オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

今朝の弁当は?

2013-09-26 | Weblog

9/26(木) 枕元のスタンドもラジオも点けたままで眠っていた、これじゃ十分な睡眠もとれるはずがないのだが間々ある出来事。そんな次第で、五時過ぎには目覚めた。

今日は午後から山形へと出掛ける。明日、10時から西蔵王にある石行寺・ご住職の取材である。住職は、サラリーマン生活の後、得度されて仏門に入ったと云う経歴。

そんな訳で明日の弁当は休みとなるので今朝は弁当を作る。未だ膝の方が治らないのでジムへも散歩にも行けない、情けない状態を引きずっているのだ。

寝床の中でメニューを考え、おもむろに台所に向かう。今日は「白菜の豚肉巻き煮」と「ポテトサラダ」である。もう一品ヘルシー系をと、小松菜とウィンナー炒めの卵とじを作る。

どれもこれも何時も作り馴れた代物、面白くもないが新メニューが浮かんでこない。手抜き弁当の典型のようなものだが、暇オヤジの手慰みと勘弁願う。

                           

ポテトサラダは、ジャガイモとサツマイモのハーフにしてみたが、これが塩梅がよくなかった。パサ付く感じの食感であった。

ご飯の方は新米の炊き立てなので上々の香りと色艶。これに海苔佃煮を載せた。

                           

ご飯と云えば、今年のコメの出来栄えが全く駄目だったと、田舎の義弟が嘆いていた。雨が降らず高温が続いたせいで、ウンカなどの害虫にやられたそうだ。先週末の帰省の折が、丁度稲刈りの盛り。例年の3分の2しか収穫がなかったとか。無農薬を通すのは難しいか・・・。

出社後、ベランダに出てタバコを一服する。咲遅れのちっちゃな朝顔が一つ、隣の鉢には種から芽をだしたスイカがヒョロリと四つ葉になっていた。

               

生きとし生けるもののしぶとさを見るようでもあり、また、育ちきれない生命体の儚さを感じさせる。

 

  ベッタラ市・・・

 10月19・20日(今年は土・日となる)、恒例のベッタラ市が立つここのお祭り。椙森神社と恵比寿寶田神社の神祭。例年どおりに屋台を出すので、先ほど祭りの世話役の処に書類と必要経費の支払いをしてきた。

いつも悩むのが出し物、何を売り物にするのか?テキ屋の屋台も沢山出るのでなるべく商売の邪魔をしない気遣いも要る。来てくれるお客さんや、営業上の工夫もちっとは必要だ。

例年の定番品、焼き鳥・安納芋・土佐風ちらしずし・日本酒の南・芋焼酎にお客さんとスタッフ用の生ビールは決まりか。昨年、OKAGIが味付けで大失敗をした松茸ご飯に変えて、栗ご飯を出そうかと思案中。その他、何か目玉になるような食い物が欲しいのだが・・・。

先ほど、ド・トールのオーナーとの話の中では『手羽先』でも煮込むかとなったが・・・果たして正解か?こればかりは、万機公論に決する訳にもいかんのだ。

これまでトン汁、焼き魚、タン塩焼きetcやってきたが決め手に欠ける。こんなことを考えながら、締切が迫る取材原稿の方も進めなくては・・・。

 

 熊本・高森町

9/15(日)の夕、山田堰から高森町へと向かう。夕闇が迫る中を急かされるように日田インターから、杖立温泉(この温泉には数年前、熊本在住の友人竹村と鄙びた安宿に泊まったことがる。急流の谷川の音が煩かったことが思いだされた)を抜け、阿蘇の外輪の北端から阿蘇市を抜けて阿蘇山の麓から高森町へと山道を急いだ・・・。

高森には、昨年にIターンで帰郷して養鶏や農業を営む友人、SEIさんがいる。彼を訪ね旧交を温めながら農業や養鶏の話を聞こうと云うことになっている。携帯の電波も途切れがちな山中、待ち合わせ場所を通過してしまう。とっぷりと暮れた中で、右往左往であった。

「宿は静かな処を用意しました」との連絡を貰っていた。前夜泊まった世界平和道場のある山都町に接した山中で漸く出会うことができ、更に山の中を分け入るように車を走らせた。

こんなところに宿があるのか?と疑心暗鬼ながらSEIさんの後を追う。更に枝道に入り、とある民家の庭先に車が入った。何のことはない、SEIさんが生まれ育ち、今も暮らす自宅であった。周りに人家の灯りも物音もなく、既に八時半頃となっていた。

築200年ぐらい経つ武家屋敷とのことで、隣の部屋は吊天井だと云う。曲者らしき者はその部屋に案内したらしい。「我が居る部屋は落とし穴で、地下には竹槍が並んでいる。なんてことはないよね?」と冗談を言いながら、根田が緩んだ座敷で大いに食べ・飲み話を聞く。

確かに静かな処であった。思いがけずに、すっかりお世話にお世話になってしまった。翌朝、昨年から始めた鶏を見せて貰う。すぐ庭先に応急の鶏舎が設えてあり、取り敢えず200羽を飼育中とか。

昨夜一献交わしながら鶏の話を聞いた「オスのNO1鶏は、餌をやると一番高い処で全体を見回して自分は食べない。最後に餌を啄む」とのことだった。その話どうりに、朝の餌やりを始めるとメス鶏や順位下のオスが我先にと啄む中、立派なオス鶏が高みから睥睨していた。

              

取れたてのこだわり卵で、卵かけご飯の朝食を頂いた。一個80円で販売しているとのことだが、そんなに高くて売れるのかと心配になった。

 今後、鶏舎を本格的に作り鶏を増やしていくとのこと。ITビジネス経営から、これからは農業だと転身を図り、故郷で未来を拓くSEIさんに幸多かれと願う。

 

 

 

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