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安楽死の前に「三保浩一郎・文子」さんのトークを聞いて

2020-12-08 08:56:50 | 問題
今朝「安楽死議論の前に多様な生き方を知ってほしい」日本ALS協会広島支部三保浩一郎・文子さんのトークを聞いた。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)の言葉さえ初めて聞く。筋肉委縮の病気はしっており、かかっている方にお目にかかったことはないが、体が動きにくいことは知っていた。
呼吸器をつけて生を選び、胃から食事をしている浩一郎さんは、安楽死を認める制度があれば、呼吸器を付けずに死ぬ人が70%もおり、この方々は呼吸器をもっと多くつけるであろうと。
歯科医師で、講演会やその他の会合にでているが、仕事をすると、ヘルパー手当が自費になると。体が動かないだけで、パソコンを通して眼球で会話をしている。言葉に出すのは奥さんの文子さんである。
京都のALSの女性に対する嘱託殺人容疑で医師2人が逮捕された事件で、女性はヘルパーの確保に悩む心情がSNSで知られていた。ヘルパーいなければ指1本動かせない。
人は生きていいればこそ、ヘルパーにお手伝いして頂き、社会に役立つ人間になりたい。・・・ありがとうとパソコンに文字が描かれ、文子さんがそれをみて声に出した。二人三脚や浩一郎さんのように、二人二脚の人生もあると。


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