じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

ぴぴっ ピピッ

2018-04-24 17:25:28 | 日記的雑談
昨日の話でナニなんですが、面白かったんでアレします。

昨夜は仙台駅の東口まで呑みに出掛けた訳であります。

で、軽く呑んで、いつもならもう一軒となる雰囲気をさらりと躱して仙台市営バスで帰宅した訳であります。

呑み始めたのが6時半・・・で、帰りに乗ったバスが9時半とは、誠に持って品行方正と言いますか、肝の座らない呑み方でありました。

でもね、この先って、惰性なんですよね。
いや、造園科の飲み会なんですけど、私しゃ昨日の最高齢・・・若い者が先導するとカラオケとか行くんですけど歌のジャンルも合わないし、音量高くて耳が変になるし、で、やめといた訳であります。

さて、仙台駅前のバスターミナルに着きますと、お目当ての10番には既に17人が並んでいまして、私は18番目・・・座れるのかな?と、少し不安でありました。

で、5分と待たずにバスが来まして乗り込みますと、二人掛けの手前が空いている・・・先客はシルバー世代の勤め人でありました。

いや、乗って吃驚であります・・・私の後もドガチャカドガチャカと乗って来ましてすっかり満員でありました。

で、驚いたのはその他の乗客の乗り方であります。
皆様がそれぞれに財布や手帳様の物を機械に翳し「ピっ」と音を立てて乗り込むのであります。

昔ながらの整理券を取ったのは、推定ですけど、私と優先席に座った本物のおばぁちゃんだけでありました。

アレです・・・仙台駅に向かう電車の中も混んでましたが、立ったままお喋りする学生なども多く賑やかだったんですけれども、バスは静かでありました。

滅多に乗らない夜のバスですけれども、この独特の静けさは時代を経ても健在でありました。

で、電車とバスの共通項は、寝ていない人は全員スマホの画面を見ている・・・これであります。

私などは揺れるバスの座席で小さな画面など見ていたら悪酔いしちまう事間違い無し・・・ですけど、結構な年寄りも見てるんでありまして、慣れなんでしょうかねぇ?

で、降りる乗客もお金なんて払う人は皆無でして、皆様「ピっ」とやって降りて行くのであります。

私は「バスカード」の時代には前売りの券を買ってキャッシュレスで乗っていたんですけれども、仙台市の仕組みが変わって地下鉄やら他の交通機関と互換性のある電子式支払いになった模様で小銭を握りしめて料金表示版とにらめっこするしか手は無かった訳であります。

いや、地下鉄南北線が通ってから・・・あっ、仙台の様な田舎都市に地下鉄南北線と東西線と、仙石線の半地下鉄と、けっこう充実しているんですぜ。
まっ、我が家は過疎地なので無関係ですけど。

で、地下鉄で大赤字の仙台市交通局は事もあろうに小赤字の路線バスを切り捨てて赤字を減らそうと画策した訳です。
なので田舎方面のバスは本数がガクッと減ったんであります。

そんな訳で運転士さんは頻繁に「乗り越しましても戻りのバス便は既にありませんのでご注意ください」と、語っておりました。

まず、八幡町と言う停留所までが本当の市内でして、そこから先きは在郷であります。
と、言う事は、この辺りまで・・・駅前から30分走った辺りで乗客は激減であります。

が、私の家の前のバス停まではここから20分も掛かるんであります。

さて、我が家のある山奥団地に入りまして、一丁目で数人が降り、二丁目、三丁目と乗客が降り、いよいよ四丁目であります。

乗っているのは三名・・・誰かがピンポーンを押すか?と、待っていましたが誰も押さず・・むむむっ、では、とピンポーンを押して下車準備であります。

すると、優先席のおばぁちゃんもモゾモゾと動き出し降りる様子であります。
で、停車して料金支払いの段になって手間取る事3分・・・ガマグチを大きな頭陀袋から取り出すだけで1分は掛かっていた模様であります。

私は後でジーッと待つしか無かったんですけど、でも、おばぁちゃんは整理券を取る事は忘れていなかったんでホントは乗り降りの事情も知っていそうな気がしましたけどね・・・いや、運転士さんの親切な態度に感心して心静かに待ちました。

と、言う事で・・・累積だと100名以上も乗ったと思われるバスで「ピっ」以外で支払ったのは山奥団地四丁目の二人だけであったと言うのは世にも珍しい出来事であったと言う事で今夜は〆させていただきたいと思います。

いや、もっと面白おかしく書こうとしたんですけど、今日は消防の方の救命救急講習を受けて来て脳味噌が疲れてましてドーも冴えません。

では・・・皆様、おやすみなさい、と。



コメント (2)
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