今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

紀州東照宮(和歌山県和歌山市和歌浦西)

2020年11月16日 | 神社・仏閣
訪問日 令和2年9月20日

紀州東照宮
徳川御三家の一つである紀州にある「東照宮」ということでかなり期待してきた
駐車場(300円)を利用した参拝者は拝観料が無料になる

「鳥居」
扁額には「東照宮」と書かれている



「境内案内図」
数ヶ月後、ブログを作成する時に、この境内図が大変役に立つ



初めて訪れる場所なので周囲を眺めながら参道を歩く



木々に囲まれ爽快な気分になり、自然大きく息を吸い込んでしまう
先に鳥居が見えてくる



さらに先に進むと石段が見えてくる



「侍坂」
約400年前紀州藩祖徳川頼宣が指揮をとり、石組などは「士分」以上のものに運ばせた
これは源頼朝の鶴岡八幡宮造営の古例にならったもの



毎年5月の「和歌祭」では、御輿をかついだ男衆が108段の階段(侍坂)を勇壮に練り下りる(神輿おろし)



上から見るとこのような感じだ
若い頃は煩悩などなくスイスイ上って行けたが……
歳をとると多くの煩悩を引きずって上がらなければならず辛い



楼門(重要文化財)
楼門横の休憩用椅子に長時間座っている参拝者がいたので上の部分だけとなった



周囲を眺めて見る
楼門の正面には「唐門(重文)」と奥に「拝殿(重文)」



「神輿蔵」の奥には「手水舎」



その横には「絵馬奉納所」



「渡御蔵」



「唐門」と「拝殿」を右から



「灯籠」



唐門(重要文化財)
紀州初代藩主であり、徳川家康の第10子徳川頼宣が父家康を祀るために元和7年(1621年)に創建した権現造の神社
日光東照宮と同様、社殿内には左甚五郎作の緋鯉真鯉の彫刻や狩野探幽の襖絵がある
東西「瑞垣 」も重要文化財に指定されている



紀州東照宮では唐門前の石段から先は撮影禁止となっている
社殿内なら分かるが外観の撮影も禁止とはかなり厳しい
各地の東照宮を回ってきているが、これは初めてだ






楼門から、和歌山市街地を眺望できる



108段の「侍坂」を下りようとした時に、ふと考えた
これまで、男坂には女坂があった。侍坂にはきっと姫坂があると……



姫坂だったら良かったのに「ユルイ坂」とは何というネーミングだ、カックンと膝にキタ-
だが何事も経験、ユルイ坂を下りることにした



最後は男坂の上り口に合流する
確かにネーミング通りの坂だった



参道を通り駐車場へ戻る



撮影 令和2年9月20日

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