今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2019春 放浪の旅 その30

2019年06月12日 | 旅日記
2019春 放浪の旅 その30
広島市周辺には道の駅がなく、廿日市市の山中にある温泉併設の「スパ羅漢」に車中泊
駐車スペースも30台程度、大型車がいないため静かな夜で、またまた爆睡してしまった



昨日休みで行くことが出来なかった場所に行くことは昨夜から決めていた
気まぐれで短気な私が、このように待つことは極めて稀である
その場所の正式名称は「海上自衛隊第1術科学校」



江田島にある「旧海軍士官学校」である。平日は10:30、13:00、15:00 の3回一般に公開している
10時30分に参加するため道の駅を6:30に出てきた
90キロの道のりだったが、あちこちで渋滞があり随分時間がかかってしまった
参加者は40名程度。若者が多いのには驚いた



この建物は「大講堂」 年に入学式と卒業式の2回だけ使用されている






内部の様子。かつては卒業式では成績順に呼名され、成績優秀者のみが中央の「赤絨毯」を通り特別に「短刀」を授与
それ以外のものは横から卒業証書を授与されとのこと



天井の照明。海軍なので「何か」に、似せて造っている



「幹部候補生学校」 主に防衛大出身者が学ぶ校舎。長さが約140mある



その長い廊下



こちらは、一般の学生が学ぶ校舎。随分差があると感じた
聞いていたとおり、二人以上で歩くときはきちんと2列になっている



このギリシャ風建築物は「教育参考館」といって、慰霊の場所となっている
これまで、広島、長崎、沖縄、知覧、靖国神社を訪れ、特に知覧の遺書には感動したとブログに投稿したときに、江田島もあるとコメントが届いた
旧海軍兵学校出身者は、現在の東大レベルで常套句ではない遺書が多いと聞いていた



呉市に移動した
「てつのくじら館」は海上自衛隊の施設である。この潜水艦、実は本物である



艦名は「あきしお」。艦内の一部が公開されていて、元乗組員が説明してくれる



一般乗組員のベッド



幹部クラスのベッド






「潜望鏡」 思ったより視野が狭いし見えにくい



日没の15分前から赤色灯に切り替わるそうである。カメラをもっていたのでサービスしてくれた



今日の最後が「大和ミュージアム」 訪れるのは2回目である



「太平洋戦争と戦艦武蔵」に関係するものが特別展示されていた









ここからは「常設展示」 大和の見事なまでの模型である









「戦闘機」も展示されている






この施設は歴史の事実のみを展示している。それを読んでどう考えるかは各人の裁量である
また、この施設にも多くの遺書が展示されている。若者の多くも真剣に読んでいて涙する者もいた



撮影 令和元年6月12日

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