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中塚翆涛「手紙とはがきが書ける本」より

2014-02-08 09:02:59 | 日記
先月末、いわき駅前の書店から購入5冊の中の「手紙とはがきが書ける本」は自作の横書きのはがきで切手の貼り方に疑問を持っていたので購入した。

自作はがきや郵便はがきを横に使う場合で、はがきの上下や切手の貼り方が右か左かで迷っていた。どうしても、洋式のはがきと縦の絵はがきを混同して使用するからであるが、和式は、日本、県、市町村、番地、氏名と全体から見下ろすもの。しかし、様式は、氏名、番地、市町村、県、国というように、個人から見上げるもので、日本と外国のポスト習慣を区別しなければと思う。

これが混同するから、横書きのはがきに左に切手を貼ることになると思う。中塚さんの本のように、和式のはがきでも、切手は縦書きは左、横書きは右と区別することを確認した。

しかし、私は、松本芳翆(愛媛県出身、1893~1971)の書海派流で、倉敷出身の中塚さんは大東文化大の流れ、私も夏期講習で謙慎書道会の青山杉雨(愛媛県出身、1912~1993)の手ほどきを受けている。
しかし、この本の書き方の手本の文字で「様」の右の縦棒が木へんの縦棒と同じそりであること。そして、名前の「由佳」の佳の土の縦が上下とも左払いになっている。
ここが書の流派の違いで、大変気になるところである。

私の筆法では左払いは投げ飛ばさず、必ず止めるので「様」の縦棒、土の縦棒はまっすぐ引きおろし止める。中塚さんのように左払いにはならない。筆やペンの線の書き方で左払い、右払いで止めるか払うかの違いであるが・。画像は今年小生の書初めです。


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