今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

都農神社(宮崎県児湯郡都農町大字川北13294)

2023年08月27日 | 神社・仏閣
訪問日 令和5年5月28日

都農神社
日向国一宮
創建は神武天皇即位の6年前、天皇が東征に向かう際に鎮祭したことに始まるという



あぶら石



絵馬には祭神の「大国主命」



茅の輪
素盞鳴尊が旅の途中で、蘇民将来(そみんしょうらい)巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟のところで宿を求めた
弟の巨旦将来は、豊かな生活をしていたのにそれを断った
兄の蘇民将来は貧しい暮らしをしていたが、素盞鳴尊を泊めて厚いもてなしをした
素盞鳴尊は再び蘇民将来の家を訪れて、「もし悪い病気が流行することがあったら、茅で輪を作って、腰につけていれば病気にかからないですむでしょう」 と教えた
茅の輪も、最初は人々が腰につけるほどの小さなものだったが、時代がたつにつれて大きくなり、これをくぐって罪やけがれを取り除くようになった



他に参拝者がいなかったので「茅の輪」を潜ってみた



手水舎



お祓い棒が手水舎に置いてあるのは珍しい
説明通り左・右・左と大きく振ってみた



神門



拝殿
正面5間側面3間平入の入母屋造で、背面中央に奥行2間の切妻造妻入の幣殿を付ける



日向国の第一の大社であったが、天正年間の島津・大友の争乱の際、大友氏の兵火により社殿・宝物・古文書等全てを焼失
御神体は尾鈴山麓に避難され難を逃れた



争乱後は長年社殿の再興も無く小さな祠があるのみであった
元禄5年に秋月藩主 秋月種政が再興し、安政6年(1859年)には篤志家の社殿の寄進があった
その後、社殿の老朽化に伴い平成14年に「御造営奉賛会」が設立され、平成19年(2007年)に現在の社殿が竣成された



拝殿内部









本殿
一間社流造銅板葺で、千木・鰹木を置く
旧本殿の造形を踏襲した



祭神:大己貴命(おおなむちのみこと)< 別名 : 大国主命 > 



社殿後ろにある「神の石納所」






熊野神社
社殿は本社旧本殿






足摩乳神社、手摩乳神社
2社が1宇に鎮座する






素盞嗚神社



神楽殿(旧拝殿)



御神象








願掛け太鼓






厄除弓神事



撫でウサギ



撫で大国






参拝者は誰もいなかったのに振り返ると女性が……



鳥居の方に消えていった

帰りに境内を清掃していた女性に声を掛けられた
遠くからお参りに来てくれたと感謝された
ここは2回目だがいつも声を掛けられ歓迎される



撮影 令和5年5月28日
コメント
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