蔵のまち、喜多方から
雪は降りませんでしたが寒い寒い 冬至 です。
平成二十五年一月六日 NHK 大河ドラマ「八重の桜」の放送が始まります。
本日 12月21日(金)も今夜 19:30~東北Z 大河ドラマ・八重の桜がよく分かる歴史の街・
会津への旅が放送になります。
昨日は新島襄の師 添川廉斎について記しましたが本日は 瓜生岩子 を紹介します・
新島八重と同じく日本のナイチンゲールと呼ばれました。文政12年(1829)現在の喜多方市で
油商を営む若狭屋・渡部家の長女として生まれました。9歳で父親が病死、火災で家焼失、親子3人で
母の実家 熱塩村の山形屋へ身を寄せる、14歳で叔母の嫁ぎ先の御番医師山内春瓏の許へ行儀見習いに出る、
結婚して4人の子供に恵まれますが、叔父、夫、母と次々に失い生きる気力をなくしてしまいますが。
熱塩温泉・示現寺の住職に諭されます。世の中にはお前より苦しんでいる人が大勢いる。 「他人の喜びを自分の喜びとしなさい」この言葉で目覚めた岩子はそれ以後
貧しい人たちや孤児など苦しんでいる人たちのために人生を捧げます。・・・
戊辰戦争では敵見方の区別なく手当をしました、43歳で東京に赴き福祉事業を学び、生涯を社会に尽くしました。
明治29年」(1896)女性として初めて藍綬褒章を受章、翌明治30年(1897)69歳で亡くなりました。
喜多方市内北町公園に瓜生岩子胸像が在ります。
岩子の銅像 (胸像)は 東京・浅草寺境内。 福島市・長楽寺 福島市・愛育園・あすなろ保育園 熱塩・示源寺 喜多方市北町公園・
喜多方蔵の里・瓜生岩子刀自記念館内などにあります。