元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

ユネスコ記憶遺産登録から考える日本外交。当初から記憶遺産問題に取り組んだ幸福実現党

2015-11-07 18:42:26 | 日記

ユネスコ記憶遺産登録から考える日本外交[HRPニュースファイル1500]

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2015/07/07/1355545_02_1.pdf

 文/幸福実現党・群馬県本部副代表 安永あきら



 ◆正しいことが通じる外交

世界に対して正しいことが通じる日本の外交姿勢が今ほど求められている時はありません。


今年は戦後70年目の節目にあたり、「安倍談話」の発表によって日本が過去の自虐的な歴史観から脱却し、それによって正しい歴史観を世界に発信するチャンスでもありました。



これまで日本の外交は「弱腰外交」と揶揄されてきましたが、戦後70年を機に外交姿勢が変わる期待感がありました。

しかし、その期待は裏切られたと思っている方々も多いことでしょう。



安倍談話については、一部の保守の識者の方々は、歴史観を前進させたという意味で評価していました。

一方で、それとは真逆の立場から左派のマスコミは、中韓よりに歩み寄ったと評価もしています。



保守と左派の両方から評価を受けるような「たまむしいろ」の談話が、今回の安倍談話であったと思います。



本当は、安倍談話で日本の歴史の正当性をしっかりと発信し、国民が日本の歴史に誇りを持てるような歴史観を世界に発信すべきでした。



 ◆本来の敵は日本国内の自虐史観

そうした中で、10月初旬に中国がデッチ上げた「南京30万人大虐殺」の歴史がユネスコ記憶遺産に登録されました。今後中国は、「日本は悪い国だった」という「反日宣伝」を世界に対して行っていくことは間違いありません。



ユネスコも、本来の記憶遺産登録の趣旨を逸脱し、特定の国の主張による「政治宣伝」を許してしまいました。その責任はユネスコの姿勢にあることは言うまでもありません。



しかし、日本国の外交戦略、文部科学省の取り組みは、はなはだ「弱腰」で、中国の間違った申請を取り下げさせるための動きは見えませんでした。


 当初から記憶遺産問題に取り組んだ幸福実現党



その中で当初よりこの問題に取り組んだのが幸福実現党です。釈量子党首が率先してパリのユネスコ本部にも出かけユネスコに対して、中国が申請した資料に対して、批判文書を提出し、中国の記憶遺産登録は認められるものではないと訴えてきました。



こうした幸福実現党の活動については、保守の識者の3人の方も現在発売さている月刊「正論」12月号で紹介してくださっています。

【正論12月号、120頁】
明星大学の高橋史朗教授(前埼玉県教育長)「『大虐殺』登録・・歴史戦争の敗北はなぜ繰り返されたのか」より

「国家的危機に素早く対応したのは幸福実現党であった」


【正論12月号、130頁】
拓殖大学、藤岡信勝客員教授「登録資料・中国版『アンネの日記』自体が『大虐殺』不在の証拠だ」より

「南京事件研究家の阿羅健一氏は、程瑞房日記を詳細に検討し、幸福実現党が4月8日ユネスコに提出した反論文書の一部として批判文を執筆した。」


【正論12月号、134頁】
近現代史研究家、阿羅健一氏による「習近平も信じない『大虐殺』を許した外務省の大罪」より



■月刊「正論」12月号 (平成27年10月31日発売)
【特集】「南京」と堕ちたユネスコ・国連」
http://seiron-sankei.com/recent

国内でも幸福実現党の署名活動で政府への早急な対応を求め、また街頭宣伝活動も展開し、「幸福実現ニュース」など全国に配布し啓蒙活動を行って来ました。



 ◆戦略無くして外交無し

ところが政府与党には、このような「危機感」はまったくなく、外務省と同様に適切な手は打っていなかったのです。それどころか登録が決まってからあわててユネスコに抗議しているような始末です。



このような政府の外交姿勢の根幹には、安倍談話に大きく影響されていると言っても良いでしょう。



国会議員の多くが平和安全保障法案の成立に力を注いでいたかもしれませんが、中国の野望が着々と進められていた時に、日本の外交は単眼的な戦略しか持ち合わせていなかったのです。



「戦略無くして外交無し」、戦略を描ききれない日本外交の見直しは急がなくてはなりません。

今からでも遅くありません。ユネスコ拠出金の見直しを政府は検討していますが、他にもユネスコの規則では、「登録の削除や再評価」をすることができます。


※『ユネスコ記憶遺産・記録遺産保護のための一般指針』「4.8 リストからの削除」(27頁)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2015/07/07/1355545_02_1.pdf

(引用)「記録遺産は、劣化したりその完全性が損なわれたりしてその登録の根拠となった選考基準に適合しなくなった場合、リストから削除されることがある。

新たな情報によって登録の再評価が行われ、非適格性が証明された場合も削除の根拠となり得る。」



今後、ユネスコに対して「どの様に対処」させるのか政府・外務省の姿勢が問われてきます。

他にも外交問題は山積しています。強い姿勢を示すことで「拉致人権:北方領土:竹島:尖閣諸島:東シナ海ガス田プラットホーム:強制連行慰安婦問題等など」問題解決の糸口が見えてきます。



幸福実現党としても、今後も自虐史観一掃の取り組みと合わせて強い日本国、自信と誇りを取り戻す国民大運動にして参ります。 


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ロシア旅客機墜落は空爆に対するISの報復か 泥沼化するシリア情勢

2015-11-07 18:41:58 | 日記

◆ロシア旅客機墜落は空爆に対するISの報復か 泥沼化するシリア情勢

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10429

 

エジプトのシャルム・エル・シェイクからロシアのサンクトペテルブルクに向かっていたロシアの旅客機が10月31日、エジプトのシナイ半島に墜落しました。搭乗していた乗客乗員224人全員の死亡が確認されています。亡くなられた方の冥福を心からお祈り申し上げます。

このロシア機の墜落の原因はまだ明らかになっていませんが、さまざまな憶測が飛び交っています。今回は、世界中から注目が集まっているロシア機墜落の背景について考えてみましょう。

ISによる爆弾テロの可能性

 

アメリカのCNNは4日、通信解析の結果、過激派武装組織「イスラム国(IS)」が機内に爆弾を仕掛けた疑いがあるとして「爆弾テロの可能性が高い」と伝えました。イギリス外相も同日、「墜落は航空機に持ち込まれた爆発物によって起きた可能性が高い」と述べています。

 

 実際にISは、墜落直後に「ロシア機を撃ち落とした」とする声明をツイッターで発表。さらにIS本体と傘下の「シナイ州」を名乗る組織が4日、「ロシアによるシリアでの空爆に対抗して、ロシア機を墜落させた」と表明しています。

 

 このことについて、ロシアのプーチン大統領は5日、イギリスのキャメロン首相と電話会談し、「公式の調査で原因を特定すべきだ」と述べ、イギリスが爆発物の可能性を公言しているにも関わらず、その根拠をロシア側に伝えていないことに不快感を表しました。

 

 墜落したロシア旅客機の出発地・エジプトのシャルム・エル・シェイクは多くの観光客が訪れる国際リゾート地。しかし、その空港の警備態勢はかなりずさんだったことが指摘されています。荷物を検査する警備員は携帯電話をいじったり、たばこをふかしたりと緊張感がなく、外国人を見つけると検査そっちのけでチップの支払いを求めてくる係官もいたそうです (5日付AFPニュースより) 。

 

 ロシア国民はロシアのシリア爆撃を支持している

 

ロシアは9月末からシリアに軍事介入しています。シリアで唯一合法的な政府であることを理由にアサド政権を支持し、政府軍への支援としてISなどの過激派組織を対象に空爆を行っていました。ロシア国防省は空爆の成果について、1カ月で戦闘員のキャンプや弾薬庫、司令部など1623カ所を破壊したと発表し、「シリアの状況を大きく変えた」と強調しました。

 ロシアの国民は、プーチン大統領のシリアへの空爆をどう思っているのでしょうか。ロシアの政府系世論調査機関の最新の調査によれば、空爆を指示したプーチン大統領の支持率は、過去最高の9割に達しています。ロシア国民の多くはプーチン政権のシリア空爆を支持しているようです。

 一方、アメリカなどは、シリア政府を支援するロシアを非難し、ロシアがISだけでなく、アメリカが支援している反政府勢力も空爆の対象にしていると批判しています。ただ、確固たる証拠はまだ見つかっていないとはいえ、ISがこうした声明を出したということは、ロシアの空爆でISは相当な痛手を受けていることは事実なのかもしれません。(真)

 【関連記事】

 2015年12月号記事 シリア内戦 米露の"正義"を日本が取り持て - The Liberty Opinion 1

 http://the-liberty.com/article.php?item_id=10368

 2015年10月13日付本欄 ロシアはなぜシリアを爆撃するの?【リバ犬×そもそモグラ博士のそもそも解説】

 http://the-liberty.com/article.php?item_id=10302

 2015年9月25日付本欄 流出する難民がイスラム国の財政を圧迫する 「良い国」の条件とは

 http://the-liberty.com/article.php?item_id=10236

 


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反日番組を放送し続けるNHK、「クローズアップ現代」は「重大な放送倫理違反」BPO

2015-11-07 18:41:35 | 日記

日本テレビ系(NNN)  NHKの報道番組で不適切な演出があった問題で、BPO(=放送倫理・番組向上機構)は「重大な放送倫理違反」があったとする報告書を発表した。

 この問題は、去年放送された「クローズアップ現代」など2つの番組で、新手の詐欺のブローカー役として登場した男性が、その後NHK記者から演じるよう求められていたと告発したもの。

 これを受け、BPOの放送倫理検証委員会が半年ほど審議を行い、報告書を発表した。

報告書は「視聴者に著しい誤解を与える致命的な問題があった」「記者の取材姿勢はまことに安易だった」などと指摘。隠し撮り風に撮影し、ボカシを入れたことも「演出の範囲を著しく逸脱した」「番組の狙いを強調する余り、事実を歪曲(わいきょく)した」などとして、重大な放送倫理違反があったと断じた。

 放送倫理検証委員会・川端委員長「委員会としては、この場面については、重大な放送倫理違反があるという結論に達しました。視聴者の信頼を裏切るというレベルの倫理違反だということで、『重大な』という形容を使いました」

 報告書についてNHKは、「指摘を真摯(しんし)に受け止め、信頼される番組作りにあたっていく」としているが、番組を打ち切るかどうかは、「答えられる段階にない」と述べている。

 一方で、NHKが自主的に問題を是正しようとしているにもかかわらず、高市総務相が行政指導をしたことについて、BPOの報告書は「放送法が保障する『自律』を侵害する行為そのもの」などと厳しく批判した。

 また、自民党がNHKの経営幹部から事情を聞いた点についても、「政権党の圧力そのもの。厳しく非難されるべきだ」としている。

 高市総務相「行政指導について、いきすぎたとも拙速だとも思っていません。(NHKにどういう体制で改革するのか)そういう要請をすることが、決して間違ったことだとは思っていません」

 高市総務相は、BPOからの指摘に対しこのように述べ、NHKへの行政指導は、放送法を所管する立場から必要な対応を行ったものだとの認識を示した。


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米中“原潜”攻防戦激化 米軍、最新装備で中国側封じ込め 南シナ海で緊張状態

2015-11-07 18:41:16 | 日記

 夕刊フジ 米国と中国が南シナ海を舞台に軍事的緊張を高めるなか、米中による「潜水艦攻防戦」が注目されている。空母を「表の主役」とすれば、潜水艦は「裏の主役」だ。

中国は対米戦略上、同海域を戦略ミサイル原子力潜水艦の「聖域」にしようと狙う。これに対し、米国は「航行の自由」を守るだけでなく、中国の軍事的覇権や野望を阻止するため、最新鋭の装備で、空と海から中国潜水艦を封じ込める構えだ。

 カーター米国防長官は5日、マレーシア沖の南シナ海に展開する米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」を視察。中国が、同海域の岩礁を勝手に埋め立てて軍事基地化していることに断固反対し、「航行の自由」で妥協しない決意を示す狙いとみられる。

 米中激突となった3日の米中国防相会談と、4日のASEAN(東南アジア諸国連合)拡大国防相会議は、マレーシアの首都クアラルンプール近郊で行われた。セオドア・ルーズベルトはインド洋で先月行った海上共同訓練「マラバール」参加後、南シナ海入りした。「動く前進基地」である空母の展開は、中国へのけん制でもある。

 こうしたなか、中国潜水艦の挑発ともいえる危険な行為が報告された。

 中国の攻撃型潜水艦が先月末、日本近海で、米原子力空母「ロナルド・レーガン」に異常接近していたのだ。米ニュースサイトが米中国防相会談当日に報じた。

 南シナ海や西太平洋の海中では、中国潜水艦と米海軍が熾烈な攻防戦を展開している。

 日本の防衛白書(2015年度版)によると、中国は現在、約60隻の潜水艦を運用している。これは、ロシア(64隻)に匹敵する数である。

 潜水艦の任務には、(1)対潜戦(=潜水艦に対する海戦)(2)対水上戦(3)情報収集、監視、偵察任務(4)空母機動部隊の支援(5)潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)による核弾頭の発射、戦略的核抑止力など、多々ある。

 中国・海南島の潜水艦基地には、SLBM搭載の「晋級」戦略ミサイル原子力潜水艦などが多数配備されている。

 元公安調査庁調査第2部長、菅沼光弘氏は「晋級原潜の最大の任務は、対米核抑止力の確保だ。3、4000メートルの深海部がある南シナ海は晋級原潜を一度潜航させて、米本土を狙うためにひそかに太平洋に展開させる重要海域。中国が岩礁を埋め立てて軍事基地化している目的の1つは、晋級原潜を守るためにも、南シナ海の制空権を握ろうとしている」という。

 敵国の水上艦艇や潜水艦などの攻撃を任務とする中国の攻撃型潜水艦としては、「漢級」原子力潜水艦や、「宋級」通常型(ディーゼル)潜水艦、「明級」通常型潜水艦などがあり、日本近海でも確認されている。

 これに対し、自国の安全保障に直結する米海軍も黙ってはいない。

 偵察衛星や、米軍のP3対潜哨戒機、後継のP8対潜哨戒機による警戒監視活動を何年にもわたって継続してきた。P8は高速飛行と最新のコンピューターシステムで、世界屈指の高い監視能力を持つ。

 加えて、米海軍は2000年代初めから、大西洋地域から太平洋地域に、攻撃型原潜や海洋監視船といった対潜兵力の配備替えを続けてきた。現在では、太平洋における攻撃型原潜の配備数が上回っているとされる。軍拡著しい中国の潜水艦に対応したものだ。

 米海軍の攻撃型原潜としては、最新鋭のバージニア級原潜や、シーウルフ級原潜、ロサンゼルス級原潜が配備されている。バージニア級原潜は、潜水艦の命である静粛性に優れ、最新のソナーやセンサーを備え、沿海・浅海で行動できる性能を持ち、地上攻撃力を重視した兵装(533ミリ魚雷発射管や、トマホーク用発射システム12基など)を搭載している。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「南シナ海で米イージス駆逐艦と、中国のミサイル駆逐艦が対峙しているように、海中で、米中の攻撃型潜水艦同士が熾烈な攻防戦をしているはずだ。米原潜は同海域に数隻入っているのではないか」といい、続ける。

 「海上とは違い、海中の攻防戦は外部に見えないだけに激しく、まず発表もしない。一般的に、潜水艦が『事故』『行方不明』というときは、敵との衝突があったと考えられる。もし、『潜水艦が撃沈された』という発表があれば、米中の緊張状態がピークに達したといえる」

 かつて、中国の原潜は「ドラをたたきながら水中を進む」と揶揄(やゆ)されるほど、スクリューやエンジンの音が大きかった。米海軍や海上自衛隊には簡単に発見できたといわれる。ところが、世良氏は指摘する。

 「確かに、中国原潜はうるさかった。だが、宋級通常型潜水艦などの静粛性は向上している。世界最強の米海軍も侮れない。だから、P8対潜哨戒機を飛ばして警戒している。2006年に沖縄近海で、中国の潜水艦が探知されずに、米空母『キティホーク』の至近距離に浮上して挑発したことがある。

現在の緊張状態で同様のことが起きれば、米軍が攻撃してもおかしくない。今後、1、2カ月はこのような緊張状態が続く」


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先祖供養大祭のなかで心に聴こえた懐かしい声

2015-11-07 13:09:43 | 日記

http://voicee.jp/201405139464

長年つれ添った愛する夫との死別

今から数年前のことです。長年つれ添った夫の大腸がんが発覚。その後、手術を受け、闘病生活を送ることになりました。

私たちは幸福の科学の教えに出会い、仏法真理で、「人間の本質は魂であり、永遠の生命がある」と学んでいたので、死に対する恐怖心はありませんでした。

しかし、目の前で次第に弱っていく夫の姿には胸がしめつけられます。 入院生活が長引くにつれて、看病していた私自身も、疲れを隠せなくなってきました。そして、ある冬の夜――。

「お母さん、今日はもう休んだほうがいいよ」

疲れ切った私を心配した娘にうながされ、私は家に帰ることにしたのです。しかし、玄関の扉を開けたその瞬間、真っ暗な部屋に電話の着信音が鳴り響きました。

危篤の知らせに、私は急いで病院に引き返しましたが間に合わず、夫の最期を看取ることができなかったのです。

伝え切れなかった感謝

主人は享年78歳。死は永遠の別れではないと信じていても、最期の別れを交わせなかったことが心残りになっていました。

大学の理事として、学問の発展に尽くし、いつも周りの人のことばかりを考えていた優しい夫。

(あの人のことだから、きっと天国へ還ったに違いない。けれど……)

私は、生前の夫へ伝えきれなかった感謝の気持ちを込めて、永代供養(えいたいくよう)させていただくことにしたのです。

天国から届いた愛

夫の死から約2カ月。私は総本山・先祖供養大祭(せんぞくようたいさい)に参加しました。式典で読誦(どくじゅ)される「総本山・先祖供養経」は、まるで主が私たち一人ひとりの魂に、直接永遠の生命の真実を語りかけてくださっているように感じられます。

魂の親である仏の、深い慈悲と悟りの光に、私の心は熱くふるえました。

「この温かい愛の光が、あの人にも届きますように……」

そう祈りを捧げていると、瞼の奥に夫の姿があざやかに浮かび、懐かしい声が聞こえてきたのです。

「ママ、僕の仕事をずっと支えてくれて、子どもたちも立派に育ててくれて、本当にありがとう」

それは、まぎれもなく夫のものでした。

(あなた、お礼を言うのは私の方です)

心から愛していたのに、それを伝えきることができなかった――。

夫を亡くした後、ずっと拭えずにいた後悔の念と、夫の愛を感じたよろこびで、私はその場に泣き崩れました。

そんな私に、夫はさらに言葉を重ねてくれたのです。

「こちらの世界では、人生を信仰に捧げた人は、みんなからすごく祝福されるんだ。だから信仰に生きるママの姿が、僕の目には光って見えて、本当に鼻が高いよ」

夫の言葉に、私はこのとき「人間は生き通しの命、永遠の生命を生きている」という霊的人生観を、改めて確信したのです。

あれから3年――。

私は幸福の科学の仲間たちと共に、仏法真理の素晴らしさを伝え続けています。

あの世にいる夫にも、誇りに思ってもらえるような、そんな光輝く人生を、これからも歩んで参りたいと思います。


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娘の不登校の危機を乗り越えた体験談

2015-11-07 13:09:08 | 日記

http://voicee.jp/201310036676

 

不登校の予兆

私には、S(中2)、N(小5)、Y(小3)の3人の娘がいます。
Sが小学3年生のときのことです。
3学期が始まって間もなく、学校の先生から電話がかかってきました。

「お母さんですか? Sちゃんがお腹が痛いと言って保健室で寝ていますので、迎えにきてもらえませんか」

Sは前日、風邪をひいて学校を休んでいました。
しかし、たいしたことはないと思い、登校させていたのです。

「ちょっと無理をさせちゃったかな」

翌日も「お腹が痛い」と言うS。
学校を休ませ、病院に連れていきました。
診察の結果は、少し便秘ぎみなだけで、特に変調はみられないとのことでした。

しかし、それから毎日、腹痛を訴えるようになったのです。

当時、私は毎朝、5時から7時までパートで働き、週に3回、自宅で子ども向けに英語教室を開いていました。
さらに次女のNが通っている幼稚園の役員もしていて、忙しい毎日を送っていました。

初めはSに学校を休ませたりして、様子を見ていたものの、4日も5日も続いてくると、だんだん「私も忙しいんだから、早く学校に行って!」という気持ちが強くなっていきます。

日曜日、妹たちと元気に遊んでいるSを見て、「明日こそ、学校に行けるかな」と思っていても、月曜の朝には、また「お腹が痛い」と訴えてきます。

「昨日、元気に遊んでいたでしょ。もう学校に行きなさい!」 
「だってお腹痛いんだもん!」

なんとか送り出しても、すぐに「お腹が痛い」と泣きながら帰ってくるのでした。
結局、学校を休んだり、早退や遅刻を繰り返す日が続きました。

長女への期待

翌月半ば、私は子どもたちと一緒に宇都宮市にある幸福の科学の総本山・未来館に行きました。
そこで私は、講師にSのことを相談しました。
私の話をじっと聞いてくださっていた講師は、近くで友だちと遊んでいるSをしばらく見つめた後、アドバイスをしてくれました。

「もしかしたら、親の愛情不足を感じているのかもしれませんね。できればスキンシップを心がけてあげてください。まずお母さんが、いつも明るく、家の中の太陽になることが大事ですよ」

思い当たることがありました。

Sが幼稚園生の頃にNが、その翌年にはYが生まれ、育児に追われていた私は、「Sはお姉ちゃんだから」とあまり構ってきませんでした。
むしろ長女であるSには、「自分で強くなっていって欲しい」と期待をかけてきたのです。

「Sにもっと関心を向けなきゃ」

私は、その日からさっそくSのいいところを発見するよう心がけ、それをノートに書きとめたり、なるべくSに声をかけるように努めました。

「お母さん、どこにも行かないで」

春休みに入ると、Sも少しずつ「お腹が痛い」と言う日が減り、体調も安定してきたように見えました。

新学期、Sは4年生になり、Nが小学校に入学、Yも幼稚園に入園することになりました。
一方、私は仕事の他に、幼稚園のPTA会長や小学校と子ども会の役員なども引き受けることになり、今まで以上に忙しい生活に追われていきました。

5月に入ったある日、Yの幼稚園での運動会の打ち合わせを終え、帰宅すると、電話が鳴りました。

「Sちゃんが、お腹が痛くて寝てるので、迎えにきてもらえませんか」

Sの担任の先生からでした。

「え? また、始まったの?」

とてもやるせない気持ちになりました。
Sと一緒に家に戻り、寝かしつけていると、Sがポツンと言いました。

「お母さん、しんどいよう……。ここにいて、どこにも行かないで」
「この子、すごく寂しかったんだ――」

私は、Sのそばに付き添っていてあげたいと思いながらも、家事や仕事のことがどうしても頭を離れず、「ずっとここにいるよ」と、応えてあげることができませんでした。
苦い気持ちに襲われました。

私と同じ苦しみ

翌日の朝、子どもたちを学校に送り出した後で、お祈りをしていたときのことです。
私は、Sのことについて考えていました。

「Sは頑張り屋だから、周りの期待に応えようとして、できないギャップに苦しんでいるのかもしれない。それが体の不調として現われているのかな……。あっ、この苦しみって、私と同じだ!」

私自身も妻や母親、仕事、役員など、いろいろな役割を期待され、それに応えきれない苦しさを感じていました。

「私は、周りの期待に応えられなくて苦しんでいる自分も受け入れて欲しいって思っている。きっとSも同じ気持ちだよね」

そう考えた私は、Sに宛てて手紙を書き、その晩、Sに読んであげることにしました。

「Sは小さいときからしっかりしていたから、お母さんも期待しちゃって。Sは『しんどいよー』って思っても、言わないで頑張ってきましたね。お母さん、Sの気持ちが分かっていなかったことに気づきました。しんどいときはしんどいって言ってね……」

Sも初めは、黙ってじっと聞いていましたが、少しずつ表情が柔らかくなり、読み終えたときには、ほっとしたようでした。

それから主人や学校の先生とも相談して、Sと交換日記をつけることにしました。

お母さんより
「S、元気ですか? 今日はあまりお話ができなくて、ごめんね。ノートに書くと、口でうまく言えないことも正直に言えていいね。Sも思ったことを何でも書いてね……」

Sより 
「席がえをしたよ。となりがいなくて、ちょっとさびしいな……。P.S.知らない漢字には、ふりがなをふってね」

普段、なかなか言ってあげられないことも日記だと書くことができ、このやりとりによって、親子の絆が深まっていくような気がしました。

家の中で太陽になる

私は、以前、幸福の科学の講師に言われたように、「家の中の太陽」を目指そうと思いました。

まず「家庭をやすらぎの場にする」という誓いを立てました。掃除にも気を使い、レシピ本を何冊か購入して、子どもたちが喜ぶような新たな料理にもチャレンジしました。

「最近、お料理おいしいね!」

と、子どもたちにも評判でした。

大川隆法総裁の『奇跡の法』の中には、「悲観的な想念に負けそうになったときには、それに負けないだけの肯定的な想念を自家発電しなければいけません」と書かれています。

私は家事と仕事で体が疲れてしまい、弱音を言いたくなるときには、「うまくできなくても、これを題材に成長していこう。頑張ろう!」と、自分に言い聞かせました。

そうしていくうちに、Sの表情もどんどん明るくなり、口癖のようだった「お腹が痛い」というセリフが減っていきました。
5年生の間はほとんど休まず、6年生になってからは一日も休まずに登校できるようになりました。

「行ってきまーす。今日、部活で遅くなるからー」

それからは、毎日元気に中学校に通うようになりました。
私は、Sの不登校を通して、Sが抱えていた寂しさに気づきました。
そして行動の奥にある子どもの気持ちを理解することが、子どもに安心感を与え、問題解決のための大きな一歩になることを実感しました。

今後、子育ての中で、問題が起きたとしても、正面から向き合い、理解できる私でありたい。子どもたちの心を照らす太陽のような私でありたいと思っています


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「商売繁盛の秘訣」 幸福の科学大川隆法総裁御法話抜粋

2015-11-07 13:05:29 | 日記

幸福の科学大川隆法総裁 の御法話「常勝の人となるためには」の一部です。書籍「信仰のすすめ」に収録。

下のアドレスをクリックすると聞けます。



https://www.youtube.com/watch?v=Vx_9pPV3x5A


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ロシアの旅客機墜落「ボイスレコーダーに爆発音」

2015-11-07 11:09:07 | 日記

 

仏メディア「ボイスレコーダーに爆発音」日本テレビ系(NNN) 11月7日(土)8時45分配信

 

 ロシアの旅客機墜落について、フランス国営放送は6日、墜落機から回収されたブラックボックスの解析結果を知る関係者の話として、ボイスレコーダーに爆発音が録音されていたと報じた。

 また、AFP通信も、関係資料などを分析した結果、墜落原因が火薬による爆発物であり、故障や事故ではないと伝えている。

【AFP=時事】エジプトのシナイ半島(Sinai Peninsula)で墜落したロシア機について、ブラックボックスの解析により爆弾の存在が示唆されていると、調査当局筋が6日明かした。一方、ロシア政府は同日、エジプトとロシアを結ぶ全便の運行を中止した。

ロシア機に爆弾か、英米がIS戦闘員間の通信傍受

 墜落調査に詳しいある関係筋によると、フライトレコーダーとボイスレコーダーの記録は、墜落機が観光地シャルムエルシェイク(Sharm el-Sheikh)を離陸して24分後に両装置が機能を停止するまで「全てが通常通り」だったことを示していたという。

 これは「突然、爆発的な減圧が発生した」ことを意味し、機上の爆発物が原因で墜落したとの説が「かなり有力となる」と、この関係筋は指摘した。

 また、別の関係筋は仏パリ(Paris)でAFPの取材に対し、ブラックボックスの1つは墜落機が「乱暴な、突然の終わり」を迎えたことを示していると指摘。フライトレコーダーの記録からは「フライトは何もかも全く順調だったが、突然、何もなくなった」ことが分かったと語った。

 一方、ロシア政府によるとウラジーミル・プーチン(%Vladimir Putin%)露大統領は6日、露連邦保安局(FSB)のアレクサンドル・ボルト二コフ(Alexander Bortnikov)長官からの助言を受け、ロシアとエジプトを結ぶ全航空便の運行中止命令を出した。

 ボルト二コフ長官は安全保障会議で、「何が起こったのか真実を突き止めるまで、エジプトへの露航空便の運行を中止することが理にかなっている」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News


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日本政府の「南京」意見書が記憶遺産登録に逆効果!? 毎日新聞の見解を問う

2015-11-07 07:49:32 | 日記

◆日本政府の「南京」意見書が記憶遺産登録に逆効果!? 毎日新聞の見解を問う
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10431

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録された「南京大虐殺文書」について、この最終審議の直前である9月末に、日本政府はユネスコに対し、「南京大虐殺」を否定する?

 

橋史朗・明星大学教授が作成した意見書を提出していた。この意見書をめぐって、日本人学者から「意見書により、かえって日本の印象を悪くして逆効果になった恐れがある」という懸念の声が上がっているという。毎日新聞(6日付)が報じた。



橋氏は、「南京大虐殺」を否定する有力な学者の一人として知られる。同氏は、ユネスコに提出した意見書の中で、「(中国が申請した資料の)内容の真正性について判断することができない」と中国の申請に反論。


具体的な反論の一つに、戦後、大虐殺の首謀者として死刑になった谷寿夫中将の裁判に触れ、「(谷中将の部隊は)南京城内に500メートル入ったところで移動を命じられ、虐殺は物理的に不可能であった」と記していた。



それに対し、毎日新聞は、剣持久木(けんもち・ひさき)静岡県立大学教授と渡邊啓貴(わたなべ・ひろたか)東京外国語大学教授の批判的なコメントを紹介した。



剣持氏は、「意見書は、南京大虐殺を否定する学派にくみしている印象を与える。ナチスによるユダヤ人虐殺を否定するのと同様の印象を世界に与えかねない」と指摘。渡邉氏も、「日本に対する印象を悪化させて逆効果になった可能性がある」と述べたという。


◎マッチポンプの報道か

橋氏は、極めて学術的な反論をしているにもかかわらず、紹介されているコメントは、「無条件に大虐殺はあった」「中国の申請は正しい」との認識を前提にしている。

しかし、剣持氏、渡邉氏はともに、「南京大虐殺」の研究者ではなく、国際関係論の見地からのコメントに過ぎない。本来、毎日新聞が南京事件を報じるのであれば、その専門である歴史学者に取材をするのが筋ではないか。

また、渡邉氏は「逆効果になった可能性がある」と語っているが、同紙は、その裏付けとなるユネスコ側のコメントを紹介しないばかりか、「恐れ」という主観的な表現を使って印象操作している。マスコミの常套手段であるマッチポンプの報道と見られても仕方がない。


◎毎日新聞の見解は曖昧

毎日新聞は、これまで「南京大虐殺があった」との論陣を張っているが、肝心の虐殺数に関する見解は、「数は特定していない」というもの。「虐殺はあったが、何人かは分からない」という巧妙な立場をとっている。

古代神話ならいざ知らず、同紙は当時多数の記者を南京に派遣しており、虐殺の有無については白黒ハッキリつけられる当事者であるはずだ。

「南京大虐殺がなかった」という事実は、戦後の研究により明らかになっている。大虐殺を認定した南京軍事法廷も東京裁判も、その根拠はすでに崩れている。

左翼的なマスコミはそろそろ、歴史の真実に向き合うべきだ。(山本慧)

【関連記事】
2015年11月1日付本欄 ユネスコ記憶遺産 歴史ねつ造をとめなかった「不作為」の罪 岸田外相の責任を問う
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10409

2015年10月30日付本欄 「年内に慰安婦を解決」するつもりのない韓国・朴槿恵大統領
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10404

2015年12月号記事 ユネスコの誤審 「南京」記憶遺産 決定の舞台裏 - 現地ルポ× 8カ月追跡取材
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10348

2015年12月号記事 「南京」登録で 中国の反日は活気づく ノンフィクション作家 河添恵子 - ユネスコの誤審
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10336


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アカデミー賞長編アニメ部門審査対象に日本から「UFO学園の秘密」他3作品

2015-11-07 07:44:24 | 日記

アカデミー賞長編アニメ部門審査対象に日本から「UFO学園の秘密」他3作品
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10430



アメリカ・アカデミー賞長編アニメーション部門の審査対象作品となった全16作品が5日、発表された。このうち日本からの作品は、今掛勇監督の「UFO学園の秘密」、米林宏昌監督のスタジオジブリ作品「思い出のマーニー」、細田守監督の「バケモノの子」の3作だった。

アメリカからはディズニーの「インサイド・ヘッド」やコメディーアニメの「ミニオンズ」などが審査対象となっている。

本欄でも紹http://the-liberty.com/arti介してきた映画「UFO学園の秘密」は、国内初登場5位、オープニング2日間で8万5千人を動員。

今掛監督の前作「神秘の法」に続き2度目の審査対象作品となった。本年は、年末に宇宙映画の超大作「スター・ウォーズ」最新作が公開される他、日本ではUFO目撃情報が増え、UFOを扱うテレビ番組も増えるなど、「宇宙イヤー」となっている。

 


今後、部門別の審査を経て来年1月14日にノミネート作品が発表され、2月28日のロサンゼルス・ハリウッドで受賞作が発表される。



【関連ページ】
映画「UFO学園の秘密」公式ホームページ
http://laws-of-universe.hspicturesstudio.jp/

【関連記事】
2015年10月10日付本欄 映画「UFO学園の秘密」舞台挨拶 「世界の人々に観て欲しい」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10294

2015年10月17日付本欄 「UFO学園の秘密」が好評 続々と寄せられるUFO目撃情報

 

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10318


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米中の衝突は不可避? トゥキディデスの罠を回避できるか

2015-11-07 06:19:32 | 日記


◆米中の衝突は不可避?  トゥキディデスの罠を回避できるか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8975

ジャパンタイムズ誌のマーク・バレンシア氏が、米中関係の悪化と、両国の衝突が回避不可能な局面に近づきつつあることを指摘している。

歴史的に見ると、国際社会のトップにいる国はその地位を守るために現状維持を望み、台頭する国はトップにいる国につぶされることを懸念し、既存の国際ルールを自分に都合が良いように変えようとするという。

例えば、古代ギリシャでは、台頭するアテネと、それを恐れる覇権国スパルタの間で戦争が起きた。

アテネの歴史家・トゥキディデスによると、アテネとスパルタのような関係は、「台頭」と「恐怖」が支配し、必ず戦争につながるとした。現代では、トップにある国と台頭してくる国の間に起こる対立や軋轢を、「トゥキディデスの罠」と呼ぶ。中国とアメリカはこの罠を回避できるだろうか。

同氏によると、両国の関係は日を追って悪化しているという。アメリカにとって、中国に世界の覇権の一部を譲ることは、国の安全保障上あり得ない選択だとし、中国はその増大する力に見合った地位を求め続けるとした。

バレンシア氏や、多くの国際アナリストによると、米中関係はある一定の線を越えたら、国民・国家の認識や政策が「対立」へと流れ始め、そこから後戻りをすることは困難だとしている。その一線を越えた場合、両国に残された道は、お互いに真意を隠しながら戦争の準備をするだけだという。

実際、アメリカは「アジア回帰」を中国包囲網ではないとしながら、アジア・太平洋地域の米軍戦力拡大を図っており、中国にいたっては急速な軍拡が何のためなのかを説明していない。建前の裏で、両国がお互いを意識していることは明らかだ。

しかし、さらに重要な問題がある。国際政治には「トゥキディデスの罠」に見られるような冷徹なパワー・ゲーム的側面もあるが、何が正しく、何を国の理想とするかという、アイデアリズム的な見方もある。

米中の対立を見た東アジアや東南アジアの国々が、どのように善悪を見極め、地域の繁栄と平和のために、どちらの国が持つ思想が望ましいかという価値判断も、両国の影響力を左右するだろう。

不完全ではあっても、世界の自由と繁栄を支えてきたアメリカと、自国内でさえ自由を認めず、圧政と人権弾圧を繰り返す中国であれば、どちらの覇権がアジアの未来にとって望ましいかは明らかである。


違う言い方をすれば、いつか終わるであろうアメリカの覇権の次に世界を牽引する国は、アメリカ以上に自由や人権の担い手とならなければならない。少なくとも、中国のような前近代的な思想を持ち続けている国ではないことは確かだ。(中)

【関連記事】
2014年12月17日付本欄 「米中は衝突する」「日本は核を持て」 国際政治学の権威、ミアシャイマー教授が都内で講演
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8908

2014年12月16日付本欄 衆院選後の安倍政権の課題とは? 憲法改正で緊張する米中関係とアジアの未来を拓け
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8903


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<辺野古承認取り消し>日本に危機をもたらす翁長知事、処分撤回勧告を拒否

2015-11-07 06:18:40 | 日記

毎日新聞 ◇県庁で会見、翁長知事「勧告に従うことはできない」

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設計画を巡り、同県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は6日、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消し処分の撤回を求める国土交通相の是正勧告を拒否する回答文書を発送した。

県庁で会見した翁長知事は「承認取り消しは適法と考えており、勧告に従うことはできない」との考えを改めて主張し、法廷闘争に向けた政府との対決姿勢を明確にした。

【チャート図で整理】辺野古移設を巡る動き 今後どうなる

 国交相の勧告は国が翁長知事に代わって埋め立てを承認する代執行に向けた手続きの一つ。国交相は週明けの9日にも是正を指示する文書を送付する方針だが、翁長知事は是正指示にも従わない考えで、国交相は月内にも代執行を求めて高裁に提訴するとみられる。

政府が提訴すれば、代執行の手続きを定めた地方自治法は提訴から15日以内に互いの主張を聞く口頭弁論を開くよう定めている。

提訴から数カ月程度で1審の高裁判決が出る可能性があるとみられている。

 会見では翁長知事は「(辺野古への)警視庁の機動隊の大量導入など政府はなりふり構わずに移設を強行しようとしている」とも述べて政府を批判。

沖縄防衛局が自らの立場を「私人」として承認取り消しの執行停止を申し立てる一方で、国交相が「国」の立場で代執行手続きも開始したことについても「都合に応じて自らの立場を使い分けるもので、通り一遍の言葉でなく、国民や県民に明確に説明責任を果たすべきだ」とした。


知事は6日、一連の対応について政府の見解をただす公開質問状も国交相へ送った。13日までの回答を求めている。


 移設計画を巡っては、沖縄防衛局が行政不服審査法に基づく審査請求と承認取り消し処分の執行停止を申し立て、国交相が10月27日に執行停止を決定。

翁長知事は執行停止決定を不服とし、11月2日に総務省の第三者機関・国地方係争処理委員会に審査を申し出た。

 一方、政府は10月29日には埋め立てに向けた本体工事に着手している。【佐藤敬一】


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元慰安婦、韓国と共同支援=「最終決着」へ政府検討。ゆすり、たかりは永遠に続く。毅然とすべきだ。

2015-11-07 05:50:53 | 日記
時事通信いわゆる従軍慰安婦問題をめぐり、日本政府が元慰安婦への財政支援などの人道措置を韓国と共同で実施する案を検討していることが6日、分かった。

 政府は、法的請求権は「解決済み」との立場から、人道支援の拡充を柱に打開策を探っている。支援を日韓共同事業として韓国の関与を明確にすることで、最終的な決着とする狙いがある。

 安倍晋三首相は2日の朴槿恵大統領との首脳会談で、慰安婦問題について「早期妥結」を目指して交渉を加速させることで一致。関係者によると、この際、首相は「妥結したなら、もう蒸し返さないことが大事だ」と大統領に伝えた。

 政府は1993年の河野洋平官房長官談話で、慰安婦問題への旧日本軍の関与を認めて謝罪。95年には国民の寄付を原資とする「アジア女性基金」を設立して元慰安婦に償い金を支給したが、韓国の国内世論の批判を受けて挫折した。
首相発言の背景には、韓国政府が何をもって「最終決着」とするのか明確にしないことへの不信感がある。
 このため、これまでの外務省局長級協議で、日本側は首相の謝罪や、アジア女性基金解散後の「フォローアップ事業」として政府が実施している財政支援の拡充を水面下で打診してきたものの、踏み込んだ案は示してこなかった。
 
日本政府関係者は、新たな措置について「日韓が一緒にやる形をつくらないと、また『解決』を求められることになる」と指摘した。

 ただ、朴大統領は2日の首脳会談で「被害者と韓国国民が納得できる解決策」を求めており、合意のハードルは高い。韓国国内の元慰安婦の支援団体は日本政府の法的責任の明確化を「解決」の条件としており、韓国政府も容易に妥協できそうにない。

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