絵里の直訴により第1機動艦隊は母港である月面アポロ基地へ戻ってきた。
各部隊は叛乱を圧力で制圧しようとアポロ基地の資源搬出用ゲートを経由して市街地に出る。
いきなり背後から外からの鎮圧部隊の到着で圧倒的戦力比もあってか、次々に決起部隊の将兵は投降し武装解除を行った。
結果は双方の死者が340名 負傷657名と言う大きな被害を被る大惨事になった。
首謀者は警務隊に拘束されて連行される。
これだけの事をしたので軍法会議における極刑は免れないであろう。
新条祐「これは酷いな・・・・・・・・・」
祐は銃撃戦のあった警察署前を通る。
個人的に今回の事件を検証しようと、クーデター時最大の激戦区であるアポロ第2警察署を訪れていた。
一部の警官隊が決起部隊に反抗し、銃撃戦を展開した。
しかし、圧倒的な武力の前に押され降伏した。
この時の死亡者は34名である。
遺体は既に遺体収容袋に入れられ冷凍霊安室へ運ばれ済みではあるがいたる場所に血が付着しておりこの場にあった悲劇の惨状を表していた。
祐は封鎖線を越えて警察署の内部に入り込む。
「コマンダー、統合軍の兵士が1名入りました。は・・・・・・・ハッ、了解しました必ずや任務達成します。」
プッ
【アポロ第2警察署内部】
祐は警察署の内部を進む。
内部も銃撃戦の跡があり、血で滲んだ掲示板の張り紙がある。
新条祐「これは・・・・・・・」
祐は警察署の中にある物を見つける。
何か箱のような物である。
証拠品ならば警務隊が全部持っていったと思っていたが。
その箱を手にとる。
血はついていない、しかしこの箱はなんだろうか。
祐は箱を開けようとするが・・・・・・・・・
おい貴様こんな所で何をしている!?
新条祐「うわっ!?」
カチャ
後ろから兵士の声が聞こえるのと同時に銃を突きつけられる。
祐は若干後を振り返ると統合軍の軍服ではない兵士3名が後ろに立っていた。
こいつらは一体何者なんだ?
祐は後の統合軍でもない所属不明の兵士に対しそう思う。
「お前その箱は・・・・・・・・・・」
所属不明の兵士は祐が持っている箱に反応する。
祐は箱の正体はそうとうやばそうな物だと認識する。
確実に持っていたら生命が奪われる危ないもんだと。
「その箱を大人しく渡せ、渡せば命を奪う事はない。」
新条祐「・・・・・・あんたらは何者なんだ?」
「それを応える必要はない、さぁその箱を渡せ・・・・・・・・」
祐の質問に答えず箱にこだわる兵士。
ーこいつらは箱を渡しても証拠隠滅で俺を殺す気だ・・・・・・・
祐は後ろの所属不明の兵士を洞察して判断する。
そして最終的な結論はこいつらはまともな性格な兵士ではないと・・・・・・・
祐は拳銃を取り出し、抵抗するか迷っていた。
「おいどうした?早くその箱を渡せ死にたいのか?」
いや迷っている暇はない。
僅かな時間で決断しないと確実に死ぬ、せいぜい持ち堪えて数分か・・・・・・
「こいつ渡す気がありませんね・・・・・・・・」
「しょうがない殺せ・・・・・・・・・・どうせこいつは・・・・・・」
やはり思っていた通りだ、こいつらはハナから俺を殺す気でいたのだ。
祐はとっさの判断で拳銃を所属不明の兵士に向ける。
発砲まで僅か3秒・・・・・・・・いけるか・・・・・・・・・・
ズドォォォォォォン
僅かな時間の末の発砲・・・・・・・・・・・
撃たれたのはどっちか・・・・・・・・・俺か・・・・・・・・
「ぐぁ・・・・・・・」
いや撃たれたのは所属不明の兵士であった。
撃たれた箇所はも右手である・・・・・・今の発砲で完全に銃が持てないような状態になる。
しかし撃ったのは俺じゃない誰が・・・・・・・・
「野郎!」
所属不明の兵士は銃を撃った方向に向けてアサルトライフルを向ける。
しかし、彼らの判断は遅い。
ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
「ぐぁ」「ごふ」
2名の兵士は今の銃撃で蜂の巣になる。
祐はとっさに頭を伏せていたので、銃撃に巻き込まれる事はなかった。
「くそ仲間が・・・・・・この兵士を殺して箱だけでも・・・・・」
さっき銃で右手を負傷した兵士が左手にナイフを持って祐に襲いかかる。
ー確実に終わった・・・・・・・・・・
祐は両腕で全身を守る姿勢になる。
ダシン!!!
「ぐはぁ・・・・・・・」
兵士は横から入ってきた女性兵士に投げ飛ばされる。
その女性兵士は投げ飛ばされた所属不明の兵士に僅かなスピードで近づき制圧する。
新条祐「VF-Ⅹ・・・・・・・・まさか・・・・・・」
ベレー帽を被っている男女。
そして統合軍のシンボルマークを腕章としている兵士。
明らかに特殊部隊VF-Ⅹ・・・・・・・・男女で行動する特殊部隊・・・・・・・
星村和也「大丈夫か、君?」
新条祐「あっはい・・・・・・・・」
星村和也と星村絵里のVF-Xシーアンタレスである。
二人はパトロール中に偶然怪しい格好をした兵士を見つけたため後をつけたのである。
そして丁度、祐が所属不明の兵士に銃を突きつけられていたため助けたのである。
星村絵里「さぁ立てる?」
新条祐「大丈夫です、自力で歩けます。」
カチャ
星村和也「さて貴様の所属を言ってもらおうか?」
和也は捉えた所属不明の兵士に銃をつきつけ尋問する。
所属不明の兵士は和也にいつでも殺しにかかる態度で睨む。
各部隊は叛乱を圧力で制圧しようとアポロ基地の資源搬出用ゲートを経由して市街地に出る。
いきなり背後から外からの鎮圧部隊の到着で圧倒的戦力比もあってか、次々に決起部隊の将兵は投降し武装解除を行った。
結果は双方の死者が340名 負傷657名と言う大きな被害を被る大惨事になった。
首謀者は警務隊に拘束されて連行される。
これだけの事をしたので軍法会議における極刑は免れないであろう。
新条祐「これは酷いな・・・・・・・・・」
祐は銃撃戦のあった警察署前を通る。
個人的に今回の事件を検証しようと、クーデター時最大の激戦区であるアポロ第2警察署を訪れていた。
一部の警官隊が決起部隊に反抗し、銃撃戦を展開した。
しかし、圧倒的な武力の前に押され降伏した。
この時の死亡者は34名である。
遺体は既に遺体収容袋に入れられ冷凍霊安室へ運ばれ済みではあるがいたる場所に血が付着しておりこの場にあった悲劇の惨状を表していた。
祐は封鎖線を越えて警察署の内部に入り込む。
「コマンダー、統合軍の兵士が1名入りました。は・・・・・・・ハッ、了解しました必ずや任務達成します。」
プッ
【アポロ第2警察署内部】
祐は警察署の内部を進む。
内部も銃撃戦の跡があり、血で滲んだ掲示板の張り紙がある。
新条祐「これは・・・・・・・」
祐は警察署の中にある物を見つける。
何か箱のような物である。
証拠品ならば警務隊が全部持っていったと思っていたが。
その箱を手にとる。
血はついていない、しかしこの箱はなんだろうか。
祐は箱を開けようとするが・・・・・・・・・
おい貴様こんな所で何をしている!?
新条祐「うわっ!?」
カチャ
後ろから兵士の声が聞こえるのと同時に銃を突きつけられる。
祐は若干後を振り返ると統合軍の軍服ではない兵士3名が後ろに立っていた。
こいつらは一体何者なんだ?
祐は後の統合軍でもない所属不明の兵士に対しそう思う。
「お前その箱は・・・・・・・・・・」
所属不明の兵士は祐が持っている箱に反応する。
祐は箱の正体はそうとうやばそうな物だと認識する。
確実に持っていたら生命が奪われる危ないもんだと。
「その箱を大人しく渡せ、渡せば命を奪う事はない。」
新条祐「・・・・・・あんたらは何者なんだ?」
「それを応える必要はない、さぁその箱を渡せ・・・・・・・・」
祐の質問に答えず箱にこだわる兵士。
ーこいつらは箱を渡しても証拠隠滅で俺を殺す気だ・・・・・・・
祐は後ろの所属不明の兵士を洞察して判断する。
そして最終的な結論はこいつらはまともな性格な兵士ではないと・・・・・・・
祐は拳銃を取り出し、抵抗するか迷っていた。
「おいどうした?早くその箱を渡せ死にたいのか?」
いや迷っている暇はない。
僅かな時間で決断しないと確実に死ぬ、せいぜい持ち堪えて数分か・・・・・・
「こいつ渡す気がありませんね・・・・・・・・」
「しょうがない殺せ・・・・・・・・・・どうせこいつは・・・・・・」
やはり思っていた通りだ、こいつらはハナから俺を殺す気でいたのだ。
祐はとっさの判断で拳銃を所属不明の兵士に向ける。
発砲まで僅か3秒・・・・・・・・いけるか・・・・・・・・・・
ズドォォォォォォン
僅かな時間の末の発砲・・・・・・・・・・・
撃たれたのはどっちか・・・・・・・・・俺か・・・・・・・・
「ぐぁ・・・・・・・」
いや撃たれたのは所属不明の兵士であった。
撃たれた箇所はも右手である・・・・・・今の発砲で完全に銃が持てないような状態になる。
しかし撃ったのは俺じゃない誰が・・・・・・・・
「野郎!」
所属不明の兵士は銃を撃った方向に向けてアサルトライフルを向ける。
しかし、彼らの判断は遅い。
ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
「ぐぁ」「ごふ」
2名の兵士は今の銃撃で蜂の巣になる。
祐はとっさに頭を伏せていたので、銃撃に巻き込まれる事はなかった。
「くそ仲間が・・・・・・この兵士を殺して箱だけでも・・・・・」
さっき銃で右手を負傷した兵士が左手にナイフを持って祐に襲いかかる。
ー確実に終わった・・・・・・・・・・
祐は両腕で全身を守る姿勢になる。
ダシン!!!
「ぐはぁ・・・・・・・」
兵士は横から入ってきた女性兵士に投げ飛ばされる。
その女性兵士は投げ飛ばされた所属不明の兵士に僅かなスピードで近づき制圧する。
新条祐「VF-Ⅹ・・・・・・・・まさか・・・・・・」
ベレー帽を被っている男女。
そして統合軍のシンボルマークを腕章としている兵士。
明らかに特殊部隊VF-Ⅹ・・・・・・・・男女で行動する特殊部隊・・・・・・・
星村和也「大丈夫か、君?」
新条祐「あっはい・・・・・・・・」
星村和也と星村絵里のVF-Xシーアンタレスである。
二人はパトロール中に偶然怪しい格好をした兵士を見つけたため後をつけたのである。
そして丁度、祐が所属不明の兵士に銃を突きつけられていたため助けたのである。
星村絵里「さぁ立てる?」
新条祐「大丈夫です、自力で歩けます。」
カチャ
星村和也「さて貴様の所属を言ってもらおうか?」
和也は捉えた所属不明の兵士に銃をつきつけ尋問する。
所属不明の兵士は和也にいつでも殺しにかかる態度で睨む。