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マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第67話 ザースローン機関

2016-12-23 22:55:18 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
今から3日前
          【地球.マクロスシティ.国防省ザースローン機関】

新統合政府の首都惑星.地球.マクロスシティ.国防省。
SDF-1マクロスの前に守護神のように置かれている。
国防省はSDF-1マクロスの総司令部の上位機関であり、統合軍の№2国防大臣や多くの職員が勤務している。
国防省前にはコートを着たVF-1Jバルキリーが警備している。
これぞ銀河の政治の中枢を象徴すべき場所の一つである。
その地下にある機関が存在していた。
                ザースロン機関 
対テロ特殊工作機関。
反統合系ゲリラ組織の無差別テロや、スパイを見つけ出し排除する機関である。
その素性は謎に包まれており実働部隊や可変戦闘機部隊を有している。
この組織は一体何者であるのかは、国防大臣のみしか知らない。

赤いボブカットをした鋭い目つきの黒い軍服とベレー帽を被った若い女兵士。
彼女はゆっくりザースローン機関の秘密通路を通る。

「コードネーム.チェルノボグ(ロシア語:Чернобог,Chernobog)只今戻りました。」

「御苦労」

コードネームチェルノボグ・・・・・・・スラヴ神話の死神である。
彼女の本名は今は答える事はできない。

「君も中々今は亡き父上にそっくりになってきたな、KGB少佐カリーニン・ブラギナにな・・・・・・・・・・」

「そうですか?私は父上未満です・・・・・・・・残念ながら・・・・・・・・」

彼女の父は旧ソ連秘密警察KGBの少佐である。
ソ連崩壊後のロシア連邦のスぺツナズの隊員の育成をしていたが、統合戦争中.部下が反逆し殺害された。
彼女は妹と共に母に連れられ地球統合政府に亡命しようとした矢先.ボドル基幹艦隊の砲撃で母は死んだ。
地下シェルターに置いてけぼりになった彼女と妹は地球統合政府に保護された、唯一父の形見である証明書と共に・・・・・・・・
彼女が失った物は父と母だけではない・・・・・・・・

そして彼女の本名の彼女は死んだ・・・・・・・・・・

「まぁいい、君は10年間訓練に励んできた。君の腕で何度も統合政府に叛逆を企む輩と余の治安を乱す物を排除することに成功している父上殿と同じ能力を得ていると言ってもいいだろう。」

「・・・・・・・・・・・」

彼女は黙る彼女は父がスぺツナズやKGBでは優秀な人物であると周りの人間から聞いていた。
父を尊敬するのと同時に、優秀な父と言う壁に越えられずにいた。

「では本題に入るチェルノボグ・・・・・」

「はい・・・」

「これが今回の命令書だ・・・・しっかり読め。」

「拝見します。」

チェルノボグは命令書を確認する。
彼女はある程度読んで、直ぐに理解したようだ。

「コマンダー、少々エデン軍の連中に大げさに説明していますね。それに私に助っ人をよこすために・・・・・・・・・・」

「その方が優秀な人材を寄こしてくる、ただしお前は女だ。男性だと支障が出る、2名の女性兵士をマークした。」

「2名の女性兵士?」

チェルノボグは指揮官の話に?となった。
ザースローン機関の人間が一般部隊と行動を共にしないといけない。
何かプライドを傷つけられたような感情を持ってしまう。
彼女は軍で戦う以外の道しかなく、戦い続けた父を越えるようあ人材になるためにも・・・・・・・・・
これも任務だ・・・・・・・・意見する気はない、一般兵士と言うよりどうせVF-X部隊の連中だろう・・・・・・連中ならば秘密を守る事の出来る・・・・・・・
そのような女性兵士であれば、別に問題はない。

「さてチェルノボグ引き受けてくれるか?」

「ウラズミェートナ(了解です.ロシア語:Уразуметно)任務は必ず実行します。」

「うむ、その意気だな。」

チェルノボグは命令書に書かれていた惑星エデンでの任務を引き受ける。
VF-Xの女兵士がどうであれ、私は任務をやり遂げればいい・・・・・・・・
それに今回のターゲットは・・・・・・・・・・・・・・・

「では健闘を祈るよ、例のターゲットが惑星エデンから逃亡できないようアダムスカ少佐のマウンテン・キャット部隊を送りこむ。無茶はするなよ。」

「もちろんですコマンダー、私はKGB少佐カリーニン・ブラギナの遺伝子を受け継ぐ者今回も必ずや任務を達成してきます。・・・・では失礼します。」

チェルノボグは敬礼し部屋から退室する。
コマンダーは彼女の後ろ姿が今は亡きカリーニン・ブラギナのように見えてきた。
彼女は今回も成功するかは・・・・・・まだ知らない。

【そして彼女は旅たち翌日の惑星エデン.キャピタルシティ 統合軍エデン防衛軍キャピタル陸軍基地】
「我がE4試験隊に新しく配属になった隊員を紹介する、入りたまえ。」

「はい・・・・・・・・」

                  スチャ

「ラズリシーチェ プリスターヴィッツア(はじめまして Разрешите представиться.)私はナスターシャ・アクロワ少尉です、若輩の身ではありますがよろしくお願いします。」

彼女は偽名を名乗ってE4試験隊に潜入する・・・・・・・
その名は・・・・・・・・・ナスターシャ・アクロワ少尉と・・・・・・・・・・
彼女は来る時まで潜入活動をする・・・・・・・・・例の女性兵士2名が来るまで
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ゼントラーディガールズの忘年会 再会ミリア隊

2016-12-23 14:26:26 | マクロスほのぼのオムニバス
          【17:00 SDF-1マクロス前公園】
絵里・メフィア・エリアーノの3人は目的地でありSDF-1マクロスの近くに近づいた。
先ほどの政治中枢部の街に比べ、私服を着た民間人の姿が増えてきた。
SDFー1マクロス前公園のある区画はマクロスシティの大企業や商業区が混ざった地である。

星村絵里「時間は丁度1時間前ね、仕事終わって遅刻するかと思ったわ。」

絵里はメールも何日も放置しないで直前まで旦那.和也と一緒に演習をやっていた絵里。
戦闘や仕事そして家庭内を上手く切り分ける事は出来るが、若干抜けている絵里ではあるがなんだかんだで運がいい。
遅刻するかと思ったら、約束の時間の1時間前に到着できた。

案外私は運がいい、いい人生だわ。

と何故か感動する絵里。
すると公園の中央にはコートを着た女性たちが集まっていた。
髪の色からして地球人ではない、マイクローン化したゼントラーディ人である。
その中心に立つ人物がいたそれは・・・・・・・・・

星村絵里「お久しぶりです、ミリア1級空士長。」

ミリア「久しぶりね、モーア.メフィア.エリアーノ。」

絵里の挨拶に続き、メフィアとエリアーノは敬礼する。
中心にいた人物それはミリア・ファリーナ・ジーナス、彼女らの上官である。
絵里達もミリアと会うのは数年ぶりである。

その場にいた一同は懐かしい顔ぶれである。

絵里とメフィア・エリアーノはそれぞれミリアに握手をする。
そして3人は他のメンバーにもそれぞれ挨拶する。

【参加メンバー(名前は結婚前)】
ミリア・ファリーナ幹事
モーア・カリダム
デワントン・フィアロ
メール・フェーン
メフィア・メルダーン
エリアーノ・ミフェス
ミィーズ・ケラン
ネネ・シャーロック
クラン・ノーズ
アマテラ・サーノ
イリア・ファローン
シャロ・ノーズ
エアット・スペルズ
シャン・クロッケル
オーサ・ロス
アルル・ナリオ
ユリア・ムローン
アリッサム・ヒスロー
コムロ・ニシカン
ラサラ・ネール
メデューサ・ハンブロック
アンリ・ヤブローズ
エンミラ・ファリーナ
メデュラ・シャーニナ
オメル・ストール
ルーナ・ロレッサ
ビネーク・フィーズ
ミツル・ファレット
アギ・キラ
ジャル・ノット
フェリロ・ラース

とミリア隊のメンバーが勢ぞろいした。
メガロード01のクレリアは来れない事をミリアが説明した。
だが、真相は話せない。
メガロード01は消息不明になっている、この処置はそのためである。

とは言え30人ぐらいのミリア隊のメンバーはミリア離脱以後のメンバーは戦死せず今に至る。

第1次星間大戦時の初期メンバーの他、戦死した隊員の補充メンバーも含まれている。
彼女らはラミラミズが重視する程の精鋭である。

ミリア「もうこれで全員揃ったわね、そろそろ女だけで忘年会を始めますか。」

ミリアの発言にミリア隊の面々は歓喜する。
絵里はこの大人数で予約を取れる宴会会場があるのか気になる。
最近は忘年会シーズンで集団で予約できる店の空きがどんどん減っている。
果たしてそんな店があるのか・・・・・・・・・・・

そして一同は地下鉄マクロス南北ラインで北上する。
なんで地下鉄乗るのか・・・・・・・・なんかだんだん不安になった。
電車は北部航空隊基地前駅に止まる。

ミリア「全員下車。」

ミリアの号令で北部航空隊基地前駅で一同は降りる。
降りた絵里は何か嫌な予感しかしなかった・・・・・・・・・・
まさか基地滑走路で忘年会・・・・・・・・・・そんな予感がした。

星村絵里「偶然駅が一緒なだけなんだよね、きっとそうよ滑走路で・・・・・・・・」

アマテラ「モーアどうしたんだ?一人でブツブツ?」

星村絵里「にゃっ気にしないでね。」

ついうっかり思っていた事をアマテラに聞かれてしまう絵里。
気にしないでねと答えた。
忘年会会場の会場は北部航空隊基地以外の店を信じる絵里であったが・・・・・

                   【北部航空隊基地】
星村絵里「なんでここでするのよまったくもう。」

結局最初の嫌な予感が当たってしまった、今年の忘年会の会場はマクロスシティの北部を空を守る北部航空隊基地。
広大な飛行場であり、軍用機が立ち並んでおり近くには住宅街はない。
あるのはコンビニぐらいである。

エリアーノ「モーア、なんか落ち込んでない?」

ミィーズ「軍事施設で忘年会と聞いたら驚くでしょうね。」

驚くと言うより呆れたんだよ。
絵里は忘年会は綺麗なお食事所ですると思っていたらしく、若干ショックは大きい。
毎年の忘年会はいつもそうだった、部隊の皆と愛する和也と居酒屋でわいわい。

今回は軍事基地・・・・・・・・・・そんな馬鹿な事があってたまるもんですか・・・・・・・

メフィア「モーア、そんな暗い顔したらせっかく皆の再開だし場が悪くなるわよ。」

星村絵里「それはそうだけど・・・・・・・・」

メフィア「美味しい食べ物を食べて、元気だしなさいよ。いつもの元気なモーアを久しぶりに見たいはずだよ。」

暗く落ち込んでいた絵里を励ますメフィア。
そうだった食べ物・・・・・・おいしい食べ物を一杯食べなくては・・・・・・・・・
絵里の食欲本能を爆発させる。
いままで普通の栄養食しか食べてなかった絵里は食べ物と言う単語を聞いて元気がでる。

星村絵里「よし!!」

メフィア「その意気よん♪」

絵里はものすごく興奮するような勢いを見せた。
メフィアは食べ物の事になるとすぐこれだからと・・・・・・若干呆れる。
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第66話 VF-X-10改

2016-12-23 14:16:53 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
      【西暦2021年5月5日ニューエドワーズ基地第2ハンガー】
         ガコーン ガコーン ガコーン
ゼネラルギャラクシーのアルガス・セルザーとテストパイロットであるミリア・ファリーナ・ジーナスは黙々とVF-Ⅹ-10改プロトカットラスの整備を行っていた。
さっきの転倒騒ぎがあったが、別の場所でやっていたため転倒した事実すら知らなかった。

「センサー回路、レーザー砲標準に問題なしです・・・アルガス技師。」

アルガス「うむ、そうか・・・・・・・・・ミリア中尉、コクピットに入ってOS入力を頼む。」

ミリア「エスケスタ」

                スタッ

ミリア「うわ~結構仕事量が多いわね・・・・・まぁさくっと終わらせようかしら。」

ミリアはコクピットに入る、コンピュータを上手く接続しOSを入力を開始した。
可変戦闘機のOSはかなり種類があり、射撃・正常値・・・・数えるのが面倒と言う程。
可変戦闘機の生産は自動で行われるが、試作機のOS入力は手動でしないといけないその分手間がかかる。

ミリア「EMCアクセラレーター全開一次二次チェンバー加圧中、機体コントロールをFCSへ、マスターアームコントロールON FCSアクティブモードリミッターリリース 冷却ポジションをサーフェイスモード、パッシブセンサーブラックアウト ヒートエクスチェンジャー強制稼働 バレルコイル電荷正常値 射撃コードグリーン CPNVR 各アクチュエーター設定 ゲート、リリース!自動学習運用システムオールグリーン ガンカメラ調整 オン アクティブステルスシステムオールグリーン OS設定入力オールセット。終わりました、セルザー技師。」

「早!?」

だがエースであるミリアにとっては簡単な仕事であった。
近くにいた女性の整備兵が思わず言葉に出てしまう程の早さである。
OSの入力は複雑であり、最低でも30分はかかる。

アルガス「流石はエースのミリアだ、数分しか経ってないな。」

ミリア「当たり前よ、このくらいのOSは簡単に登録できるわ。まぁ、少し手間取りましたが。」

アルガス「そうか、しかしこのOSの導入でVF-X-10は最終的に完成し、実戦導入も早期定期に開始される。その時は量産型1号機をテストパイロットである君と、2号機を旦那であるジーナス大尉に引き渡そう。そうそう予備機として3号機も配備させる。」

VF-X-10の完成型でありVF-9カットラスの1号機ー3号機までの受領の約束をする。
完成したての初物を貰えるパイロットはそんなにいない。
VF-X-1がVF-1バルキリーでロールアウトした時もロイ・フォッカー少佐(戦死後.大佐)も1号機を受領している。

ミリア「お心遣い感謝いましたすわ。」

ミリアはニコッとしてアルガスに感謝する。
既にゼネラル・ギャラクシーでは2号機と3号機が完成しており、後は惑星エデンで得られた1号機のデータを改修すれば後はダンシング・スカルに納入するだけである。

アルガス「当然.ダンシング・スカルのシンボルマーク、スカルイーグルのエンブレムはノーズアートとして入れて納入します。赤い稲妻.青い彗星の名を更に広めてください。」

ミリア「分かったわ・・・・・・・しかしなんで3号機まで配備されるのかしら?」

3号機・・・・・・・・
なぜミリアとマックスしかいないダンシング・スカルに3号機が納入されるのか疑問に思った。
だがその理由は直ぐに判明する。

アルガス「モアラミアって言う娘のためだよ、結構あのモアラミアと言う娘はいいパイロットだからね。」

ミリア「モアの?」

アルガスはモアラミアの実力を評価していた。
反政府組織に属しゼントラーディの戦う星と言われるだけの能力があり、それに可変戦闘機に乗っても直ぐにエースパイロットの仲間入りすると見ていた。
いつか使うだろうとVF-9カットラスの3号機を同時にダンシング・スカルに納入しようと考えていた。

アルガス「そうモアラミアのだ・・・・将来マリアちゃんと一緒に歴史に残るエースパイロットになりますよ。あなたに似てね。」

ミリア「まぁ♪お上手ですこと。」

義理の娘であるモアラミアだが、実の娘同様可愛がっており褒められると喜ぶ。

               プシュー

「セルザー技師!」

技術者が慌てた風に駆け寄ってきた。
何やら蒼褪めた表情をしておいる。

「セルザー技師!大変です!!!」

アルガス「どうした?ちょっと失礼。」

ミリア「大丈夫よ、行ってらっしゃい。」

アルガス「すまん。」

アルガスはミリアとの会話の席を外れ技術者と共に倉庫まで行く。
技術者の顔を見て何やらただごとではないとアルガスは悟った。
それらの状況判断では嫌な予感すると実感する。

アルガス「改めてどうしたんだ?」

「実はク.クラーキン代表が、な..........亡くなられました。」

アルガス「馬鹿な!なんでなんだ、この前は元気だったはずだぞ!」

クラーキン代表・・・・・アレクセイ・クラーキン
旧ソ連航空機設計局技師であり、ゼネラル・ギャラクシーの創設者である。
VF-4ライトニングⅢを開発に携わり、アルガスなどのゼントラーディ技術者を始め反統合同盟系の技術者を抱え込んでいる。
新星インダストリーとはライバル関係であり、航空産業の中で並び立つ人物として名をはせていた。


「自ら設計したVF-4の改良型のテスト中に同乗した際にエンジントラブルで、事故死と・・・・」

アルガス「それではVF-X-10の開発はどうなる、改は最終段階なんだぞ。」

VF-X-10の開発はアルガスが主導で行っていた。
アルガスがVF-4の改良実験で死亡した事により計画がとん挫する事になる。
そうすれば対抗馬である新星インダストリーが新型機の採用の座を奪われてしまう事になる。

「幸い後任者が開発を引き継ぎ、統合軍上層部も承認したため開発は続行可能です。」

アルガス「そうか・・・・・・助かった、しかしクラーキン代表が亡くなるとは私の恩人だったのに・・・・」

開発は継続されたそれは不幸中の幸いである。
だが、アレクセイ・クラーキンは旧ソ連の人間でもありゼントラーディはともかく反統合同盟系の技術者を抱えこんでおり反統合系ゲリラ組織に武器を密売している噂がありそれを新統合軍の特殊部隊が消した説は後年に論争にあったが・・・・
その真相は闇の中である。

「ライバル機のVF-X-8ファントムⅢの消息不明に続きの不幸でした。」

アルガス「VF-X-8ファントムⅢの消息不明?なんだそれ・・・・・・・・」

VF-X-8ファントムⅢの行方不明。
VF-X-10改の対抗馬である。
アルガスはファントムⅢの消息不明と聞いて技術者に聞こうとするが・・・・・・・

ミリア「そろそろいいかしら?」

壁からミリアがヒョコ頭を出すように出て来た。

アルガス「おっとそうだったな、君は機体のチェックを頼む。」

「ハッ。」

技術者にVF-X-10の整備を任せミリアとミーティングに入るアルガス。

ミリア「この機体が完成したら、どのくらいの影響がでるのかしらね?」

アルガス「主力機が行けない地形まで通る事ができるので、かなり絶大な影響はでます。」

二人はVF-X-10がVF-9カットラスとしてロールアウトした時の軍事的な影響について話し合った。
ミリア本人はマックス本人も入れたかったが、当の本人は現在仕事中である。

「中尉」

ミリア「うん?私に何かよう?」

「大至急、司令部まで来てください。」

ミリア「どうして?」

突然、将校がミリアの元へ来て司令部まで来るように伝える。
ミリアはなぜ司令部に呼ばれたのか?疑問に思った。

「実は地球のマクロスシティから緊急入電で、下手すると統合政府に対しを国家転覆の危機に対処する作戦が伝えられたらしいです。」

ミリア「なんですって?一体何が?」

「詳細は司令部で・・・・・」

ミリア「分かったわ。」

アルガス「それはほっとけないな、後は技術屋である俺に任せて行って来い。」

ミリア「分かったわ、VF-X-10を頼んだわ。」

              スタスタスタスタ

国家転覆の危機・・・・・・・・ミリアは一体何がと言う質問をするが・・・・
将校は詳細は司令部でと答える、ミリアは納得はいかなかったが・・・・・命令であるので行くしかない。
ミリアはアルガスらゼネラル・ギャラクシーの整備班や技術者達にVF-X-10を任せ司令部に向かう。

アルガス「しかしどんな任務が出たんだろうか?」

「技師、それは俺達技術屋には関わる世界ではないので気にしないほうがいいっよ。」

アルガス「言われてみれば・・・・・・・・・そうだな。」

アルガスら技術者は司令部の用事にはそんなに関係はない。
だが・・・・・・・・アレクセイ・クラーキンの死と何かひっかかる。
アルガスはそう考えたが、気のせいだと自分に言い聞かせた。
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クリスマス

2016-12-23 12:13:32 | 日記
基本家族と過ごしますよ。
毎年そうです・・・・・・・・・・・・

だけど今はそんなのは嫌です。どうせなら女作りたいですよ。

なんていうか自分は19歳ですよ、女性とは何度か仲良くなったけどさ恋人以上な関係ではないんだぜ。
友人程度、なんか自分が情けなくなってしまうよ。
いつまでもこんな事をしている場合じゃないぜ。
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超時空戦記クヴィアロス プロローグ 西暦の終わり セテウア歴の始まり。

2016-12-23 11:07:32 | 超時空戦記クヴィアロス
かつて銀河系にはプロトカルチャーと呼ばれる存在がいた。
地球人やゼントラーディ人などの亜プロトカルチャー種族を造りお互いの生活圏を形成していた。

だが技術が発達しお互いの生活圏に干渉し合うようになり、共存し混血により純粋種が消えいつしかあれほど多くいた亜プロトカルチャー種族の大部分は消滅した。

そして戦争の方も過激化し、西暦2100年代になると政情が不安定が悪化・・・・
更に月日がながれ西暦3000年代。
溜まりにたまった政情の不安定さが激化し、第1次宇宙戦国時代と言われる時代が勃発。
以後500年程度の戦乱の時代を人類は経験する。

そして時は流れ西暦4578年12月31日
イエス・キリストが誕生してから始まった西暦と言う時代も終わった。
かつて新統合政府と言われた国家はいつしか分裂が始まり、地球周辺を中心とする惑星群はG.O.Aと言う国家を成立していた。

セテウア歴元年1月1日
G.O.A大統領セベルト・クリダニクが西暦が終わり、セテウア歴が始まった事を宣言する。
銀河系はセテウア銀河と改名する。

同時期、別の銀河であるラドリス銀河から別の人類が移民してくる。
だが彼らの正体は銀河系を抜けたかつての同胞と、同じヒューマノイドタイプの人類であったため入植を許可する。

そして可変戦闘機バルキリーに変わる兵器コンバットアーマーが投入される。
この機の登場により可変戦闘機は歴史の闇へ消えいく事を決定づけた。

そして遠い星系でザーディッシュなどの大国が建国。
セテウア銀河でセテウア銀河条約を締結する。

 【セテウア歴79年 惑星エデン G.O.A軍ニューエドワーズ統合運用基地】
             ズドシュン ズドシュン

2機のG.O.A軍のコンバットアーマー・CB-58ムラサメがバッタのようにジャンプし高度500の地点で反応エンジンクラフトを展開させ飛行する。
いつも通りの定期飛行である。

アジェス「うへ~暇だな。」
G.O.A軍少尉アジェス・ランドルフ

飛んでいく2機のムラサメを見上げる若きG.O.A軍将校アジェス。
このごく普通の青年将校アジェスはセテウア銀河を揺るがす事件に巻き込まれていく。

          【登場人物紹介】

アジェス・ランドルフ
【所属】G.O.A軍
【階級】少尉
【性別】男性
【年齢】20歳
【解説】
G.O.A惑星エデン方面軍所属の青年将校。
コンバット・アーマー乗りであり、まだまだ新人であり頼りない。
両親が戦火の中で生き別れ、両親を探している。
性格面では女好きであり美女であるならば飛びついてしまう問題児。

メデェス・アンク
【所属】G.O.A軍
【階級】少尉
【性別】女性
【年齢】20歳
【解説】
G.O.A惑星エデン方面軍所属の女性将校。
アジェスとは幼馴染であり、頼りになる女性。
軍人家系であり、何やらご先祖様は旧西暦で天才と呼ばれた人物だったそうである。
勝ち気な性格ではあるが、根は素直になれない女性。

ブルック・ムーンバック

【所属】G.O.A軍
【階級】少尉
【性別】男性
【年齢】20歳
【階級】
G.O.A惑星エデン方面軍所属の青年将校。
クールでキザで女にモテてアジェスは気に入らない存在。
その性格とは裏腹に、仲間想いであり隠れ熱血キャラである。
好きな物はウォッカである。

           【メカニック】

CB-58ムラサメ
【機種】コンバット・アーマー
【開発】G.O.A
【全長】7.8m
【動力】グローリーGP-19反応炉クラフト
【武装】
M-5アサルト・レーザーライフル
GHJ-89小型ミサイル×50
アサルト・ナイフ
Sマイン対人地雷
【解説】
CB社が開発した58種目のコンバット・アーマー
可変戦闘機の3要素のいい所を一つにした戦闘能力は可変戦闘機を不要と思わせる所。
Sマイン対人地雷を搭載しているのはゲリラを一掃するためではあるが、治安維持部隊が限定的に装備しているのみである。
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