台湾2日目です。今日は台北市内観光の後ナイト九フン観光&夜市散策です。
台北市内の通勤風景はやはりスクーターが多いですね…
まずはバスで「お茶セミナー」へ行きます。台湾は特に烏龍茶で有名ですが試飲しながらお茶の入れ方などを学びます。
やはり高いお茶は香りが芳醇で味わい深いですね…
お茶好きの方には体験講座や茶器や茶葉の購入も楽しいでしょう…
また茶藝館で台湾茶(熱いお茶)をゆっくり楽しむのもいいかもしれません。
ここは茶藝館ではありません。お土産を購入してもらうためのセミナーです。
台湾のご婦人が流暢な日本語でお茶の入れ方や飲み方などを種類別に説明してくれます。
5種類くらいのお茶をいただいたでしょうか…
ここでは多くの日本人観光客が台湾茶を購入します。
買ったお茶や食品などはホテルまで無料で配送してくれます。観光に時間を割くにはこのような所でお土産を購入してしまう方が効率的でもあります。
続いて、行天宮(シンティエンコン)へ向かいます。オフィスのビル街の一角にある3大パワースポットの寺院のひとつです。
商売の神様である関羽が祀られている。関羽とは三国志の武将のひとりで、そろばんの発明者と言われているそうです。
お金にも縁があるそうで宝くじなどの当選なども祈願できるらしいですよ…
ここでも、現地の人は熱心に読経をしてお祈りをしていました。
日本も古くから仏教関係が伝来していますが、寺院の作りが少々違います。
やはりこのような建築物を見ると異国の地にいるんだな…と感じます。
日本の神社仏閣はあまり彩色されていませんが、創建された当時は鮮やかな色がついていたといいます。
本来は日本の神社仏閣もこのように鮮やかなのでしょうか…
それにしても真夏の台湾は暑いです。湿気が多く汗が噴き出てきます…
次は「中正紀念堂」です。八角形の美しい瑠璃瓦が特徴の蒋介石を讃える巨大な建築物です。
高さ約30mの大きな正門をくぐると中正紀念堂です。広大な敷地に綺麗な庭園が広がっていました。
この中正紀念堂の中には大きな蒋介石の像が置かれていて衛兵が守護しています。
衛兵には陸軍(緑の制服)、海軍(白い制服)、空軍(青い制服)が順番に就くそうです。
この日は青い制服ですので空軍の衛兵が任務についていましたが、微動だにせず、まばたきもせずに立っていました。
約1時間お勤めすると次の衛兵と交代するのですが各軍によって交代の儀式の形が違うそうです。
台湾の男性は数え年で18歳から33歳の間に1年以上軍隊に入ることが義務付けられているそうです。
衛兵に選ばれる基準は身長180センチ位でスマートでハンサムなことが条件らしい。
昼食は人気の「梅子」で美味しい台湾料理をいただきました。ここは発音は「うめこ」でいいそうです。
新鮮な海の幸を堪能できるお店です。日本人に愛されてきたお店というだけあって、お昼は日本人観光客でいっぱいでした。
午後一番は「中烈祠」に行きました。ここはかつて日本の護国神社があった場所です。
戦後、辛亥革命や抗日戦線などで命を落とした約33万人の国軍軍人の英霊を祀る「靖国神社」のようなところです。
ここも衛兵が交代で大門と大殿の守護をしています。今日は海軍の担当でした。毎時に5人の隊列を組んだ儀杖兵が大門から大殿に向かって行進します。
ビシッと制服を着込んだ儀杖兵が銃(本物)を肩に、一糸乱れぬ様子で行進していく様子に、思わず見とれてしまいます。
大殿まで行き2人の衛兵と交代の儀式があります。その後交代した2人とともに再び大門に引き返して大門を守護していた2人の衛兵と交代するのです。
行進はとてもゆっくりですが軍靴を踏みしめるたびにガチャン、ガチャンと響き渡る音が神聖な場所であることを思い起こさせてくれます。
この衛兵は1時間の任務が終わり行進してくる交代の兵と変わります。暑い中微動だにせず任務についていたのですがキリリとした表情です。
流石に選抜されたエリート軍人です。この衛兵交代の儀式は約10分ほどで終わります。
個人で見学に行く場合にはくれぐれも時間に注意してください。
さあ、次は市内観光最後の目的地の故宮博物館です。世界四大博物館のひとつと言われています。
しかし観光客が多く大変でした。通常1,000人位が定員らしいのですが4,000人位の人が見学に入っているそうです。
有名な「肉形石」「翠玉白菜」を見学するだけでほぼ1時間かかりました。
写真撮影が禁止されていますので映像はありません。
ここは朝早くか夕方に訪れた方がゆっくり鑑賞できるでしょう…中庭からの風景を1枚。
さあ、市内観光も終わりです。次はナイト九フン観光に出かけます。
この続きはまた明日。今日もご覧いただきましてありがとうございました。
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