月が出た出た月が出た〜と唄うのは炭坑節でありましたか?
いや、私の場合は少し違って、腹が出た出た〜と、言うことですが、皆までは言いませんが、まっ、そう言うことであります。
植木屋が忙しかった初冬までは食べても食べても太らなかったどころか痩せて行ったほどなんですが、あれから僅か一月、食えば太るの道理のままに私の腹は豊かに育った次第であります。
が、まぁ、血圧も血糖値も良いところなので健康状態は良さ気でして免疫力保持の観点から少しの脂身は蓄えようかと思うわけであります。
さて、本日はスキーに行ってきたんですが、近来稀に見る良い調子でして晩酌の勢いも手伝ってとても良い気分であります。
なんと申しましょうか、まっ、自己満足の世界なんですけれども、思ったように滑れることって滅多に無いわけでして、今日は何をやってもピタリと様になったと自分では思うわけであります・・・まっ、あくまでも自己満足なんですけれどもね。
で、本日は大したお日柄では無くガスが濃かったりバーンは氷で硬かったりとナニなんですがお客は多かったであります。
やっぱしコロナのあれでアウトドア系の遊びが注目されていると言う噂ですが、そーなんでしょうね、意外と多いのがスノーボード初心者系の人でありました。
で、序でに多かったのが、来週あたりに開催されるアルペンスキーの技術選参加選手の練習風景でありました。
いや、この人たちは周囲云々は眼中に無く吹っ飛んできては決めポーズで滑るので危険なのであります。
なので近寄らずにいるわけですが、こっちが逃げてるのに被ってくる人もいてそこそこ危険な日でありました。
が、そんな事はどーでも良く、自分の滑りに酔っていたわけですが、スポーツはメンタル、と言いますか、身体は心で動くを実感した日でありました。
なんと申しましようか、一昨日は最悪の滑りをしていたと思うんですが、それが何もせずに二日後、見違えるような滑りをするのは技術的にはあり得ないわけでして、メンタル一本で変わったと思うのであります。
で、メンタルを刺激したのは自分が神と崇めるほど上手な人に「やいジジイ今日は乗れてるな」と言われた一言でありました。
いや、その滑りの時の自分は何も考えず、滑りに課題も持たず、なので力みも無く自然体で滑っていたわけであります。
その一言を聞いた自分は「ぬわにぃ〜これが良いっか」と驚いたわけでありますが、その後は力まない事と技術的なことを意識しないことを心がけて滑ったわけであります。
そしたら、一緒に滑っている仲間からも「一皮向けたな」と褒められちまった次第であります。
いや、褒められれば嬉しいわけですが、自分としてはよく解らないわけであります。
一生懸命に考えて滑っている時がダメで何も思わず適当に滑ったら褒められるとはこれ如何に、であります。
そこで私は考えました・・・そっかぁ、豚もおだてりゃ木に登るって事か、と。
そんなわけで私が考えた作戦は「セルフよいしょ」であります。
私が自分に行ってやるわけであります・・・お前は上手い、とても上手だ、カッコ良いぞ、と自分を褒める作戦であります。
まっ、自己満足の権化と化すとでも申しましょうか・・・しかし、それで1日気分良く楽しめれば良いわけであります。
なんと申しましょうか、メンタルって大事だなぁ、としみじみ思った本日なんですが、これって日常の全てに言えるんでありましょうね。