□どうして神様はイスラエルをエジプトから出されたのか、いろいろ書かれていますが、出エジプト記7:16を見れば、次のように記録されています。
「わたしに仕えるようにさせよ!」。 神様を礼拝するようにさせよ!と、 神様を正しく礼拝する民を作るために! サタンはこの民を、食べて生きていることを人生の全部にさせて、他の人と同じように奴隷として生きて死ぬようにしようとしました。 神様は食べて生きるのに縛られて、奴隷になった人たちを脱出させようとされました。イスラエルの歴史で、出エジプトは最も重要な事件です。出エジプトがなかったら、エジプトで奴隷暮らしをしておしまいになったはずです。今もサタンは私たちを同じ方法で神様を忘れてしまうようにしています。
□ヘブル人への手紙2:15にこうあります。
「死の恐怖のために一生涯、奴隷となっていた者たちを、解き放つためである」。
イエス様がこの地に来られた理由は、イスラエル民族を出エジプトさせたことと同じです。
多くの人がもっと稼ぐために頑張っています。皆さんはなぜ生きていますか? 何のために生きていますか? もっといい人生を送るためですか? どんな人生がいい人生でしょうか? バスの代わりにいい車に乗って、借家の代わりに自分の家を持って、子どもたちを良い学校へ通わせて…。そのように生きると幸せですか? 未来が明るく思えますか? 心が平安ですか? それが生きる理由のすべてなら、それはエジプトの生き方です。それがまさに奴隷の人生です。
イスラエルの民はなぜエジプトに行きましたか? もっと楽に生きようとして、食べて生きる奴隷になりました。奴隷と同じように生きている私たちの姿を見なければなりません。食べて生きるために朝から晩まで働く奴隷です。エジプトに閉じ込められた私たちの姿を見なければなりません。
皆さん、北朝鮮を動かす力は何ですか? 食糧です。食べて生きるために命をかけて脱北を試みる人がいます。共産主義はお腹をすかせると崩壊します。それで東欧が崩壊しました。自由主義国家、西洋世界はそうではないですか? 西洋は物質に基づいた社会です。人々は高尚なふりをしていますが、同じように物質を追いかけています。