2021年7月23日(金)薄曇りのち晴れ
一切経山、素晴らしい!
魔女の瞳と湖畔のハイキングに魅了されました。
名前の字ずらと、今もなお活火山であるということから、険しくいかつい山のような気がしていましたが、違っていました。
山頂のガスの中から突如現れた「魔女の瞳」と呼ばれる五色沼には、ため息とともに歓喜の声を上げました。
下山後は、午後の柔らかい光を受けた鎌沼のほとりを、幸福感に満ちて歩きました。
ホテルから車で2時間、登山口は浄土平ビジターセンターです。
今日は木陰がなさそうですが、ガスっていることと、標高1590mからのスタートなので、さほど暑さを感じません。
木道は、もう物語の世界へと導こうとしています。
ガスで前は見えないけれど。
ガスの中からひょいと人が現れたのかと思ったら、かなり成長したバイケイソウでした。
酸ケ平避難小屋を過ぎると、急なガレ場になり、喘ぎます。
これを登り上がれば山頂のはず。
ところが…
山頂(1949m)のはずですが、見えない…。何も見えないよ。
この先は何もないのかしら…。うろうろ~。
とりあえずザックを下ろしていたら……。
見て、見て、ここに来て!
ほら、見て!
白い靄がほわほわと動き始めたかとおもうと、ゆっくりと五色沼が現れ始めます。
何て美しい!
こんなに綺麗だったのかと思う。
太陽の光加減で色が変わるそうです。
美しい魔女の瞳に会えました!
「凄い、凄い、きれいーー!」と繰り返しながら、しばらく見惚れていました。
毎日睨めっこしていた天気予報では、今日はずっと曇りだったのですが、さすがに晴れ女のワタクシ。よかったわ。
濃くなったり、薄くなったりする霧の中に、腰を下ろし直してコーヒーとサンドイッチで休憩しました。
皆さん嬉しそう。
下山は酸ケ平に戻り、東吾妻山には向かわずに、鎌沼を巡ってビジターセンターまで帰ります。
往復2時間取れば東吾妻山へも行けるのですが、明日は安達太良山なので、体力温存です。つまりは軟弱者ですが(#^.^#)
酸ケ平まで戻って振り返ると、もうまたすっかりガスっています。
私達はいい時に山頂に居て、絶景を楽しめました。
足元にはミヤマリンドウ。
鎌沼の木道沿いにたくさん群生していました。
光を反射して輝く鎌沼。
鎌沼は思ったより大きく、歩きながら見る角度で雰囲気が違います。
鎌沼を巡る湿原歩きは、お花の連続でした。
スッと首を伸ばしたようなミヤマリンドウはあちこちに咲いていて嬉しくなる。
シラタマノキ
トンボソウ
チングルマの花後。ふわふわー。
たくさん咲くのですね。
イワカガミの花後。これもたくさんでした。
ハクサンシャクナゲは時期が遅かったのですが、それでもあちこちに見ることが出来ました。
ネバリノギラン
花びらが一枚欠けたゴゼンタチバナ。
シラネニンジン。白い線香花火を散らしたようです。
他にも、磐梯山で見た花たちもたくさん咲いていました。
湖畔を離れてから、ビジターセンターに戻るまでが意外と長く、傾斜も感じましたが、とても良いコースでした。
一切経山、絶景とお花のいい山でした。
近くにあったら、しげしげと通うことでしょう。
本日の行程
浄土平ビジターセンター(9:54)~酸ケ平分岐(10:45)~山頂(11:24~12:14)
~酸ケ平分岐(12:43)~東吾妻山分岐(13:08)~姥ケ原(13:29)~ビジターセンター到着(14:22)
五色沼、見れて良かったですね。
私が行った時には、天気が悪く、ガスの中を登って、下っただけでした。(磐梯山の予定を変更)
ここは、吾妻連峰を楽しめるように、スカイラインも整備されていますが、ガスで景色を見れず・・・。
ミヤマリンドウの青が良いです。良いなぁ~。
昨日の磐梯山と言い、お花いっぱいで良い感じの山歩きですね。
チングルマの花、もうアルプスを歩いているのではと思いましたよ
茨城県以北は未知の土地、ましてやお山歩などしたことないので
けいこたんのお山歩記録を楽しませて戴きます。
ガスで見えないかもしれないと思いましたが、少しの時間晴れてきて、見えました。
うっとり綺麗でした。
湿原歩きもお花が沢山で、ずっとご機嫌歩きでした。
ミヤマリンドウの青って印象的ですね。
つい、撮ってしまうので、カメラの中には写真がたくさんです。(^^;)
しかも凄くたくさん咲いていたのです。
花びらを落としても綺麗なので、私も真似したい!
(^^;)(^^;)(^^;)
遠くて、写真に撮れなかったのですが、ワタスゲもあって、ワ~―、と思いました。
遠くへ来たかいがありました。
素晴らしい山容ですね~素晴らしい~
お逢いした折、詳しく聞きたいで~す。私も、一度は訪れてみたい~。歴史好きな吾輩の勝手な歴史観ですが。。。。少し、此処に書かして頂きました。
吾輩の勝手な歴史観。
軍慶喜が朝廷に政権を返上した王政復古の大号令だったのですが、三職(総裁、議定、参与)にも入らない旧幕府、新政府に不満、不信、納得がいかない。結果、薩長を中心とした新政府軍(官軍)と旧幕府軍との内戦だったようですね。圧倒的な武力の新政府軍が会津に進軍。会津藩が組織した16歳から17歳の武家男子予備軍だった白虎隊、飯森山で入城か突撃か!落城する若松城を見て武士の本分として自刀、武家女性や討ち死にした婦女子約200名の石碑「会津藩殉難烈婦」碑も建立されているようですね。猪苗代湖から水を引くために造られた150mの戸ノ口堰、水深1.5m?すきま1m位、想像しても。。。。胸が熱くなりますね~、山もですが歴史が好きな吾輩、行ってみたい~。
はい、とても良い山旅ができました。
山も花たちも素敵でした。
宮ちゃんは歴史がお好きなのですね。いいですね。
私も少しだけ、福島の歴史に触れることができ、勉強になりました。
遺跡や、残されたものを見ると、感慨深いものがあります。時間をかけて見ていきたい気がしました。
なぜに福島かを読み取るつもりで、3つの記事を拝見してきましたが、未だに分かりません。
魔女の瞳を眺める美魔女に聞かないと分からないようです。
ミヤマリンドウ、いいね〜
魔女の瞳は魅力的でした。
喜んで見つめていたのは、美魔女ならぬ不細工魔女だわ(^^)
福島の一番の目的は安達太良山でした。