http://voicee.jp/201408088908
傷つけ合う恋愛ばかり
数年年前の私は、恋愛を、スリルを楽しむゲームのようなものとして考えていました。そのせいで、自分も他人も傷つけ合う恋愛ばかりしていました。
気になる異性を見つけては、振り向いてもらうために優しく接したり、自分の弱みを見せて甘えてみたりして、一生懸命男性のプライドをくすぐっては、その相手が好意を抱いてくれた途端に、その人をつき離して、傷つけてしまいたい衝動に駆られる。
冷たくして相手が傷ついているのを見て、ホッとして、それでまた別の異性に移る……。そんなことをくり返していました。かなり、病的だったと思います。
愛してほしいとは思いながら、心のどこかで、「こんな醜い自分は、幸せになれるわけがない」と、漠然とした不安を持っていました。だから、自分から進んで嫌われることをして、それ以上の関係を断ち切っていました。
恋愛セミナーに参加して
そんなとき、幸福の科学で開催されていた恋愛セミナーに参加して、「家庭不和のなかで育った人は、自分を愛せず、恋愛でも失敗する人が多い」ということを知りました。
思い返せば、私の両親は仲が悪く、ケンカが絶えませんでした。そういう両親の姿をいつも見ていた私は、「幸せな男女関係」というものがわからず、無意識に互いを傷つけ合う姿ばかりを、心に描いていたのかもしれません。
そのとき、心の底に残っていた両親への不満の思いに気づきました。
それで、幸福の科学の研修「両親に対する反省と感謝」を薦められ、参加することにしました。
研修での「両親への感謝の思い」
研修では、生まれてからこれまでに両親からしてもらったことを、一つひとつ振り返っていきました。すると、忘れていた両親との楽しい思い出や、大変ななかでも、両親なりに私を一生懸命愛してくれていた姿が浮んできたんです。
「こんなにも私を愛してくれていたんだ……」。涙が、しばらく止まりませんでした。
その日に生まれた、両親への感謝の思いは、自然と他の人にも向き、人からの好意も、素直に受けられるようになっていきました。
今でも時折、幸福の科学を訪ねては、相談にのっていただいています。この出会いに、心から「ありがとう」と言いたいです。