得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・熊澤南水さんの語りの会。

2008-07-21 19:05:39 | Weblog
蔵の街・喜多方より、「海の日」の本日も暑い、暑い一日でした。       熊澤南水さんの語りの会が昨夜、新宮熊野神社・「長床」で篝火が焚かれ、薩摩琵琶の調べにのって「会津女人平家物語」が、・・・そして本日・瓜生岩子の母の実家である熱塩温泉の旅館、「山形屋」で日本のナイチンゲールといわれる、大いなる母・瓜生岩子ものがたりを南水さんの「ひとり語り」で聞いてきました。その後に,南水さんと山形屋の大女将の対談があり、岩子についての話がそれぞれありました。南水さんも9歳で父を亡くし大変苦労をした少女時代・「瓜生岩子はまるで私のよう」と言います。

南水さんの語りを聞く、ツアーが催され東京から20名の方がバスで蔵の街・喜多方へお出でになられました。昨夜は山形屋の温泉で疲れを癒し、本日は熱塩温泉の示現寺を拝観、瓜生岩子の銅像に詣で、上三宮町の願成寺(がんじょうじ)で会津大仏(阿弥陀如来像)を拝顔、喜多方市内へ、小田付きの蔵通りを散策していただきました。14:30の出立でしたので、まもなく東京駅前へ到着と思われます。大変お疲れさまでした、又のお出でをお待ちしています。

本日の画像は福島市の長楽寺の瓜生岩子銅像です。長楽寺に於いて岩子百回忌法要が行われた時に(平成8年)お寺より発行になりました、小冊子の表紙よりお借りしました。

喜多方発・金雲の間、一般公開。

2008-07-20 17:25:48 | Weblog
蔵の街・喜多方を代表する蔵の一つ、甲斐本家の51畳の蔵座敷の内部へ、初めてお客さまがあがりました。「とっておきの蔵めぐり」です。
本日の画像が金雲の(金箔を塗りこめた)間をお客様が、じっくりと見学されている様子です。金箔である為に80年の歳月が過ぎても輝きが衰えません。蔵座敷ですが、要所に洋風なものを取り入れてあります。画像には写っていませんが、照明はシャンデリアです。案内を聞きながらゆっくりと見学しました。
蔵の街・喜多方の・とっておきの蔵めぐり・です。完全予約制でなるべく一週間前までの予約をお願いします。時間が9:00~9:30と限られていますが、お勧めの蔵座敷です。喜多方観光協会へお問い合わせください。℡ 0241-24-5200

甲斐本家の蔵座敷については、数日前に書いてますので、そちらを読んでください。本日はこの座敷の他に数箇所を巡りました、続きは明日書きますので、ご期待ください。


喜多方発・・プチ蔵めぐり。

2008-07-19 18:23:07 | Weblog
蔵の街・喜多方から、本日は週末を迎え、蔵の街は大賑わいでした。バスの団体さんが多かったようです。2~3人連れの方も結構散策してました。新宿から直通の特急電車が到着したのですが、昼前手が離せなくて駅へお迎えに出ることができませんでした。

本日の蔵めぐりは「プチ蔵めぐり」・・です。土・日・祝日に蔵のまち案内所にガイドが待機してますので、何時でも利用できます。1時間1000円ですが、お任せコースかモデルコースでお楽しみください。予約制のとっておきの蔵めぐりと違い蔵の内部や蔵座敷へ入る事は出来ませんが、蔵を観て歩く街中・散策にはお勧めです。時間を延長して歩く事もできます。(1時間毎に1000円のプラス料金)平日についてもご相談ください。お問い合わせは・・℡0241-24-5200・喜多方観光協会/0241-24-2322・蔵のまち案内所へどうぞ、お待ちしてます。

本日の画像は街中を歩くと見える蔵の一つで、ふれあい通りに在る「中の越後屋」さんの蔵です。味噌・醤油屋さんです。画像の蔵の下屋の内側に扉があり二重・三重の扉で防火戸も付いてます。更に左手奥に母屋側とも出入りできる扉が有ります、蔵はたとえ母屋と繋がっていても、一つ一つの独立した建物です。

喜多方発・とっておきの蔵めぐり4・・染織工房。

2008-07-18 19:35:00 | Weblog
蔵の街・喜多方より、本日の画像は「染織工房れんが」です。ふれあい通りの中程より上に冠木商店の蔵があります。とっておきの蔵めぐり、で見学できる蔵の一つです。冠木家には邸内に5棟の蔵が現存し実際に生活されている蔵です、見学は庭からの見学になりますが、座敷の内部や床の間の様子を見学できます。表の通りに面して元呉服商を営んでいた。店蔵が在りましたが。冠木家の寄贈により「蔵の里」に移築され現在も活用されています。

「染織工房れんが」は会津型紙を使った藍染の製品等を作り伝統的なデザインを現実の生活に根ざした工芸品として蘇えらせました。「会津型紙」とは和服などの紋様を染め抜く時に使われる渋紙をさします。渋紙に・きざみ刀・で図柄を彫った染型紙です。江戸の文化文政の頃より明治後期まで全国的に流行したようです。その型紙の産地が喜多方に有ったのです。型紙には4つの産地があり、伊勢・京都・江戸・そして会津。中でも伊勢型がほぼ独占していたのですが、その例外が会津型です。喜多方の小野寺家に安政年間に紀州藩より販売権を与えられ、主に東北一円に販売網を持ちます。昭和5年に型紙の商いはやめますが、昭和60年(1985)蔵にしまわれたまま眠った状態だった幻の型紙が蘇えります。小野寺家と当時染色グループ「れんが」を始めた、冠木昭子氏です。喜多方へお出での折は是非染織工房「れんが」へお寄りください素晴らしい体験学習ができます。観光協会へお問い合わせください。

喜多方発・・とっておきの蔵めぐり-3

2008-07-17 19:39:12 | Weblog
蔵の街・喜多方より、とっておきの蔵めぐり-3は、床の間です。今回特別に公開される蔵の、蔵座敷にはそれぞれに素晴らしい床の間があります。やはり座敷には床の間があるとないでは全然趣が変わってしまいます。現在の新しい家屋には殆ど床の間を見なくなりました。スペースの問題もありますが、床の間が無いので掛け軸や日本画に接する機会が無くなってきます。又花瓶を飾る・花を飾ると言う機会も少なくなってきます。皆さんのお宅の床の間はどうでしょう。?

現在の一般家庭では、座敷に床の間があっても一間でしょうか、・・蔵座敷を巡ってみると、殆どの座敷が二間~三間の幅があります。まづ本床があり、床柱の右に脇床があります。(逆床もあり)違い棚が造られるのが一般的です。さらに付け書院が付きます。現在は殆ど略されてますが、(出窓状の棚など)床の間には、板敷きと畳敷きがあります。それぞれ起源が違うそうですが、喜多方市内の蔵座敷の床の間にも両方があります。皆さんはお座敷に座るときは、きっと床の間を見て上座だと決めていると思います。

その昔・・茶室の床の間は勿論畳敷きです。狭い茶室に一畳の床も有ったそうです。身分の高い客が床の間に座った例もあるそうです。上段の間ととしての機能もありました。床の間がつまり上座と言うわけです。

さて、「とっておきの蔵めぐり」もう一つ「プチ蔵めぐり」があります。これも蔵のまち・ガイドとあるく蔵巡りです。こちらは予約なしで、土・日・祝日・に蔵の街案内所でガイドが待機してますのでご利用ください。1時間1000円(以後1時間毎に1000円)蔵のまちガイドと蔵を見学すれば、きっと新しい発見と感動に出会えます。・・・お問い合わせ・お申しもは℡0241-24-5200喜多方観光協会/0241-24-2322蔵のまち案内所へどうぞ、

喜多方発・「とっておきの蔵めぐり」・・2

2008-07-16 20:06:50 | Weblog
蔵の街・喜多方より、とっておきの蔵めぐり-2は、曳きやの蔵座敷です。曳きやとは、引っ張る・ひきずる・・ひくことです。本日の画像が大和川酒造さんの蔵座敷です。昭和56年と言いますから1981年に曳きやで現在地に移動しました。完成は翌57年です。100M程先の中央通り、現在のふれあい通りに在った蔵を先代の当主が、スーパーマーケットの駐車場設営の為に解体が決まっていたこの蔵を譲り受けて、現在地まで曳きやで移設したのがこの蔵座敷です。移動中に壁が落下して、損傷したので、壁だけ全部解体して、移設して現在地で壁を塗り白漆喰を塗り仕上げてあります。元は呉服屋さんの蔵だったそうです。12畳+6畳の蔵です、明治3年越後の棟梁・五十嵐長助氏の建造と銘があります。

今から40年前蔵の街が知られるようになる頃も蔵の解体が続いた時です、解体の運命にあるこの蔵を大変な資財を使いこの地で立派に再生した大和川酒造さん、本当に偉い方だと思います。・・この蔵も今回の「とっておきの蔵めぐり」で見学させてもらえます。特別に内部のお座敷へ案内いたします。ご希望のかたは喜多方観光協会へ問い合わせください。完全予約制ですので、なるべく一週間前までの申し込みをおねがいします。℡0241-24-5200へ。

喜多方発・・磐梯山・噴火120年

2008-07-15 17:34:24 | Weblog
蔵の街・喜多方から、今日は朝のニュースからはじまり、何度も磐梯噴火120年と放送してます。磐梯山(標高1819m活火山・成層火山)の火山活動は数十万年前から始まり、水蒸気爆発型の噴火活動を繰り返しています。明治噴火が明治20年(1888年)7月15日です。

本日の画像は、あれから120年後の平成20年7月15日の昼前です。場所は裏磐梯高原ホテルさんの前庭、弥六の沼から観た本日の磐梯山です。この場所から観た磐梯山が私は一番好きです。・・四季折々に素晴らしい景観を楽しむことが出来ます。裏磐梯へお出での節はぜひ高原ホテルさんへお寄りください。何方でも前庭に入ることが出来ます。

120年前の今日、磐梯山は大爆発をしました。(水蒸気型)北側山体が大規模に崩落し、発生した岩屑なだれにより、集落が埋没するなどの被害で500余名の犠牲者が出ました。長瀬川と支流がせき止められて、今の桧原湖・小野川湖・秋元湖・や五色沼などが形成され、裏磐梯の景観はこの時に形成されたものです。

裏磐梯には本日も多くの観光客やバスが入っていました。その内の一台のバスが喜多方市内まで来ました。バスの後ろに付いたお陰で帰りは約30KMを40分以上かかりました。バスの後ろに最初、一台の車がつき、2台、3台になり、なんと市内に入る頃は十台近くの車が続き行列でした。対向車も多く直線部は追い越し禁止区域が多くて、最初はイライラして、付いていた車も途中からおとなしくバスの先導で安全運転で無事に喜多方市内に到着しました。バス会社の名前忘れましたが。本日のドライバーは偉い。

喜多方発・・51畳の蔵座敷。

2008-07-14 16:55:59 | Weblog
蔵の街・喜多方の「とっておきの蔵めぐり」がはじまりました。9月までの3ヶ月間、普段は非公開の蔵の数々を公開して、蔵座敷の中まで案内します、と言う家もあります。11軒もの方が協力をして頂けます。

本日の画像が・蔵の街・喜多方を代表する蔵の一つ・・・古き良き時代、今もなお・・・重厚な風格が漂う「甲斐本家蔵座敷」・です。画像は上段の間です。この豪華な座敷蔵は大正6年に着工完成まで7年の歳月を要し、外壁は黒漆喰、座敷内部は深川の木場から、よりすぐりの銘木・檜・紫檀・黒檀・鉄刀木(たがやさん)を使用。書院・本床・脇床・を配し金雲の壁襖をはめ込んだものです。下段の間の中央の欄間は一枚の檜板を数ミリの幅の細かい桟にくり抜いた筬欄間(オサランマ)です。

この豪華な蔵座敷に特別にあがることが出来ます。但し一回一組、十名様以内で時間も朝の9:00~9:30までの間です。予約は一週間前までです、先方の都合にて案内出来ない日もありますので、ご注意ください。見学は喜多方観光協会へお問い合わせください。℡ 0241-24-5200

喜多方発・・手描き風鈴。

2008-07-13 20:56:06 | Weblog
蔵の街・喜多方は本日も暑かったです、日中の最高気温32度です。でも36~7度の所も有ったのですから我慢します。体感気温はかなり暑かったです。会津地方は周りが山の盆地ですから、夏は暑いのです。・・でもその暑さが旨い米を育ててくれます。さて本日の画像は風鈴です。暑い日には風鈴の音色が涼を呼びます。本日お店に伺い涼しげな音色を聞いてきました。風鈴ってやっぱり夏の風物だと思います。

先日ブログで書いた、朝のNHKの5:57~の気象情報のはじめに画面いっぱいに映るのがこの風鈴です。「福島・喜多方」と出ます。画面では梵鐘型の風鈴ですが、本日は丸い型にしました。ガラスの風鈴に一つ一つ手描きで漆の蒔絵です。喜多方の漆器店「木之本」KINOMOTOの手描き風鈴です。木之本さんでは蒔絵の体験教室を開催してまして誰でも蔵の中で、手作りの体験を楽しむことが出来ます。喜多方へお出でも時は是非一度お店へ寄って見てください。駅近くの天満前です。℡ 0241-23-1611へお問い合わせください。風土や伝統を生かしたオリジナルな品が沢山あるお店です。

さて暑い夏を迎え喜多方は「とっておきの蔵めぐり」がはじまりました。7月~9月の期間限定です。普段は未公開の蔵やお座敷を特別に入り見学が出来ます。完全予約制で対象の蔵のみですが、本日はその蔵の画像を入れる予定でしたが近日中に順にブログに書きますのでご期待をでは、明日も見に来てください。
蔵めぐりについてのお問い合わせは喜多方観光協会・0241-24-5200へ、

喜多方発・・蔵再生事業。

2008-07-12 17:39:02 | Weblog
蔵の街・喜多方市の蔵には、無住であったり、不在家主であったりして立派な蔵があっても活用されてない蔵も有ります。その内の一つの蔵を昨日と本日の二日にわたり、小田付きの町衆会の方と我々ボランティアが参加して、蔵の内部の大掃除を行いました。家財道具一式を整理して空き蔵にして更なる目的に活用する予定です。持ち主の方が東京から駆けつけて立ち会われ一緒に作業をしました。・・近いうちに素晴らしいニュースが発表になると思われます。・・と言うことで、昨日と本日は喜多方市の蔵の街案内所の方には行ってません。本日は晴天に恵まれましたので、大勢のお客様で賑わったと思います。

本日は昨日書いた、土曜日はサタフクです。サタデー・フクシマ。福島テレビのお昼の番組、残念ながら見ることが出来ませんでした。いぐさアナウンサー、長床でどうだったでしょか。

本日の画像が大掃除中の蔵の状態です。江戸時代の天保年間の建築と言ってますので築170~80年ですか、先の新潟地震の時と三年前の大雪の後に補修、補強をしてます。内部はまだまだ確りしてます、きっと素晴らしい蔵に蘇えり活用されん事を祈ります。明日は「とっておきの蔵めぐり」の続きを書きますので、ご期待を。