ところで神様を礼拝する日である安息日を聖とすることを何をもって訓練されましたか。食べ物で訓練されました。食べることで訓練させるというのは、何かおかしいのではないでしょうか? 動物は食べ物で調教します。"いや、神様が人をあまりにも見下げて動物扱いをされるのですか? ひどいですね"と言うかもしれません。普通の日には2倍集めると腐り、金曜日には2倍を集め、金曜日に集めたものは腐らず、安息日にはとれない・・・。神様が人をまるで動物扱いしておられるようです。食べ物で訓練しておられます。なぜでしょうか?イスラエル民族が食べて生きようとする動物のレベルまで落ちてしまったからです。食べるために生きる人間は動物と同じです。動物を訓練する方法を使われたのは、人間がそこまで落ちてしまったからです。
出エジプトと同時に礼拝を回復させられました。エジプトから出るとすぐ、マナを通して聖安息日を記憶するようにされました。食べ物のための人生から解放されて、神様を正しく礼拝する記念日を回復されました。エジプトの奴隷生活から解放されたことの最初の証拠として、安息日を守ることを定められました。
皆さんは、本当の神様と偽の神を区別する基準が何かご存知ですか? エレミヤ書10章に答が出ています。
「異邦の民のならわしはむなしいからだ。彼らの崇拝するものは、林から切りだした木で、木工の手で、おのをもって造ったものだ。人々は銀や金をもって、それを飾り、くぎと鎚をもって動かないようにそれをとめる。その偶像は、きゅうり畑のかかしのようで、ものを言うことができない。歩くこともできないから、人に運んでもらわなければならない。それを恐れるに及ばない。それは災をくだすことができず、また幸をくだす力もないからだ」(エレミヤ10:3~5)。
「あなたがたは彼らに、こう言わなければならない、『天地を造らなかった神々は地の上、天の下から滅び去る』と」(エレミヤ10:11)
"創造主か、そうではないか"ということで、本当の神かどうかを区別します。神様は、サタンが創造主を忘れさせるために、多くの偽の神々を作り出すことをご存知でした。それで創造に関する知識を保存するため、何か特別なことをされる必要がありました。それは何でしょうか。人類が神様の創造を永遠に記憶するようにするため、神様は何を作られましたか。何でしょうか。それは安息日の戒めしかありません。安息日は神様のものであり、神様がその民にくださったものです。イスラエルの民がエジプトから出るとすぐ、安息日を守るように要求されたのは、彼らが神の民だからでした。「安息日を守りなさい」と言われなければ、十戒が仏教の戒めなのか、儒教の戒めか、その他の宗教の教えなのか分かりません。この4番目の戒めだけが私たちが仕える神様が誰かを発見することができます。