じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

後白髭山は遠かった

2013-08-04 16:59:25 | ツーリングと山と温泉
梅雨明したからな、って気象庁が言うのを真に受けて後白髭山に行ったんだけれども、今までのグズグズ天気と何処が違うのか? 梅雨明したのか? ホントーだな? 騙していないよな? と、疑いたくなるほどに鈍曇りで、ほとんどズーっと霧の中でありました・・・まっ、暑くなくて良かったとも言えますが。

ああ、そう言えば、当地では本日午後12時半頃結構な御点前の地震が有ったんですって? 我が家は震度5弱とか・・・その時間には下山に向かっていたんだが、なぁ~んにも感じなかったなぁ。

あっ・・・後白鬚山は遠かったの意味なんですけど・・・本日は近来稀に見る絶不調でして、ホントに死ぬ気で歩いて来たと言う事で、とても遠かった訳です。

どんだけ辛かったか、不調だったかと言うと・・・暑さ対策と水分補給に缶ビールを二本持って行ったのに一本しか呑まずに来たと言う事で察しがつきますね。



おい、カブッチぃ~ なんでこんな所で寝てるんだぃ? なにっ? 倒けたぁ? おっさん、バイクを転したのかぁ? 大雨で林道が大荒れだってか? 石ころだらけだってか? 砂が溜まっていたってか?
おっさんもヤキが回ったなぁ~ ええっ? カブッチよぉ~ 乗り手がヘボだと苦労するよなぁ~



アサギマダラは好きな蝶です。
なんて言うんでしょうか? 見て美しい、楽しい蝶は他にもたくさんいるんですけど、アサギマダラは撮らせてくれるんです。 近寄ってもなかなか逃げずに、上手く寄ればホントに近くで撮らせてくれます。



好きな理由と言うか、馴染む理由に、いつも身近に居るってあるよね。
アサギマダラはそんな蝶で、夏のこの時期にあそこへ行くと確実に居て、そして、良い感じで撮らせてくれる。アレ・・・まっ、男と女のそんな感じに似ていなくもない? 



じつは、アサギマダラが好きだとか宣うわりには何も知らない訳で、例えば、一つ前の個体とこれとで羽の色が違うんですけど、それは個体差なのか? それとも雄雌とかあるのか? いつも不思議に思うんですけど、調べる気にはなりません・・・知ってドーする? と。



本日はオリムパスのTG620一個しか持っていません。 やっぱしマクロで思った所へピントを決めるのは至難の業で・・・無理かも。 で、この花の大きさは5ミリ程度なんですが、スーパーマクロモードで拡大気味に撮ってるんですけど、ピントがきてませんね。



タマゴタケ・・・食用で美味いと言う人も居ますが、見た目がアレなんで喰ったこと無いです。 と、言うよりも、一本や二本もって帰ったって喰いようが無いでしょ?



こいつは端正な出で立ちではありますが、おっさんの記憶違いでなければ、けっこう有名な毒キノコですぜ。 なんて言ったっけかなぁ? 天狗茸だったと思うんだけれどもねぇ~・・・喰ってみれば分かる?



これも散々粘って、これだけで10枚以上撮ってるんですけど、思ったより暗い所なんでシャッタースピード50とかで、手ブレするよのマークが出たりする訳です。 で、被写体の花はやっぱし1センチに満たない小さな奴なんで、屈んで手を伸ばして撮るんですけど、ピントがこないのもアレですが、手ブレするんですね・・・悔しいわぁ~。



モスラの孫ですか? 森の中でこの手の真っ白な蛾なんかがゆらゆら飛んでると、なんとなく、あっ、誰か死んだか? なんて事を思うんです・・・いや、これホント。 で、逆に、誰かの生まれ変わりで会いに来たのか? なんて事を思ったりもする訳です。



これ、食える茸だとしても喰いたくないタイプ。 でも、よく見ると、子供の頃に駄菓子屋で売っていた、黒パンに砂糖が掛かったアレ・・・アレに似てなくもない・・・けど喰いたくないタイプ。



名前も知らない地味で小さな蝶々・・・こう言うのを見てると、生き物の存在意義って、なんだろなぁ~なんて事を思う訳です。 きっとこの蝶はナニも考えていないだろうし、明日の天気なんてのも気にしていないし。 おまえって、とても自由だな、とか話しかけてみたりする訳です。



まだ紅葉には気が早いだろう? なんて思いつつ歩くんですけど、しかし、ナナカマドは言うに及ばず、色んな木の葉がじわりじわりと色づき始めてまして・・・あとひと月と言わずに、山は秋ですよ。 今は夏の終わり・・・山頂のアキアカネが下におり始まったら秋です。



ハナアブが小さな花に潜り込んで蜜を集めていますね。 この花は蔓で伸びてまして、なんかアサガオみたいな葉ツパなんですよね・・・と、興味を持つのはその時だけなんで調べたりはしませんけど。



宝石のように輝いていた赤い実・・・喰ったら美味そうでしょ? 喰ったと思う? うん・・・二度と喰わない誓います。 この辺熊も多いのに喰ってないと言う事は、そう言う事なんでしょうねぇ? 時期かもね?



今日一番の「惚れてまうやろう~」の花でした。 アジサイみたいな感じで、花びらがか弱い感じにもかかわらず、それでいて芯の強そうな清楚な感じ・・・ああ、おっさんの人生では出会っていないタイプだなぁ~と。



で、花びらを一つ見ても素敵ですし、なおかつ、小さなつぼみたちも可愛らしくて、見てると楽しくて浮き浮きしちまいます。 女学校って忍び込んだ事も無いんですけど、幼稚園から大学まで女子校なんてのは、こんな感じなんじゃないかな? と、山の中でおっさんが一人、不気味に妄想する訳です。



会社命令で、とか、好きな女の子に、これ喰え!!!と言われたらドーしますか? いや、意外と喰えたりしてね? 毒キノコほど普通の感じで印象は悪くないそうですから・・・こう言う個性的なのは意外と大丈夫難じゃないんですか? 私は喰いませんけど。



やっぱしピントが甘いっすねぇ~ 蟻さん3~4ミリですから花びらは1ミリ程度ですか? 一眼レフにマクロレンズ・・・でも多分ダメだと思いますよ。 老眼でピントの山分からないですもん。



これもピントダメですねぇ~ ハエさん3ミリ程度・・・何回もカメラ動かせばハエが逃げるし・・・紅いハエって、珍しくないですか? ハエじゃないのかも? これでも蜂だったりして?



こう言う、周りにナニも無い状態で、しかも、相手が1センチ以上あれば簡単にピントは来る訳です。 で、ピントがちゃんと決まればTG620 特価で9000円程度のカメラでもそれなりに撮れるんですけど・・・ああ、そーかぁ、白に弱いのかも?



ミツバチなんですけど・・・これだと1.5センチも有るんでピントがきっちり来ます。 しかし、今度はミツパチの動きが速くてブレルんで、これは、何度もミツバチがとまった花に置きピンで待ち伏せして撮りました。



真剣に蜜を集めている時には少しくらいカメラを振って近寄っても逃げないんですね。 と、言うか、ずっと同じ場所に座っていたら、トンボもハエも蜂もおっさんを無視しだして、勝手に集ってブイブイとやってました。



ユウレイグモみたいなのがウリハムシのようなモノを捕らえました。 ウリハムシは動かない所を見ると毒でも刺されたんでしょうか? しかし、見た目はきゃしゃで弱っちそうなのにやっぱしクモなんですね。 肉食なんですね。



よく分からない蔓が、なんだか判らない木に絡んでいるんですけど、木はすっかり蔓の形に翻弄されて人生が曲がっちまっているんですけれども・・・木の方は真っ直ぐに生きたかったと、蔓を恨んだりしないようです・・・そう言ってましたよ。



長雨で登山道の水はけの悪い所は、グッチャぐちゃのネッチョねちょで、ズッポずぽです。



これ、蛾です・・・よぉ~く見てください。 顔に目も有りますから。 いや、飛んで来て止ったから分かりましたけど、だまって葉っぱの上に居たら分かりませんでしたよ。
だから、こう言うのを見ると思う訳です・・・存在の理由とか、生きてる意味とか、を。



白骨のようだと言うのはアレです・・・ベタ過ぎてダメですね。 はじめ、枯れたんですね。 そして、長い年月、風雪に晒されてこうなったんですね。 まっ、色が抜けたのは紫外線ですから、なんて解釈は味気ないんで要りません。 こう言うのを見ながら山道を歩くと、無情を感じちまう訳です。



最後に、また、アサギマダラです。 行きも帰りも同じ場所で撮りました・・・盆過ぎにはまた南に帰って行くらしいです。 

コメント (2)
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