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漫画家東海林さだお「クスッと笑わせ40年」を聞いて

2014-06-16 08:04:19 | 日記
今朝ラジオ4時台「クスッと笑わせ40年」と題して漫画家、エッセイスト東海林さだお氏のトークを聞いた。

1937年東京酒店生まれ早稲田大漫画研究会創設園山俊二、福地泡介らのメンバーで、毎日新聞連載「アサっテ君」の東海林さだお氏は土曜日に2枚の作品を前々日の9時まで出す週休1日の生活という。手塚治虫の漫画にあこがれ、一橋大入学に失敗し、大学でもろくに授業に出ず漫画ばかり描いて中退している。

新聞連載漫画の発想はネタ帳にあり、集団的自衛権とメモして、反対の個人的自衛権の連想から、経験のないサラリーマン専科など、小保方とメモしてその隣に似顔絵を描くという。しかし、今やっているエッセイの文章を書くイメージは全然なかったという。が、エッセイ「あれも食たい、これもも食たい」週刊朝日と、丸かじりシリーズなど、漫画以外文章の依頼で始めたと。食べ物に限定すると楽で、普通左から食べるオムライスを真中から食べたり、食べ方の観察、道路工事の観察する子どもの好奇心で、例えば、アフリカでのシカは30秒食べ4秒首をあげるリズムで警戒して食べていることなど。

ニートルズという野球チームに所属し、打つより、年長者で好きなショート(塁を持たない自由なポジション)を守り、逆シングルで捕球一塁へストライクの送球をすると晴々するという。

数々の漫画賞や大賞、旭日小綬章と王道40年の歩みの感想を聞かれると、次々に新人が出る競争社会で、仕事がなくなる恐怖を防ぐための努力であったという。普通のノート11冊に似顔絵をネタ帳として書き、辛いと思ったことはないが加齢で頭も質も落ちている現在より質を高める努力をしていると結んだ。


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