春の野良写真
すみれ? いや、撮っちまうのよ、意味も無く
本日はオリムパスのTG630なんだけれども、逆光に滅法弱いんだね
桜だもの、見たら通り過ぎる訳に行かないでしょ?
山つつじ? 一輪だけ咲いてた 寂しそうだったな
これ、なんちゅうの? キャバクラの娘みたいな花だなぁ
いや、コレには参った、狙った葉っぱピンと来てないんだもん
これもピントずれてる いや逆光なんで液晶見えないんです
葉脈が美しいと思ったんですが つまんねぇ、です
露出が分らなくて、暗すぎると思うんだけど
現物は、葉っぱがね、クスクスって、笑ってるように見えてたんだけど
やっとピントが当たったって感じ?
マニュアル露出、出来るらしいんだけれども、メンドクセぇ
なんか、命張ってんなぁ、頑張ってんなぁって感じるんだよね
ずーっと見ててごらん・・・顔に見えない?
咲いた・・・そして、終わったって感じ? 疲れたよね?
ジッと見つめてごらん・・・なも起きないけど
こっそり一輪手折って持ち帰りたいほど愛らしかった
田圃で婆様が座り小便してるかと思ったら案山子だった
空が青すぎて・・・青い空って、見つめてると悲しくなんない?
田圃道から裏山までの散歩コースを、コンデジ・オリムパスTG620をぶら下げて歩いて来ました。
いや、午前中は荒れ模様の天気で家でモゾモゾしていたんですけれども、午後から日差しが戻りまして、モグラは止めて外に出た訳であります。
撮るべきものもたいして見つからず・・・なんか、虫と言うか、アブやハチが少ないような気がするんだよねぇ。
タンポポがみっちり咲いているのに、どの花も空き家と言うか留守と言うか、誰も蜜を求めて来ていない。
スミレなんかにも虫が居なくて・・・まっ、今は桜が咲いてるからかも。
四枚目の写真の花・・・名前忘れちまったけど、ホントに派手だよねぇ。
見た瞬間にその昔、足繁く通ったキャバクラのオネェちゃんを思い出しちまったもの。
で、カタクリが終わってその次の花は・・・山つつじか? それが未だ早くて、先週よりも被写体的には少ない感じ?
カメラもってカタクリやら撮りに来た人も多かったようだけれども、遅すぎましたね。
でも、咲き終わったと言いますか、枯れ掛かったカタクリの風情も西日で見ると絶品です。
侘びと寂びの極致とでも申しましょうか・・・抱きしめたくなるほど美しいですが、それは、悲しい美しさであります・・・女の一生みたいだな、なんてね。
で、先週は木の芽で撮ったものが若葉になって開いて、それが西日に透かされて初々しいと言いますか、瑞々しいと言いますか・・・ああ、若いんだなぁ・・・芽吹きだもんなぁ、と、ため息が出る訳です。
そして、これからグングンと伸びるであろう若葉に嫉妬さえ感じちまう・・・歳だわ。
帰り道の田圃の脇で椿の花を見つけたんですけれども・・・一発で惚れちまいました。
なんと申しましょうか・・・清楚と言うのとも違うし、さりとて華美な彩りでもなく・・・ああ、触れなば落ちんと言う女の色気でありましょうか?
でもアレです・・・良い女を間近に見ようと思うと高くつくか、危ない思いをするか? まっ、ナンでアレ、良い女は厄介なんで椿の花を愛でてため息つくくらいがおっさんには似合っているなと思います。
案山子かな?と思ったら、田圃で婆様が座り小便をしていたんですけれども・・・ありゃぁ、今日は婆様の座り小便を良く見る日だな、と思ったら、今度はホントの案山子でありました。
いや、他愛無い、と言うか、くだらない写真ばかりなんですけれども、ナンだか、そこかしこに春が転がっているようで嬉しかったもんですから、勢いで出しちまいました。