絵里・メフィア・エリアーノは新統合政府首都マクロスシティにたどり着いた。
12月と言う事もありかなり寒く、もうそろそろ雪が降りそうな感じであった。
マクロスシティの空港はよく整備されており、サンディエゴ同様やはり新統合軍航空隊の基地があった。
空港の中は警備の兵士が大勢おり、アサルトライフルを携帯しながら警備している。
やはりテロ対策なのであろう。
外に出るとマクロスシティの街は月では見れなれず立ち寄ったサンディエゴの街にはない高層ビル群の光景が広がっていた。
新統合政府の首都マクロスシティはマクロス・シティ計画に基づき高層ビル化が進み、銀河有数の大都市でありハイウェイや鉄道など交通面は優れているほか金融機関や政治中枢の機関がある事もあり忙しいビジネスマンで賑わいを見せていた。
そして商業区があり、移民船団が惑星エデンなどの入植可能惑星の開発で得られた特産物を販売している商業施設や飲食街の店舗が存在している。
その商業区画を知っていた絵里は後でアポロに戻る時に子供達や義父や義母そして和也に土産を買う際に立ち寄ろうと持ってきたメモ帳に書きとめる。
マクロスシティ中央空港からバスでSDF-1マクロスの前の広場に向かう。
SDF-1マクロスは6年前の武勲艦であり、今も新統合政府や新統合軍の中枢施設として使われている。
4年前はカムジンの反乱で大破したが、大規模修理で再生している。
マクロスシティ攻防戦は宇宙へ脱出を図るカムジン一派が最後の攻撃にマクロスシティのSDF-1マクロスに対し攻撃を仕掛けた。
だがSDF-1マクロスが主砲を発射し乗っていた砲艦が大破そのままマクロスへ特攻し、消え去った。
だがこの事件は地球人の反ゼントラーディ運動が活発化し、巨人のまま暮らすゼントラーディ人を排斥しようと言う動きが活発化しデモが起きた。
だが次第に暴徒化し、警察力だけで対処できずに軍に鎮圧される事態になっている。
星村絵里「マクロスか・・・・・・・懐かしいわね。」
メフィア「私たちは何度戦ったか・・・・」
エリアーノ「その際は多くの仲間を失ったわね。」
3人はバスから見えるSDF-1マクロスに対し呟く。
絵里たちゼントラーディ軍は地球統合軍と交戦していたが、殆どはSDF-1マクロスに対してである。
彼女達もマクロスに2回程、挑み5名の戦死者と共に出撃していた同所属のジナール空戦ポッド隊に多大な被害が出た。
5名と言うのは彼女達の平均の戦死者の中でも一番高いのである。
それもあって彼女達はSDF-1マクロスに対して思いやりがあるのだが、他にもある。
エリアーノ「ラプラミズ司令はカムジンと共に戦死した場所でもある。」
4年前のマクロスシティ攻防戦で彼女達の一番上の上官ラプラミズと一部の女性兵士たちはカムジンの反乱に加わり最期は1500m級中型砲艦でマクロスに特攻し戦死した。
彼女達にとって、SDF-1マクロスは今は亡きラプラミズ司令の墓標である。
3人はバスから降りSDF-1マクロスの広場前に降り近くの花屋で花を買い広場に向かう。
新統合軍中枢部と言う事もありバトロイド形態のVF-1バルキリーが儀仗兵のように警備し、MPと言う腕章をつけた警務隊員(憲兵)が周辺を警備している。
マクロスシティ攻防戦慰霊碑の前にやってきて3人は敬礼し絵里が花を添える。
だが彼女達が慰霊碑に花を添えようとしたところ既に慰霊碑には物凄い数の花が添えられていた。
星村絵里「こんなに花が・・・・・・・」
絵里はこれほど多くの花が添えられていた事に驚く。
すると後ろで歩きながら警備している警務隊員が慰霊碑を見てある事を言う。
「珍しいなこれほどの量の花が供えられているなんて。いつもはあんまりないのに・・・」
「本当だな、皆女性ばっかりだ。マクロスシティ攻略戦の慰霊祭に近いと言う事もあるのかね?」
いつもより少ない・・・・・・そして多い。
3人は他に誰かが花を添えたと思った。
もしかして、既に私たちを知る人はいるのではないかと探した。
メフィア「モーア何処へ行くの?」
絵里は誰か他に私たちの仲間がいないか探し出すために走りだす。
だが・・・・・・走り出した先には見渡しても誰もいない。
ただいるのは国防省へ勤務する職員と軍参謀本部に勤務する軍人と一部の民間人である。
エリアーノ「いたいた。」
メフィア「突然いなくなるんだから心配したんだよ。」
一緒にいたメフィアとエリアーノが追いかけてきた。
星村絵里「誰か私たちの仲間がいたと思って探したんだけど勘違いだったみたいだわ。」
メフィア「勘違い!?」
星村絵里「そう勘違いよ勘違い。」
絵里はメフィアとエリアーノに突然走りだした事を説明する。
一瞬?の表情だった2人だったが絵里の言っている事が分かり納得する。
【16時30分 警察公安省ビル前】
絵里・メフィア・エリアーノは目的地に向かうため警察公安省のビルの前を通る。
統合議会があったり、大統領官邸があり警察の数が多い。
警察は軍隊のようにライフル銃を携帯している。
大統領がテロにあったり暗殺されないか警備している。
反統合系ゲリラ組織は自爆テロはしないが、街を戦場にするほどのゲリラ戦を展開するため警察と軍は共同で警備活動を開始する。
統合議会や大統領が視察する際は軍1個大隊が警備する程である。
絵里は首都の警備状況を見て、少しやり過ぎな所もあると思うが合格点を与えた。
メフィア「そろそろ例の場所に着くんじゃないかな?」
歩いていうると緑らしき物が見えてきた。
緑らしき物がある所は忘年会の集合場所であるSDF-1マクロス前公園である。
政治の中枢部を抜けると目的地のSDF-1マクロス前公園に辿り着く。
12月と言う事もありかなり寒く、もうそろそろ雪が降りそうな感じであった。
マクロスシティの空港はよく整備されており、サンディエゴ同様やはり新統合軍航空隊の基地があった。
空港の中は警備の兵士が大勢おり、アサルトライフルを携帯しながら警備している。
やはりテロ対策なのであろう。
外に出るとマクロスシティの街は月では見れなれず立ち寄ったサンディエゴの街にはない高層ビル群の光景が広がっていた。
新統合政府の首都マクロスシティはマクロス・シティ計画に基づき高層ビル化が進み、銀河有数の大都市でありハイウェイや鉄道など交通面は優れているほか金融機関や政治中枢の機関がある事もあり忙しいビジネスマンで賑わいを見せていた。
そして商業区があり、移民船団が惑星エデンなどの入植可能惑星の開発で得られた特産物を販売している商業施設や飲食街の店舗が存在している。
その商業区画を知っていた絵里は後でアポロに戻る時に子供達や義父や義母そして和也に土産を買う際に立ち寄ろうと持ってきたメモ帳に書きとめる。
マクロスシティ中央空港からバスでSDF-1マクロスの前の広場に向かう。
SDF-1マクロスは6年前の武勲艦であり、今も新統合政府や新統合軍の中枢施設として使われている。
4年前はカムジンの反乱で大破したが、大規模修理で再生している。
マクロスシティ攻防戦は宇宙へ脱出を図るカムジン一派が最後の攻撃にマクロスシティのSDF-1マクロスに対し攻撃を仕掛けた。
だがSDF-1マクロスが主砲を発射し乗っていた砲艦が大破そのままマクロスへ特攻し、消え去った。
だがこの事件は地球人の反ゼントラーディ運動が活発化し、巨人のまま暮らすゼントラーディ人を排斥しようと言う動きが活発化しデモが起きた。
だが次第に暴徒化し、警察力だけで対処できずに軍に鎮圧される事態になっている。
星村絵里「マクロスか・・・・・・・懐かしいわね。」
メフィア「私たちは何度戦ったか・・・・」
エリアーノ「その際は多くの仲間を失ったわね。」
3人はバスから見えるSDF-1マクロスに対し呟く。
絵里たちゼントラーディ軍は地球統合軍と交戦していたが、殆どはSDF-1マクロスに対してである。
彼女達もマクロスに2回程、挑み5名の戦死者と共に出撃していた同所属のジナール空戦ポッド隊に多大な被害が出た。
5名と言うのは彼女達の平均の戦死者の中でも一番高いのである。
それもあって彼女達はSDF-1マクロスに対して思いやりがあるのだが、他にもある。
エリアーノ「ラプラミズ司令はカムジンと共に戦死した場所でもある。」
4年前のマクロスシティ攻防戦で彼女達の一番上の上官ラプラミズと一部の女性兵士たちはカムジンの反乱に加わり最期は1500m級中型砲艦でマクロスに特攻し戦死した。
彼女達にとって、SDF-1マクロスは今は亡きラプラミズ司令の墓標である。
3人はバスから降りSDF-1マクロスの広場前に降り近くの花屋で花を買い広場に向かう。
新統合軍中枢部と言う事もありバトロイド形態のVF-1バルキリーが儀仗兵のように警備し、MPと言う腕章をつけた警務隊員(憲兵)が周辺を警備している。
マクロスシティ攻防戦慰霊碑の前にやってきて3人は敬礼し絵里が花を添える。
だが彼女達が慰霊碑に花を添えようとしたところ既に慰霊碑には物凄い数の花が添えられていた。
星村絵里「こんなに花が・・・・・・・」
絵里はこれほど多くの花が添えられていた事に驚く。
すると後ろで歩きながら警備している警務隊員が慰霊碑を見てある事を言う。
「珍しいなこれほどの量の花が供えられているなんて。いつもはあんまりないのに・・・」
「本当だな、皆女性ばっかりだ。マクロスシティ攻略戦の慰霊祭に近いと言う事もあるのかね?」
いつもより少ない・・・・・・そして多い。
3人は他に誰かが花を添えたと思った。
もしかして、既に私たちを知る人はいるのではないかと探した。
メフィア「モーア何処へ行くの?」
絵里は誰か他に私たちの仲間がいないか探し出すために走りだす。
だが・・・・・・走り出した先には見渡しても誰もいない。
ただいるのは国防省へ勤務する職員と軍参謀本部に勤務する軍人と一部の民間人である。
エリアーノ「いたいた。」
メフィア「突然いなくなるんだから心配したんだよ。」
一緒にいたメフィアとエリアーノが追いかけてきた。
星村絵里「誰か私たちの仲間がいたと思って探したんだけど勘違いだったみたいだわ。」
メフィア「勘違い!?」
星村絵里「そう勘違いよ勘違い。」
絵里はメフィアとエリアーノに突然走りだした事を説明する。
一瞬?の表情だった2人だったが絵里の言っている事が分かり納得する。
【16時30分 警察公安省ビル前】
絵里・メフィア・エリアーノは目的地に向かうため警察公安省のビルの前を通る。
統合議会があったり、大統領官邸があり警察の数が多い。
警察は軍隊のようにライフル銃を携帯している。
大統領がテロにあったり暗殺されないか警備している。
反統合系ゲリラ組織は自爆テロはしないが、街を戦場にするほどのゲリラ戦を展開するため警察と軍は共同で警備活動を開始する。
統合議会や大統領が視察する際は軍1個大隊が警備する程である。
絵里は首都の警備状況を見て、少しやり過ぎな所もあると思うが合格点を与えた。
メフィア「そろそろ例の場所に着くんじゃないかな?」
歩いていうると緑らしき物が見えてきた。
緑らしき物がある所は忘年会の集合場所であるSDF-1マクロス前公園である。
政治の中枢部を抜けると目的地のSDF-1マクロス前公園に辿り着く。