Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

安全神話

2011-07-09 12:51:47 | 日記
原子力発電所の安全性
みんなで考えよう

福島原発の今回の事故は、地震と津波によるもので、今日に至るまで、
原発は厳しく安全については、管理されているから安全であると。
安全神話に乗せられて来た。
国民はもとより,原発場所を誘致する際、原子力発電所からの、万が一、
放射能漏れが起きた時のことを考え、安全に不安を持ち、危険を感じた
住民は設置に反対した。
過疎化で、財源の苦しい町村を狙い撃ち、原発設置で甘い補助金と、
安定した原発から起きる安定した税収や雇用で、地域が豊かになる
ことを洗濯し、原発設置賛成に回った。
過去住民は、この賛否のこの選択で、町村が二分され、親兄弟の骨肉の
争いまで、起した経過のもとで、今日まで、
ただ、ただ、少々の事故は遭っても、今回の福島のような事故に遭遇し
なかった事で、今日まで国の安全神話に乗せられて今に至ったが、
この未曾有の地震と津波で起きた、今回の震災事故、「国と電力会社で
作られた安全」は、嘘であったことが判明し、安全基準の曖昧さを見せ
付けられたのである。

原子力発電所の安全を管理する、経済産業省所管の「安全保安院」の
安全管理の杜撰さが露呈、これを補佐する、「原子力安全委員会」この両者、
一体今日まで、何を管理してきたのか、特に今回の一番問題になった
津波対策、想定外で済ませられる、ものではないだろう。
地震国の建築に関する安全基準は、どの国によりも厳しく、作られた物である
ことは、ある程度証明されたが、「津波に対する安全策」がいかに
杜撰だったか、この福島が教えてくれた。
今日まで、これらに関係する「安全保安院と原子力委員会」には、津波は
来ないと想定し対策を練ってこなかった事に、最大の原因がある。
今回の津波は、過去のこの地域での、津波に関する歴史を厳しく、
調査した上での対策が、採られて来なかったことが、このような大きな
被害を起した事が、最大の原因で人災事故ではないだろうか。
このような大きな、津波震災ではあったとは言え、問題の水素爆発まで、
起こした最大の原因は、何だったのか、何故、起きたのか、
検証するまでもなく動力源である。
非常用ディーゼル発電機停止、SBO(全交流電源喪失)電源が津波で
水没し、電源喪失したのである。
この電源喪失で、原子炉の炉内温度を抑える、冷却水の循環機能が
喪失した為、最悪な事態、原子炉の融溶を招き、放射性物質の飛散を
招くことになった。
放射線漏れを想定した、重要機器の損傷を見過ごし、初期判断の
遅れたことで、対応が大きく遅れ。
旧ソ連のチェリノブイリと米国スリースマイルの原子力発電所の
事故を上回ると言われる、世界最大の原子力発電所の事故を、
福島原発で起きたのである。
このような事故を、再び起さない為の対策は、今まで以上の安全対策、
「経済産業省:電力会社と安全保安院」との馴れ合いの安全対策を止め、
保安院を独立させた機関に置き、国民の安全は、国会が持つ大儀、
官邸で厳しく管理すれば、よいのではないだろうか。

我が国の電力問題に関しては、国家の存続につながる問題でもある。
総理が一番危険であると、停止を命じた浜岡原発問題は、我が国の
電力問題を大きく替える事になったのである。
学者が地震の起きる位置プレート上にあるので危険度は
一番高く80%などと、言った所では地震は起きず、今回の地震の
予測では危険度0%のところで起きた、だから、確率の高い80%の
ところが、次に起きるだろうというのが、管総理の判断のようであるが、
こじ付けとしか考えられない、この問題が全国の原子力発電所の
原発立地県で再開を待つ、原子力発電所の点検済みの、再開を止める
きっかけになった。

総理の発言

佐賀玄海原発で、一時纏りかけていた、原発再開に水を指した。
これを受け、後先何も考えない、我が国の総理大臣延命の為に、
またしても混乱と言うべき厳しい問題の定義「ストレステスト」を
取り入れるとぶち上げた、この定義、どれほど厳しいものか、
これが我が国の電力事情をどう変えるのか、検証もせず言い出した事に
問題は大きい。これで原発立地県・各地方の自治長の判断は厳しくなった
今でさえ多くの原発が停止している現状の中で、電力補うために、
今の安全基準を厳格に原発の再開を目指している最中、玄海町の町長が
言うように、何故、今言うのか、
「ストレステスト」で?、
この人に(管総理に)本気で日本を壊す気かと言いたい。
この男(菅)、日本をどうするきだ、本当にあんたは日本の癌だ、
転移しないうちに逝ってくれ。