蔵のまち、喜多方から、
梅雨が明けたような暑さです。 本格的な梅雨はこれからでしょうが午後からは暑くなりました。
昨日の「とっておきの蔵めぐり」3軒目に廻った、ふれあい通り中ほどに元在ったのがこの蔵です。
今 移築されて 喜多方蔵の里の店蔵として活用されています。元は呉服店の店蔵でした。
先日さつきまつりの時に朝 ちょうど開店準備で「蔀戸」が開けられるところでした。江戸時代に建造の市内にある店蔵には
殆どこの しとみど が付いてます。市内のしとみ戸は上下移動の3枚戸が多いようです。上部に戸袋があり上に開けて収納します。
日光を遮り雨風を防ぎ、雨戸と同じような役を担いますが左右には移動しません。防犯の役も兼ねます。
しとみ戸は下屋の内側にあるのが普通で、現在では外戸が有る為に実際には使用せず上に収納してある店がほとんどです。お客様が出入しても
気づかないようです。
古都などの寝殿造りや寺社の蔀戸は主に上下二枚で上を吊具などで調整開閉するのが多いようです。
近くに住む友のサツキです。毎年見事な花を咲かせていますが、やはり雨風のかからない所へ収納してあります。こうして玄関などへ置くと2週間ぐらい鑑賞出来るそうです。
縁側に置いた我が家のサツキはそろそろ花が終りそうです。一鉢だけつぼみは上がってますがまだ開花しません。