散歩中に、ヤマモモの熟して落ちた実が道に落ちているのが目につくような季節となってきた。熟すと言えば、広末涼子さんの不倫報道が気になっている。四十歳を超えた元アイドル女優の恋愛については、彼女は、土佐のはちきん的な気質と、どこか危うさの残る妖艶な女性というイメージであったが、流出した彼女が書いたと言われるラブレターなどの文面を見ると、当に、十代後半の少女のようでもあり、性に対する奔放さを表しているようでもあり、世の中の男性にとって益々魅力的な存在に映るだろう。不倫がばれても、いつの間にかドラマなどに復帰している斉藤由貴さんのように、無期限謹慎などと言わずに、彼女も早く女優の仕事に復帰して欲しい。勿論、彼女や浮気相手の男性の家族は大変だろうが、本来、女優という存在は、世の中の常識を超越した存在だと思うし、家庭を持ち中年となっても、恋に夢中となる彼女というものをわかってあげて欲しい。大体、世の中は、理想的な家族制度という幻想に縛られすぎている。そんな窮屈な考え方だから子供は増えないのだろう。広末涼子にこそ、大女優の道を歩ませてあげてもらいたい。
それにしても、岸田首相が解散を匂わせた後で否定したのは頂けない。これだけ物価が上がって、マイナンバーカードの設計についても、失われた年金問題の教訓が全く生かされていなかっただけではなく、デジタル化に対する大臣クラスの人達の理解が十分になされていないと思われる中で、様々な問題点が噴出しているし、満を持して出してきたのかわからないが、少子化対策にしても、ただ機械的に子育て支援などに予算を積んだだけのようで、本質的な問題点が全く理解されていないように見えてならない。
安倍の蓋が開いて、後継首相としては、我が国の抱えている様々な問題点が噴出して当惑しているのは理解出来るが、対応のまずさや強引さというものを見ると、やはり二世政治家や、縦割り、横並び、慣例重視の思考方法でしか動けないキャリア官僚達では、この国は没落してゆく一方になるのだろうかと疑ってしまう。岸田首相には、この国の置かれている現況を長期的な視点から俯瞰してもらい。党利党略ではなく、未来の日本の為に国民の為の政策を断行して欲しい。