みんなの党分裂
江田憲司氏は、新人議員を引き連れ集団離党、遅から早かれ、こうなる事は誰が
見ても判っていた事実。党首にたてつき、党首と歩調のとれないようでは、
そこにいること自体無理がある、お互いの為に江田氏離党の決断は正解だろう。
しかし、江田氏と共に離党する議員諸君に言いたい。
みんなの党離党者:
今どうして国会議員として国会に居られるのだ、選挙では「みんなの党」と言う党名の
比例として国会に送られたのではないのか、国民は選挙の折、「みんなの党の政策」に、
共鳴して比例票を投じたのであり、間違ってはいけないよ、あなた個人に投票して、
もらったんじゃ無いと言う事を。
きれいごとは何とでも言える、江田氏はただ、「あんたが大将」で党を仕切りたいと
言うのが本音だろう。
やる気なら本気で、渡辺代表と「とことん激論すればいい」党首に内緒で、他党の
幹事長と政策勉強会など言い訳にもなりはしない。
江田氏の言い分
党首渡辺氏の行動は、最近では”自民党にすり寄りあわよくば、与党化していく
動きもみられた“などと、厳しく党首の批判を繰り返し、このように有権者の期待を
裏切る行為を絶対許す事は出来ません。みんなの党は、「歌を忘れたカナリア」になった。
もはやこの党(みんなの党)に将来は無いと結論を下さざるをえませんでした。
私の考えている野党の使命は、自民党に代わりうる政権交代可能な、一大勢力を作り
上げていくことで、新党結成の準備に入りたいと思いますと語り、
離党者全員で臨んだ記者会見で、“年内に新党結成“の方針を語った後。
みんなの党の江田憲司前幹事長ら、衆参議員14人の議員は離党届を提出した。
分裂会見
新党は野党の再編を目指す為の触媒だとして、”来年の春ごろまでに、日本維新の
会の一部と合流したい”という考えも表明した。
野党に課せられた使命は、小さな政党がいがみ合っていることではなく、自民党に
対抗しうる、政権交代可能な国民の期待をしっかり受け止められる、政党を作って
いくことではないでしょうかと、尤もらしい発言をしているが、カリスマ性もない
江田氏が、政権交代可能な政権作りを語っても、民主党の政権に騙された国民は、
もぅ二度と「野心で動く未熟の政治家」に、政権を委ねるような事は無いだろう、
国民はそう甘くあいよ。
それは「野党勢力を結集し政権可能な一大勢力を作る」ために、以前から働きかけて
いた他党の幹事長らと、党の方針に逆らい会合を重ねた今回の行動で、合流すると
みられるのは、細野豪志を中心とした民主党議員、日本維新の会の松野氏と、
この江田氏の行動に賛同している、橋下大阪市長の行動が注視される、だが他党の
議員が江田氏3人組の、思惑通り動くだろうか。
見てると、あんたが大将は誰か、船頭多くて、船、動かずの気がしてならない。
「策士、策に溺れる」と言う事にならなければ良いのだが?
このような前幹事長、江田憲司氏の行動について、
渡辺喜美党首が激怒、
自民党にすり寄ったとか、立党の精神が失われたとか言うのは、全く当たらないと反論。
江田氏は、党内の議論に全く参加せず、勉強会、代議士会にも出席せず、本会議では
採決時は造反し、外部に向かって発信し挙句の果てに、離党とは本当に不可解だと
江田氏を厳しく批判し、その上で渡辺代表は、江田氏は、1年生議員をマインド
コントロールを行って”私が自民党にすり寄った“かのような自説を振りまいて、
集団で大量の離党に至る、というのは極めて異常な状況だと思っていると会見で語った。
離党した議員についての処分は役員会に諮り、比例代表で当選した議員には、
“議院離職を求める”とも語った。
このように小党の国会議員は何時まで、離合集散を繰り返すのだろうか、比例で当選し、
その政党の政策に共鳴して、臨んだ選挙だったはずだ。
初心を忘れた議員に、明日はない自らの行動を恥じるべきではないだろうか。
自らが選択した政党の政策に疑問を持つのであれば、比例で当選した議員は一度辞職して
自らに自説を国民に説きながら、新たに立ち上がるべきではないだろうか。
一度つかんだ甘い蜜、を捨てたくはないと言う事か、理念も信念もない国会議員が
本当に国民から信頼を得られるだろうか、議員としてあまりにもあさましい限りだ。
国民を、なめるんじゃねーよ。
比例で当選した国会議員諸君。あなた方に明日はない。
勉強会「既得権益を打破する会」の設立総会を開き立ち上げ決めた役職は?
共同代表に3人の幹事長が選ばれた。
みんなの党前幹事長、江田憲司
民主党、元幹事長、細野豪志 (親中、小沢一郎の重鎮)
日本維新の会、国会議員団幹事長、松野頼久(親中、鳩山由紀夫の重鎮))
松本剛明:笠浩史
副代表には、民主党の松本剛明(安倍総理の不信任決議案の採決で造反)
幹事長には、笠浩史
など役職者を決め「政権交代と言うリアリティーを持つ、政党の魂を作る為の第一歩と
なる勉強会にしたい」と語ったが。
同床異夢、野心丸出しの3人の侍が動いた年末の騒動。
果たして「吉と出るか、凶と出るか」どろ船に、ならなければよいのだが。
この3人の思惑通り、既成政党、民主、日本維新からの賛同が、得られるのだろうか
甚だ疑問である。
唯この3人、所属する政党の中での、「不満分子の旗揚げにしか、国民には映らない」
のは何故だろう。
ただ権力がほしいと言うだけではないのか、口先だけで、大義の政策が見えない。