ないというのは事実であります。
で、昭和から今日迄、戦争映画は沢山作られていますが海軍の映画は負け戦でもカッコ良く、悪役日本のイメージは少ない訳です。
しかし、陸軍が主役の映画はどこか泥臭く、上官は鬼で兵隊は苦役にこき使われ、無駄に死に、敵に対しては残虐に描かれているとおっさんは思う訳です・・・偏見ですか？

と、言う事で、野田以下、日本政府の中枢の面々はTPPの中身も十分熟知した上に、アメリカの書いた絵図面を実行するには技術的にどうすれば良いのか、それを考えている官僚と、今後どうやって日本をアメリカに差し出すのか、決まっているんじゃないんですか？