まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

能登の今を訪ねる(4)

2024-11-03 18:03:00 | 建築まち巡礼中部 Chubu

潮騒レストランのあった高台から降りてきました。大谷地区の地区の集落の一つは大谷川に沿っています。

大谷川です。護岸が大きく破壊しています。ものすごい量の土砂が流れたことが想像できます。

上流方向もRCの護岸がほとんど残っていません。

 

川を少し上ると、大きく崩壊した崖があります。地震で緩んだ傾斜地が、大雨で一気に崩壊したのでしょう。

川沿いの家は、2階建てだったようですが、1階部分が完全に土砂に埋まっています。

大変立派な大きな家屋です。

近づくと、1層分を超える土砂が流れたことが分かります。

今ようやく道路部分の土砂が取り除かれたということなのでしょう。

土砂に埋まってはいませんが、水流あるいは正月の地震などで倒れたと思われる家屋もあります。

どのように、復旧させ、復興の道筋を見いだすのか、私たちには、正直なところ思い描くことができません。

一連の光景には・・・言葉を失います。

高谷時彦

建築・都市デザイン

Tokihiko TAKATANI

architecture/ urban design



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