今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

高岡山 瑞龍寺(富山県高岡市関本町35)

2023年04月24日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月11日

高岡山 瑞龍寺
曹洞宗の寺院
開基は前田藩前田家3代目当主前田利常、開山は広山恕陽

総門(重要文化財)
瑞龍寺は、前田家2代目当主、前田利長を弔うために、3代目当主前田利常が建立した



前田利長は実子ではなく、異母弟の前田利常に家督を譲った
この二人の関係が好きで北陸に来たら必ずこの寺に立ち寄ることにしている






以前訪れた時、住職から全ての建物が見えると案内された場所である
前北海道知事の高橋はるみ氏は高岡市出身で実家は寺の近くだとも知らされた



整備された参道は美しい



山門(国宝)
現在の門は文政3年(1820年)に竣工したもの



仁王像






回廊(重要文化財)
大伽藍を囲む周囲約300mの回廊で、北回廊、南東回廊、南西回廊からなる
回廊の左右の壁は、規則正しく並んだ柱と、白壁、格子枠の障子戸が特徴である



高さ約140cmの高岡銅器製の烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)像のレプリカ



木造烏蒭沙摩明王(富山県指定文化財)は法堂に安置されている(撮影禁止)



南東回廊(重要文化財)



禅寺などで、時刻の合図のためにたたく「魚板」



禅堂(重要文化財)



選仏場とは、修行僧の坐禅道場のこと






禅堂内の様子



南東回廊から各堂宇を眺める
仏殿(国宝)






大庫裏(重要文化財)



法堂(国宝)



仏殿側から
禅堂(重要文化財)



仏殿内部(国宝)



本尊:釈迦如来 脇侍:文殊菩薩・普賢菩薩



達磨大和尚



元老和尚 大禅師



傳大士



大権修理菩薩



法堂内部(国宝)
二代藩主前田利長の位牌を建物中央奥に安置する



扁額には寺号の「瑞龍寺」



映画「蜩ノ記(ひぐらしのき)」のロケ場所












天井画






欄間の彫刻



大茶堂内部(重要文化財)









賓頭盧尊者



鐘楼(重要文化財)



北回廊(重要文化財)*鐘楼・大庫裏附属



延命地蔵菩薩



大庫裡内部(重要文化財)

韋駄天立像






北回廊からの眺め
法堂(国宝)



禅堂(重要文化財)



トイレの守護神
跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ)



史跡 前田利長墓所



瑞龍寺から真っすぐ東方向に、長さ八丁(約870m)の参道「八丁道(はっちょうみち)」の端に位置している






前田利長の三十三回忌にあたる正保3年(1646年)3代藩主前田利常により、新たに墓所が造営された






撮影 令和4年10月11日

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