今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

すすきの祭り「花魁道中」(北海道札幌市中央区)

2024年08月02日 | 北海道
訪問日 令和6年8月1日
すすきの祭り「花魁道中」
すすきのの夏を彩る「第60回すすきの祭り」
今年は、8月1日(木)~3日(土)の開催
すすきの祭りの中でも最大のイベントが「花魁道中」だ



進行方向がこれまでと変更され、札幌駅前通の南5条から南7条の豊川稲荷になった
出発地点までの移動中の様子



太夫役の二人も移動する






新造役の二人



「夢千代太夫」役は、さっぽろ名妓連 こと代さん



足元には高さ約30cmの下駄 重さは7kg
花魁道中の歴史を調べると、衣装や髪飾りが豪華になるにつれ、バランスをとるために高くなっていったという



以前はススキノに勤務するホステスが選ばれていたが、最近は学生や会社員から選ばれている
今年は、第60回という記念すべき年で芸者衆の出演となった



午後8時15分開始の花魁道中だが、午後1時から太夫役の準備が始まったという
付き添いの手を借りて、高下駄を履く最終段階に入った



定刻に花魁道中が始まった
豊川稲荷までおよそ200mを1時間かけて進む









花魁役はつま先を外向きにして弧を描くようにゆっくりと歩みを進める「外八文字」と呼ばれる歩き方で進む



道路の左右には観光客の姿が重なり写真や動画を撮っている
海外からの観光客の姿も多い






次に準備をしているのが新造役の二人



かむろ役の二人の美少女



「佳津乃太夫」役は、さっぽろ名妓連 小梅さん



さすが現役の芸者だけに所作が美しい



衣装等で30kgほどの重量があるという
「外八文字」と呼ばれる歩き方も難なくこなしている



札幌の花魁道中の歴史について
第20回(昭和59年)に、記念行事として東京浅草から花魁役等9名を招き「花魁道中」を披露した
それが、予想以上の人気となり、翌年(昭和60年)から恒例の出し物となった
花魁は公募により2名が選ばれ「夢千代大夫」「佳津乃大夫」と命名された






後ろ姿も艶やか



撮影 令和6年8月1日

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