マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第75話 GATE

2016-12-31 23:46:32 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
【惑星エデン ジェラシックハイウェイ】

食用竜鳥の牧場を突っ切るハイウェイをジープは走る。
ゼントラーディ軍の砲撃で壊滅した地球に比べて広大な自然が広がるエデン。
ラウラとミリアのジープの両脇には食用竜鳥が地べたに寝そべっている・・・・・・
しかし当の二人はお互いに機嫌悪そうに乗っている。

ラウラ「・・・・」

ミリア「何をブスッとしているのよ、何か歌ったほうがいいわよ。」

ラウラは何も答えない。
ずっと顔を横にして一度も動かない。
ミリアは心配して片手でラウラを触るが・・・・・・・・・

                   バタン

ミリア「あっ・・・・・・・・・」

ラウラがミリアの肩の方に寄りかかる。
ミリアはハンドルを握りながらどかそうとする。

ラウラ「・・・Zzzzzzz」

ミリア「寝ているか・・・・・・・寝ている顔は普通の少女のようね。」

ラウラは眠っていた、それもしょうがない寝る前に招集されていたので眠気があり車に乗ったとたんに寝たのだろう。
その寝顔はいつも自分の顔を見て睨んでくるラウラではなく、年頃の女の子のような表情の女であった。
ミリアはこうした表情を見ると和む。

ミリア「私が眠っている顔はこんな風なのだろうか・・・・・・」

ミリアは自分が寝ている様子を想像する。
そんな話をしていていたらジープはどんどん街に近づいてくる。
夜なためか、あたりが暗い。

ミリア「そろそろキャピタル陸軍基地ね。」

新統合陸軍キャピタル基地が見えてきた。
巨大な滑走路と演習場を備えた基地である。
市街地とは若干離れており市街地との間には巨大は森がある。
もしヘリが墜落した時のための処置である。
基地付近になると消灯ラッパが聞こえてきた。

ミリア「消灯ラッパもうそろそろか・・・おい起きろ!この青い馬鹿!」

               パキン

ラウラ「痛~何をするのよ、このオバン!」

ミリア「オバン・・・誰がおばさんですって?対して歳変わらないのに・・・」

ミリアは寝ているラウラを滑らせるようにビンタする。
痛さでラウラが起きてしまいミリアにオバンとジト目で言う。
ミリアは誰がおばさんですってと怒る。

ラウラ「うっるさいわね、私の方が歳下よ!くそ~せっかくセットした、ウィッグが・・・・」

ミリア「ウィッグぐらい、直ぐに直しなさい!たく、喧嘩している場合じゃないのに・・・・この青馬鹿は・・・・・」

ラウラ「誰が青馬鹿だ青馬鹿、ベジタブル女

二人の喧嘩はキャピタル基地に近づいてもなお続く。

            ガタン ブロォォォォォォォ

基地から出てきた軍用装甲車とすれ違う。
装甲車は数台続いており輸送車数台が後に続く。
ラウラは後を振り向くとトラックの中に銃を構えた兵士が搭乗している。
隣接してある演習場に向かうのだろう。

[The first new unification Army Eden Defence Force defense corps capital army base.]

ミリア「そろそろキャピタル陸軍基地よ、ベレー帽はしっかり被って。サングラスも忘れずに・・・ウィッグ整えなさい。」

ラウラ「分かったわよ。」

ジープは基地のGATE付近に近づく。
GATEを警備している兵士が、止まるように指示をするかのように警棒を振ってきた。
複数人の兵士は皆完全装備の歩兵である。

「止まってください!ここは新統合軍エデン防衛軍キャピタル陸軍基地です!通行証とIDカードありますか?はありますか?」

ミリア「これね、お願いします。」

ミリアは警備している兵士に通行証とIDカードを提出する。

「うむ、ニューシアトル基地のメリア・メリローバ少尉、サリュア・ラース少尉か。おいIDを照合しろ!」

「ハッ」
               カチカチカチ

「データ照合完了、間違いありません。」

「通ってください。こんな真夜中、ご苦労様です。」

ミリア「ありがとう❤」

              ブロォォォォォォォオ

照合し基地の中に入り駐車場に向かう。
真夜中であり複数名の歩哨をチラホラ見かける。
歩哨はジープを見ると丁寧に敬礼をする。

ミリア「ふうなんとかセーフしたわね.........」

ラウラ「そうね......寝かせて.......」

ラウラはそのまま眠りにつこうとする。
既に物凄い睡魔が彼女を襲っている。
そして目をつぶろうとした瞬間・・・・・・・・・・・・・

                    グイ

ラウラ「あぎゃ・・・」

ミリアがラウラの胸ぐらを掴みあげる。
衝撃でラウラは若干眠気が覚める。
胸ぐらを掴みながらミリアはラウラに言う。

ミリア「起きなさい、後少しで指定の官舎につくんだから。」

ラウラ「・・・おばさん。」

                   ぼそっ

ミリア「な.何ですって!?こいつ・・・ヌッコロス!」

ラウラはミリアにおばさんとボそっそり吐きミリアの怒りを買う。
当のラウラは涼しい顔をしながらおばさんを連発しミリアにビンタの連撃を喰らわせる。
危うくジープは建物と衝突しかけそうになるが、ミリアはがぁとラウラに睨みながら怒鳴る。

ナスターシャ「あれが合流予定のミリア・ファリーナ・ジーナス中尉とラウラ・ベルタリア准尉・・・・さて使えるかしら?」

ナスターシャは兵舎の窓からラウラとミリアを覗き見る。
彼女の表情は使えるかどうかの品定めをするように感情のないような表情をする。
すると

ナスターシャ「でもあの二人で本当に大丈夫なのかしら?」

ナスターシャは今の喧嘩を見て若干不安になった。
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さらば2016年ようこそ2017年

2016-12-31 23:03:43 | 日記
読者の皆様、フォロワ-の皆様もうすぐ2016年が終わりますね。
今年の1年はどんな年だったでしょうか?

自分は連敗の年でした、情けない事になんですが・・・・・・
今年はブログを解説したりいろんな人に巡り合いました。
自分はこの1年で出会った皆様に感謝します。

ありがとうございました、そしてこれからもよろしくお願いします。

ではよいお年を~

(二次創作は出来る限り今年中に投降じゃなくて投稿します。)
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ゼントラーディ人の年越し

2016-12-31 22:08:10 | マクロスほのぼのオムニバス
               【西暦2010年12月31日】
地球人とゼントラーディ人の共存繁栄を目指した新統合政府樹立初の大晦日。
戦争で地球が壊滅したが、なんとか大晦日のイベントが出来る程にまでインフラが回復していた。
人類は来年以降、地球人とゼントラーディ人による新たな時代の幕開けを願うように2010年との別れを惜しんだ。

桐原中尉「今年はお疲れ様でした、早瀬少佐。」

早瀬未沙「桐原君、今年もお疲れ様でした。来年よいお年を・・・・」

制帽を被り制服の上からコートを羽織っている桐原中尉は早瀬未沙に敬礼する。
早瀬未沙も出て行く桐原中尉に敬礼する。
敬礼が終わると桐原中尉は外に出て他に帰宅する兵士と変わる。

外は雪が降っており道路一面には銀世界が広がっていた。
今日は雪の影響で滑走路が閉鎖されている。
基地周辺にはヘルメットを被り桐原と同じようにコートを羽織っている歩哨が基地内部と外と警備している。

デワントン「茂人教官一緒に帰りませんか?」

桐原中尉「別にいいよ、ついてきな。」

別の方向から他の女性兵と共にやってきた明るく元気な娘が桐原に近づいてきました。
明るく元気な娘はデワントン・フィアロ、ミリアの副官をしていたメルトランの少女である。
彼女は桐原中尉にニ度も助けられ、恩義を感じたのか新統合軍に入隊。
桐原中尉が所属するアグレッサー部隊(教導隊)の指導を受けている。
いつしか桐原とデワントンが気が合うようになり、一緒にいる時間の方が増えてきた。

彼女は大人っぽい感じのする女性ではあるが、戦闘しか知らないためか純粋で可愛い少女であった。
それに反して性格は真面目でもあり可変戦闘機ののめり込みもいい。
言ってしまえば勉強熱心の真面目ちゃんであある。

デワントン「今日は冷えますね茂人教官。」

桐原中尉「それはここがアラスカだしな。」

彼らがいる場所はアラスカである。
マクロスシティがあるのはアラスカであり、かなり寒い。
コートがあっても震える程である。

基地に出てマクロスシティの繁華街に行くと大晦日で盛り上がる群衆の姿があった。
戦争が終わって1年も経たないのにこれほどの賑わいとは桐原は人類の復興力に改めて驚かされる。
ふと見渡すと仕事終わりの兵士がたくさんおり、カップルで行動する人が多かった。

デワントン「まるで私たちはカップルのように見えるかな・・・・・」

桐原中尉「か.か.か.カップル!?」

デワントン「そうカップルよカップル、地球人はそう言うんでしょ。メルトランとゼントランの関係・・・・・・・・」

デワントンのカップルみたいのように見える発言は桐原を動揺させた。
今の桐原とデワントンは教官と教え子の関係である。
教官である身である桐原が教え子に手を出したとあれば笑い者にされるばかりか一番傷つくのはデワントンである。
不埒なメルトランと言われ配属される部隊がないばかりか、一生窓際で勤務する事になる・・・・・・・・・・・
自分とデワントンは妹2人と弟1人と両親に軽蔑の目で見られる・・・・・・・デワントンの事は好きなのだが・・・・・・今は駄目だ・・・・・・・・・本当に・・・・・

桐原中尉「蕎麦でも食べに行こう、普通になぁ・・・・・ねぇ・・・・・」

デワントン「蕎麦!?食べたい!!

桐原はなんとしてもカップルと勘違いされないために人目のつかない蕎麦屋に行く事にした。
SDF-1マクロス時代の街で蕎麦屋がマクロスシティで再開したはずだそこで年越し蕎麦を食べればいい。
そう思いつう大通りから避けて、その蕎麦屋に向かう。

                   【蕎麦屋.天誅】
蕎麦屋の天誅。
SDF-1マクロス時代から続く蕎麦屋である。
店の中に入るとある程度の人数はいたが比較的に少ない。

「いらっしゃい、って桐原の坊主じゃないか。それに彼女連れかい?」

桐原中尉「違・・・・・・」

デワントン「教え子のデワントン・フィアロ准尉であります。」

蕎麦屋天誅の親父や店にいる客にまでカップルと勘違いされそうになったがデワントンが教え子だと言う事を告白した。
蕎麦屋の親父はあぁそうかいと呟く。
ここでもカップル扱いされずに済んだ。

桐原中尉「天ぷらそば2つ。」

「あいよ~」

桐原は自分の分とデワントンの分の天ぷらそばを注文する。
蕎麦が完成しカウンターに置かれるとデワントンは子供のようにはしゃいで蕎麦を食べる。
その様子を見て喜んでいるみたいと確認桐原は連れてきてよかったと心の底で思った。

桐原中尉「親父、坊主はどうした?」

「うちのガキか?陸軍に入隊して日本に戻ったよ、復興支援だとさ。俺の仕事を継がず軍人だよ、ここも廃業かな・・・・・・・・・・」

蕎麦屋の息子は新統合陸軍に入隊し日本へ勤務する事になった。
ゼントラーディ軍の砲撃で日本は壊滅しており、そこで復興支援していると言う。
軍に入る事は反対ではなかったが、本音としてはそのまま店を継いでもらいたかった親父さん本人は若干落胆していた。

桐原中尉「安心してくれよおじさん、いつか親父さんが引退する時期になれば軍をやめて店を継ぐさ。」

「馬鹿野郎!俺はまだまだ現役だい!!」

桐原は親父を慰めるがまだまだ現役だいとすぐさま復活した。

「よし元気も出た所だし、酒でも奢るよ。」

桐原中尉「いいんですかい親父さん?」

「いいとも、デワちゃんも飲んで飲んで。」

デワントン「お・・・・・・・お言葉に甘えて・・・・・」

桐原とデワントンは清酒を飲む。
美味い酒でありたちまちハマってしまった。

そして2011年除夜の鐘が鳴る・・・・・・・・・
2010年と言う古い年は終わり2011年と言う新しい年が始まる。
これからどのような年になるのかはそれは分からない。
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BVFー26シュヴァルベ

2016-12-31 12:58:49 | オリジナルメカニック
BVFー26シュヴァルベ
【開発】イゾルデ国防軍
【設計】イゾルデ国防軍
【製造】ゲシュタルト社
【生産】量産機
【全高】
4.64m(ファイター)
9.5mガウォーク)
13.65m(バトロイド)
【種類】
A型=一般機
B型=小型爆撃機
C型=遊撃攻撃機
D型=訓練用機
E型=電子戦機
F型=特殊作戦機
G型=偵察機
H型=連絡機
I型=早期警戒機
J型=小隊長機
K型=中隊長機
L型=大隊長機
【解説】
イゾルデ国防軍特殊部隊が奪取したVFー11サンダーボルトやVFー17ナイトメアなどをベースに開発された可変戦闘機。
大型の機体であり、見た目だけでも圧倒されが見掛け倒しではなく性能はVFー17ナイトメアを1.5倍以上ある。
操縦性も悪くなく、今まで宇宙戦闘機だけだったイゾルデ国防軍の兵士からは好評である。
部隊によってカラーリングと装備は異なる。
【主なパイロット】
ザン・ガラハード
ガフト・ブレックルフ
アゲハ・カズナラハ
ウスバ・カズナラハ
タテハ・カズナラハ
イゾルデ国防軍一般兵

(ベースとなったドイツ国防空軍メッサーシュミットシュベルベ)
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