オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

夜明け前に星空を・・・

2020-08-14 | 弁当

8/14(金) 深夜、テラスに出て闇夜の空を見上げて星を探した。今夜も星々は輝いており、暫し寝込んで眺めた。何時かの秋の夜空と同様に、煌めく星を追い・・・。

部屋に入り布団の上で古い小説の文字を追った。やがて夜明けが近い時刻になっていることに気付いた。今一度、夜明け前の星空を見ようとテラスに出た。が、薄明の空はベールを覆ったように薄雲が広がり星々は消えていた。

間もなくして、薄雲を破るように五時の夜明けを告げるかのような広域放送のサイレン音が響いた。

 

小説であれ記事であれ、過ぎ去った年月が出てくると我が身を重ねる。その時、その頃、自分は何をしていたのかと。そしてある時はつい最近のことのように、ある時期は古い過去の記憶として蘇らせるのだが・・・。

僅か数年前のことが遠~い出来事のように思うこともあれば、数十年も前のことがつい最近のことのように思えることもある。記憶とは不思議なものである。

 

昨日は旧盆の入り、本膳を仏壇に供え、従姉に花を届けて貰つて変えた。それだけのことであるが、夕には迎え火を焚いた。何時もなら表玄関の軒下で焚くが、昨夕は庭先で焚いた。

両親が花を愛で、金魚の泳ぐさまを楽しみ、夏場にはテント張って外ご飯を楽しんだ庭である。この庭で私も同じことをして遊ぶ。その庭先から帰ってもらい、在りし日を懐かしむようにと庭先での迎え火であった。

                   

夕餉は早い時間から「ソーメン&掻揚」を用意して、USUI老と従姉の三人でテントの下で摂った。直ぐそばで迎え火を焚いた私の心中を知る由もなかろうが・・・。

                 

 

八月は、四日が母の誕生日。そしてお盆に終戦の日があり、月末の三十日は母の命日である。命日の一週間前、二十三日は三回忌の法要を営むが近所の従兄姉、妹家族だけの静かな法要となる。それもまた好。

山里の西山の上に陽が射して青空が広がってきた。今日も暑くなろうが、それが夏である。それもまた好!。諸氏におかれても、好き一日となられるよう願います。

 

 

 

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