今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

霧島神宮(鹿児島県霧島市霧島田口2608番地5号)

2023年08月26日 | 神社・仏閣
訪問日 令和5年5月28日

霧島神宮
予備知識もなく地図上で鹿児島神宮の近くにあるということで訪れた
初めての場所で駐車場探しに苦労する

社号標
一の鳥居近くにある、駐車場に車を置き緩やかな坂を300m程歩く
80段の石段というがもっとあるように感じる



二の鳥居
ここが表参道になる



坂本龍馬・おりょう新婚旅行記念
坂本龍馬が日本最初といわれる新婚旅行で霧島連峰を訪れた
龍馬が妻のお龍と高千穂峰を訪れた際、何を思ったか「天逆鉾」を引き抜いて見せたという
このことは龍馬自身が手紙で姉に伝えており、手紙も桂浜の龍馬記念館に現存している



霧島神宮展望台



山頂付近に雲がかかりぼんやり見えているのが桜島だ



神聖降臨之詩碑






参拝者が多い神社で人の流れが落ち着いた頃合いをみて先に進んだ



三の鳥居
この先に足を踏み入れたときに、驚いた



参道は木に覆われ薄暗く、その先に社殿が明るく見える(幻想的)



その先に人が多く集まっている



近寄ってみると参拝の順番を待っている人だった
人気に驚きスマホで検索してみると何と社殿が国宝に指定されていた
寺社の国宝建築物は資料を作成しているが漏れていたようである



勅使殿(重要文化財)






登廊下(重要文化財)






拝殿(国宝)
登廊下の先には拝殿
現在の社殿は正徳5年(1715年)島津吉貴の奉納により再建したもの
令和4年に国宝・幣殿・拝殿が国宝に指定された



創建は欽明天皇元年(540年)とも
主祭神:天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(天孫降臨)



高千穂峰そのものを信仰の対象とする山岳信仰から始まったと考えられる
高千穂峰が天孫降臨の伝承地とされる事から、現在は日向三代にまつわる神々が祀られている



元の社地は、火口に近い場所であったため社殿は噴火でたびたび炎上し、延暦7年(788年)7月の火常峰(御鉢)の噴火で焼失
天慶3年(940年)あるいは天暦4年(950年)に性空上人により瀬多尾越(現在の高千穂河原・古宮址)に再興されるが、噴火の巻き添えで炎上
文暦元年(1234年)の火常峰(御鉢)の大噴火により社殿、僧坊等がことごとく焼失
現在の社殿は正徳5年(1715年)島津吉貴の奉納により再建されたもの



御神木
神木の杉は樹齢約800年と推定され、南九州の杉の祖先ともいわれている



社務所



参拝者が多すぎて他の建物を撮ることができなかった



この帰りに神橋でコンビニのカードを拾う
その手続きに時間がかかり予定が大きく狂ったが、後日、持ち主に届いたと連絡があった



撮影 令和5年5月28日
コメント
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