みなさんは豚肉を料理する時、「しっかり火を通さなければならない」という保健局の注意を聞いたことがあると思います。しかし、なぜしっかりと火を通さなければならないのでしょうか?みなさんは真実を知っていますか?その理由は、豚の中にいる微細な寄生虫を除去するためです。この微細な寄生虫は旋毛虫と呼ばれていますが、もしこのような虫が生きたまま私たちの体の中に入って来たなら、私たちは旋毛虫病によってひどい苦痛を味わうことになるのです。
しかし今みなさんは、こんなことを思ったかもしれません。「政府の検疫機関ですべての肉は検査され旋毛虫のいない、合格した安全な肉だけが店に出ているのではありませんか?」。政府の検疫機関はありますが、そこで旋毛虫を検査して除去しているわけではありません。彼らがそのような虫を除去できないため、市民に豚肉に関する注意を促しているのです。
過去50年間、アメリカ国内で旋毛虫病の患者の発生率は2%のラインを維持していると報告されています。旋毛虫が人の体に入ると、短時間で数百万倍に増殖します。この虫は内臓から、リンパ腺と筋肉質へと広がります。こうなってしまうと治療法は一切ありません。なぜならその虫を殺すためには、非常に毒性の強い注射をしなければならないのですが、この場合、同時に人の命も危険にさらされるからです。
人が旋毛虫病を持っているかどうかを診断するのは、非常に難しいことです。そのためワシントンの公衆保険福祉課のホール博士は次のような結論を下しました。「旋毛虫病を持っている人に対する診断は99%失敗しています。この病気はあまりにも様々な病気の症状を複合的に発症するため、正確な診断を下すのが非常に難しいのです。多くの人は症状が出て5週間ほどで、肺炎で亡くなります」。ホール博士は旋毛虫病で亡くなった人の死体を剖検した後、このように語りました。「私は心臓弁膜から1gの筋肉を切り取り、顕微鏡で見たのですが、そこにはおよそ1千匹の旋毛虫が寄生していました。旋毛虫を持っている人たちが、他の病気だと誤診され治療している間に、旋毛虫病で亡くなってしまうケースが、非常に多いのです」。驚愕の事実ではないでしょうか?
この事実は豚肉を含めた多くの肉は、食べてはならないという警告ではないでしょうか。最も安全な道は、人類に与えてくださった最初の献立へと戻ることだと思いませんか?それとも「それは汚れている」という神様のお言葉の中に込められている天の知恵を無視しますか?