じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

野良写真(春の山野草)2

2014-04-13 17:54:57 | 写真

権現森に行ってみた


熊に注意って,狸も居なくなった里山なんだけど


春の麗らかな陽射しを浴びて赤松の森へ


秋の残りを見つけた


間伐で切られた赤松の幹に生えてたキノコ(美味そうだったが)


スミレの仲間か?


コレもスミレの親戚か?


これはカタクリですね!


これもカタクリですね!!


カタクリの群生です!!!


これだってカタクリですから!!!!


まだまだカタクリですよ!!!!!


本日最後のカタクリでした!!!!!!


説明の石碑を撮ったら怪しい物が写っちまった


天保十二年と読めますが,そんなに古くも無いんですね


この形に存在感を見出すんですが・・・


これも無言でなにやら訴えて来ました


これだって素通りはさせてくれません


これなんか私を睨んでましたし・・・


撮ったのは光です,葉っぱではありません


撮ったのは光でして,笹の葉ではありません


これだって撮ったのは光で,葉っぱでは無いのです


これも葉っぱに絡む光を撮ったんです


もうお分かりですね・・・撮ったのは光です

本日は昼飯を食ってから裏山ではなく,前山の方に行ってみました。
まっ、東西南北どっちへ向かったって山なんですけれどもね・・・本日は前の方の山でありました。

まっ、裏山方面はズーッと行くと奥羽山脈の分水嶺になっちまうんで本格的な山なんですが,前の方は里山でして,ハイキングとも言えない程のお散歩山歩きであります。

で,そろそろカタクリが良い頃か,と言うんで行ってみましたら,もの凄いカタクリの群生に当りまして,ホントに,足の踏み場も無い程のカタクリづくしでありました。

まっ、他には殆ど花も無くて,仕方が無いので面白そうな木とか,光が当たって良さげな葉っぱなど撮った訳であります。

で,葉っぱを撮っていて思ったんですが・・・人も葉っぱも同じかぁ~と。
結局目を引くのは,葉っぱの種類や個性が問題なんじゃ無くて,お日様の光がどんだけ当たるのか,ナンだよな,と。

お日様が照らしていなければ何の変哲も無い葉っぱが,少し逆光気味に当っただけで俄然存在感が増しちまう・・・人生の妙もこれかなぁ~・・・なんて事を思いつつ,本日はしつこく光の当った葉っぱを撮ってみました。

いや,本人の思い込みとは裏腹に,人様が見て面白いモノでは無いのは承知の上でありますが・・・。


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一万円入りましたぁ~

2014-04-13 09:53:48 | 日記的雑談
いや,少し前の話しなんだが,某ダイソーと言う・・・あああ,もぉ~100均って書こうとしたけどあそこは1000円もあるし,かと言ってドラッグストアーやホームセンターでもないし・・・ええっ? 一体全体なんなんですか,貴方の正体はぁ~?

まっ、そのダイソーでお買い物をして財布から諭吉を取り出してお支払いをした訳です。
いや,その時に諭吉との辛い別れを惜しんでレジの前で涙したとかは無い訳で,まるで往年の宝田明のように格好良くピシッと諭吉をレジに差し出した訳です。

で,まぁ,お会計も滞り無く済み「お客様の袋詰めにご協力いただいています」とかナンとか,正確な文言は忘れたけれども,まっ,袋はやるから自分で入れてね,的な事を宣われ,袋詰めの台に行った訳です。

その時でありましたぁ~・・・「一万円入りましたぁ~」と言う大きな声が背後で聞こえたではありませんか。
私はその刹那,我が耳を疑いつつも,確かに聞いた,間違い無く一万円入りましたって,言った,と,感動に脚さえ震えたのであります。

いや,もう遠い記憶の隅にそのシーンは追いやられていた訳ですが・・・どこかのコンビニの宣伝で「店長,一万円入りましたぁ~」と,言う場面があった訳です。

私はアレを見て以来,いつかはあの言葉を私の前で言って欲しいと思いつつ,出来る限りの支払いを一万円札でしていた訳です。
しかし,私は,ついぞあの言葉は聞かずに今日まで来てしまっていたのでありました。

いや,私の財布に諭吉が居る確率はそんなに高く無く,支払いに一万円を出す頻度が低かった事も理由の一つでは有るのですが,恐らく,私の住む田舎の方ではあの儀式は執り行わなかったのだと思っていました。

まっ、あの言葉を聞きたい一心で無理もしました。
まず,さして買いたい物も無いのに,財布に諭吉が居るから,コレを差し出せば「店長,一万円入りましたぁ~」が聞かれるかも知れないと。

しかも,小心者の私は一万円で支払う事がある程度許される金額まで買い物をする為に,相当な無駄を強いられていたのでありました。

ですが,悪い事ばかりだった訳でもないのです。
CMではあのコンビニなのだから,彼処以外は行かなかった訳ですが,それも,頻繁に行っているうちに,レジのシフトと言うのが判って来て,アノ子のいる時間帯を知る事が出来た訳です。

いや,小心者の私ですから,レジで言葉のやりとりなどあるはずも無く,もしも出来るならば,投げやりな態度で釣り銭を渡される時に,まかり間違ってあの子の手が触れたら嬉しい,なんて事をささやかに思うだけでした。
しかし,彼女のぞんざいさは行く度事に度を強め,ある日,レシートの両端を左右の指先で摘み,真中に釣り銭を乗せて渡された時,ヒョットすると私は嫌がられているのかも知れないと感じました。
そして,間もなくしてそのコンビニで彼女に会う事は無くなりました。

そんな,私に取っては少し甘酸っぱい記憶を思い出させた「一万円入りましたぁ~」ではありましたが,しかし,喜んだのも束の間,すぐにどこか遣る瀬無い気持ちが込み上げて来てしまったのです。

私の忘れかけた記憶を引っ張りだしておきながら,彼女の言葉は不完全だったのです。
私が心の隅に仕舞い込んでいたあの言葉とは決定的に違っていたのです。

ダイソーのレジの娘の言葉には「店長」が抜けていたのでありました。

ああ,ナント言う事だ・・・ぬか喜びであった。
そもそも,誰に向かって投げ掛けた言葉なのだ・・・誰に,と強く思わざるを得なかった訳です。
私は憤って,貴方は,一万円がレジに入った事を誰に伝えたいのか?と,問いつめたい心境をグッと呑込みました。

私にではない事は明白である・・・私の財布から出た諭吉なのだから。

私は,袋詰めをしながら苛立つ気持ちを抑え,遠くに,弾むような明るい声で「店長,一万円入りましたぁ~」と言う声を聞いていたのでありました。




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