ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

昨日2月8日は針供養と天声人語

2015-02-09 10:56:03 | エッセイ
12月8日が事納めで、農事や針仕事の納めでもあり、2月8日は事始めで、農事針仕事を始める日であるが、この2月8日に集約して、曲がったもの、錆びついたものの針供養が行われた。何時もなら数輪開花しているが、写真は今の梅の花芽。

2か月間のお休みと言っても、冬場の農閑期には、わらじやみのなどわら細工仕事で多忙である。今はこんな仕事はしないが、19日旧元日には何もなくなったが、依然として中国では春節として実家との往来で大移動をする。

また、2013年2/8の天声人語に、再び戦うマララさんとして、女性にも教育をと訴えて、武装集団に襲われ、4ヵ月後には肉声でコメントを出すまでに回復、砕けた頭蓋骨の穴はチタンの板で覆われ、耳には聴力を取り戻す器具が埋め込まれた。

心にも鉄の衣を着せ、生死の境をさまよい、神に授かった新たな命は人助けに捧げたい気丈に語る姿に胸を打つ。ノーベル平和賞の候補とされるのも道理だろう。

彼女の信念はとりわけ同世代の女性に響いたようだ。・・・日本や欧米では、勉強はさせられるものかもしれないが、マララさんの受難を知れば、皆が恵まれた境遇に気づかされよう。

人間誰にも役割がある。数え15才の元服に、各地の中学2年生が立志式を行っている。生まれながらの伝統文化を背負い、決意と大人への自覚を促す行事でもある。過去を見て憂いくよくよしたり、未来を見て不安になる若者が増えているが、今が大事と踏ん張ってほしい。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿