あぶくま抄に、欧米では七面鳥や菓子を焼き、ツリーを囲んで家族と過ごすのが定番という。フィリピンやメキシコ・・クリスマスの過ごし方はさまざまだ。・・・・
天声人語では、ホワイト・クリスマスの人気はゆるぎない。山下達郎さんの「クリスマス・イブ」がゆるがぬ定番らしい。が、私はやはり、ジングル・ベルだ。
「待つ人はつねに来る人より多くこの街にまた聖夜ちかづく」歌人小島ゆかりさんの一首に、待ち合わせスポットの人模様を想像してみる。一人ずつやってきて待つ人とともに消え、年の瀬街の雑踏に、あたたかさと冷たい風が混じり合う。
白樺派詩人千家元麿の「三人の親子」に、大晦日の晩、母子三人が往来から、硝子戸の中の餅をじっと眺めている。10分立ち尽くして、買わずにそっと歩み去る。そんな詩だ。
人は誰も見ていなかったが、神だけはきっとそれをご覧になったろう。と詩は続く。店のウインドーにせよ家々の窓にせよ、ガラスの向こうの華やぎや幸せが、胸にしみ入る時節でもある。しかし、暖冬の聖夜の団欒も確かな暮らしがあってこそ。広がる格差、進まぬ福島の帰還復興を神はしっかり見ているであろうと。
天声人語では、ホワイト・クリスマスの人気はゆるぎない。山下達郎さんの「クリスマス・イブ」がゆるがぬ定番らしい。が、私はやはり、ジングル・ベルだ。
「待つ人はつねに来る人より多くこの街にまた聖夜ちかづく」歌人小島ゆかりさんの一首に、待ち合わせスポットの人模様を想像してみる。一人ずつやってきて待つ人とともに消え、年の瀬街の雑踏に、あたたかさと冷たい風が混じり合う。
白樺派詩人千家元麿の「三人の親子」に、大晦日の晩、母子三人が往来から、硝子戸の中の餅をじっと眺めている。10分立ち尽くして、買わずにそっと歩み去る。そんな詩だ。
人は誰も見ていなかったが、神だけはきっとそれをご覧になったろう。と詩は続く。店のウインドーにせよ家々の窓にせよ、ガラスの向こうの華やぎや幸せが、胸にしみ入る時節でもある。しかし、暖冬の聖夜の団欒も確かな暮らしがあってこそ。広がる格差、進まぬ福島の帰還復興を神はしっかり見ているであろうと。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます