今日はヨブ記の学びを通して、私たちの未来について、より大きな確信と大胆な信仰をもつことになります。ヨブ記を悟った人は、どんな状況でも動揺しない信仰を持つことができます。 一時間では、ヨブ記をすべて扱うことはできないため、最後の時代を生きていくという観点から「ヨブの経験、私たちの未来」というタイトルで話をしたいと思います。
皆さんヨブ記の内容は難しいですか易しいですか。 難しいですよね。 多くの人が難しいと言います。これが正しいという話しなのか、間違っていたという話なのか。 神様の言葉かサタンの言葉か、そのまま見れば、区別しにくいのです。 それでもヨブ記に対する評価は常に絶大なものでした。
ルターはヨブ記は、聖書の中で最も壮大で荘厳な本だ、と言いました。 トーマス・カーライルは世界最大の本は聖書であり、聖書の中の最高の書はヨブ記だ、と語りました。 またある人は、ヨブ記を旧約聖書のマッターホルン(Matterhorn)、つまりアルプスの最高峰だ、と言いました。
皆さん、聖書で最も先に記録された書は何ですか? 聖書66冊の中で一番先に記録された本は?創世記ですか? 違います ヨブ記です。 ヨブ記は、創世記より先に記録された本です。作り話ではなくて、私たちと同様に苦難を受けた実在の人物についての話です。
苦難には3種類があります。
①第一は自分の過ちの結果来る苦難です。 ヤコブは130歳まで生きましたが、苦労と苦難の人生でした。 それは罪の種をまいた結果でした。
②それから他人の過ちのために来る苦難があります。 戦争やテロ、交通事故や飛行機事故。皆さん、列車事故に巻き込まれた人たちは、過ちがあったからからではありません。 罪を犯して罰を受けたのではありません。 その中には、イエス・キリストを心から信じている人もいたはずです。 このようなことは罪の世界に生まれたために受ける苦難です。
③三つ目は霊的な摂理から来る苦難があります。 何の罪もないのに大きな苦難に直面します。神様が愛なら、どうして苦しい病床で生活することを許されるのでしょうか? 私たちには理解できません。 もしヨブ記がなかったら、多くの人たちが絶望したでしょう。