ブログ仙岩

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吉岡久子「ガマの油売り」口上を聞いて

2014-02-07 10:33:05 | 日記
今朝4時台「明日へのことば」老舗旅館女将吉岡久子さんのトークと口上を聞いた。

877mの筑波山のガマの油と聞けば、膏薬、油売りの口上、そして、マウント筑波のフロッグコーラス コンダクターはガマガエル・・・の筑波山ろく合唱団デューク・エイセスの歌ぐらいである。

さあさあお立会い御用と忙ぎでなかったらゆっくりと聞いておいで、遠風山越えは笠の内・・・・古事記、万葉の歌で有名筑波山嶺の男女川の露草を喰らう蟇の油・・・と口上を聞いて、トークが始まった。

戦後、夫吉岡茂夫さんは筑波山の観光発展のため、町長と掛け合い東京の春風亭柳好に依頼ガマの油売り口上を筑波で練習するが、久子さんは役場の誰かがと思っていたら、茂夫さんは「お前やれ」といい、女将の傍ら練習、柳好さんは一度も間違いにも口にせず教えてくれたという。

そこに、小学校の校長岡野寛人さんも加わり、退職後第18代名人位を襲名、その岡野さんの指名で第19代名人位永井平助を初の女性が2003年に襲名したと。92才でも現役、大きな声で口上するから病気一つしないという天晴れな久子さんのお話であった。


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