蔵のまち、喜多方から、
半夏生の本日、慶徳稲荷神社に於いて、五百年の伝統 お田植えと早乙女踊りの奉納が行われました。
神社本殿で関係者の皆様が揃い、祝詞が奉上されます。田植え歌に合わせて神社本殿前で早乙女踊りが奉納されます。
御神輿が神社本殿から運び出され台車に収まります。
神号旗を先頭に、田植え人形や大白狐、小白狐、早乙女、神職、神輿、宮司、立傘、太鼓台等々、氏子の皆さんから
村中の老若、男女が参加して集落を上から下へ進み、途中のお旅所で神輿を安置して祝詞を奉上し、神田に向かいます。
慶徳の集落も蔵の多い所です、本日の行列のそばに鏝絵が数か所で観られました。
神田で更に祝詞が奉上されて、お田植えが始ります。その間も太鼓に合わせて田植うたが詠われます、
こうして無事にお田植えが終了しました、五穀豊穣・大勢の見物客から大きな拍手が送られました。
慶徳公民館・慶徳小学校児童により、地域の方々の指導を受け踊りも再現できました。地域参加型学校づくりとして
地域の方が学校をサポートし郷土をいつくしみ、郷土を愛する心を育てる為に、課外教育活動として小学校と共に取り組んでいます。
「慶徳稲荷神社の田植神事」は県指定重要無形民俗文化財です。