【西暦2021年惑星エデン ニューエドワーズ基地道場】
夢華の昔話を聞き、二人はゆっくり休んでいた。
休むのを終えたらすぐに格闘練習の再開する予定である。
そんなとき・・・・・・・・・
ドシャーン ダシャーン ガターン
ラウラ「!?なんだ?」
外で物凄い音が聞こえる。
何か大きな物が倒れた音だ。
劉夢華「外からだわ、滑走路に出て見るわよ。」
タッタッ
ラウラと夢華は外で何があったのか確認するため外へ出る。
既に通路には野次馬をしようとする兵士たちであふれていた。
野次馬だらけなので上司は怒るが外で起きている事が気になる兵士たちは上官を見向きもしない。
【西暦2021年5月5日 ニューエドワーズ基地滑走路】
ガヤガヤガヤガヤ
「へたくそだな・・・・・・」
「新兵だからしかたねぇよ。」
ラウラ「あ・・・・・」
劉夢華「あ~ララやってしまったわね。」
VF-1R型が空コンテナ集積場に向けて倒れている。
コクピットからパイロットと思わしき人がよろけるように出てくる。
他のR型が倒れた機体を持ち上げようとしている。
ハンガーにギリギリぶつかる所であり、近くには作業員がいた。
ラウラ「あらららら。」
劉夢華「危うくVF-Xー10が駐機しているハンガーに激突する所だったね。」
ラウラ「パイロットは生きているかしら?」
劉夢華「さっき出てきたでしょ。」
ラウラに突っ込みをする夢華。
すると奥からジープがやってくる。
吉野大樹「この馬鹿が!何を倒れているんだ、ボケェェェ!」
ジープから身を出して、スピーカーで大声で怒鳴り声をあげている大樹がいた。
ベレー帽を被りまるで鬼教官気取りだ。
そしてジープから降りると訓練生に対し罵声を浴びせる。
吉野大樹「おいお前ら、隊列を崩して転倒してどうする?新兵でもやらんぞ、貴様らは学校で何を習ってきた?スプーンの持ち方か?それともフォークか!どっちだ!」
「すいません、教官。」
吉野も20代と言う若者だが、歴戦の勇士の一人である。
罵声は迫力があり思わず訓練兵も怯える。
吉野大樹「言い訳がいい、早くバルキリーを起こせ!まったくVF-Xー10改にぶつかって壊したらどうなるか分かっているな?クビだぞ、不名誉除隊 懲戒免職!」
「分かっています、そのくらいならば・・・」
吉野大樹「分かっているなら早く始めろ無駄口を叩くな!GOGOGO!」
「ハッ了解しました。」
タッタッタッタッ
訓練兵はコックピットに駆け寄って乗り込み。
バルキリーを起き上がらせようとする。
ラウラ「大樹何やってんの?」
吉野大樹「ラウラか?」
ラウラがジトーとした顔で大樹に詰め寄る。
そんなラウラの表情を受け流し普通の反応をする。
そして大樹はラウラの問いに答える。
吉野大樹「暇つぶしだよ、今日はOSの改良だし待機任務だが、やる事がないからここの防空飛行隊のヒョッコを扱いているんだ。」
ラウラ「暇つぶし?」
大樹が訓練教官をしていたのは暇つぶしであった。
アンサーズは移民船団のアグレッサー部隊である。(実質的にはVFーX部隊)
暇つぶしとして本来の仕事はこなしていた。
吉野大樹「ラウラはトレーニングだろ、兵士の訓練でもしてこい歩兵の訓練だ!ついでに、これ。」
っぽい ストン
ラウラの手に本が落ちる。
うまくキャッチできなかったのか落としてしまうが、落ちた時ぺージが表示される。
ラウラは下を見るように本のページを読む。
ラウラ「なにこれ?・・・口でウジたれる前と後ろにサーと言え! わかったか、ウジ虫!次は!いいか! 今の貴様らは人間以下だ! 名もなきクズだ! 俺の訓練に生き残れたその時、貴様らは初めて兵器となる!貴様らは価値もなんにもない、ただの・・・クズだ・・・・なにこれ?」
吉野大樹「あぁ俺が軍に入隊した時に教官で恩師だった、統合軍海兵隊出身のバルキリー乗りから貰った海兵隊新兵訓練編。」
ラウラ「海兵隊新兵訓練編?」
ラウラは落ちている海兵新兵訓練編を拾う。
だがラウラがぐっと突き刺さるような衝撃をラウラを襲う。
・ふざけるな!大声だせ!タマ落としたか!
・貴様か、腐れマレは?
・ふざけるな!それで殺せるか!気合を入れろ!
ラウラ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!(ヤック・デ・カルチャー・・・・ナニコレ)」
ラウラが見た内容はゼントラーディ軍時代には経験した事がなく。
文化の教本でも役に立たないような内容であった。
吉野大樹「どうだためになるだろ?」
ラウラ「なぁにが役に立つ本よ、下劣な事ばっかり書いているし。」
吉野大樹「新兵のクソ野郎が舐めた口を聞けなく、規律正しく真面目で役に立つパイロットを育成するためだぜ。だいたい軍に入ろうとする奴は、ヒーロー気取りや災害救助に憧れて入隊する奴の気持ちを容赦無く心をぶち壊してやんよ。」
現実、旧アメリカ海兵隊の伝統を引き継いだのかマイクローンの海兵隊員達は鬼教官に罵声を浴びながらひいひい訓練していた。
パワハラではあるが、一人前の海兵隊員になるにはしかたのない事でありついていけない奴は容赦なく抜けて行くことになる。
ラウラ「ぶち壊す?」
劉夢華「・・・(馬鹿が増えるだけです。)」
中国人である夢華は海兵隊の事を馬鹿扱いしており。
むしろ銃に話しかけるイメージが定着している。
ラウラ「こんなのはあっち向いて、ポイッ!あんな下品な物で訓練するな、この馬鹿!」
ポイッ
吉野大樹「何すんだおい!!」
ラウラは海兵隊新兵訓練編を投げる。
大樹は当然怒る。
海兵隊に貰った大事な物である。
パシン
「ひでぶ」
ラウラが投げた海兵隊新兵訓練編は誰かに当たる。
当たった直後制帽が落ちてしまった。
海兵隊新兵訓練編はそのままたばりと制帽の上に降り立つ。
吉野大樹「あ.ば.....か・・・・よく後ろを・・・・これはこれは・・・・・あへへへへへ。」
大樹が若干気色悪い笑顔で笑う。
ラウラはその大樹を軽蔑しようとするがそれを覆すようだ事に直面する。
夢華の昔話を聞き、二人はゆっくり休んでいた。
休むのを終えたらすぐに格闘練習の再開する予定である。
そんなとき・・・・・・・・・
ドシャーン ダシャーン ガターン
ラウラ「!?なんだ?」
外で物凄い音が聞こえる。
何か大きな物が倒れた音だ。
劉夢華「外からだわ、滑走路に出て見るわよ。」
タッタッ
ラウラと夢華は外で何があったのか確認するため外へ出る。
既に通路には野次馬をしようとする兵士たちであふれていた。
野次馬だらけなので上司は怒るが外で起きている事が気になる兵士たちは上官を見向きもしない。
【西暦2021年5月5日 ニューエドワーズ基地滑走路】
ガヤガヤガヤガヤ
「へたくそだな・・・・・・」
「新兵だからしかたねぇよ。」
ラウラ「あ・・・・・」
劉夢華「あ~ララやってしまったわね。」
VF-1R型が空コンテナ集積場に向けて倒れている。
コクピットからパイロットと思わしき人がよろけるように出てくる。
他のR型が倒れた機体を持ち上げようとしている。
ハンガーにギリギリぶつかる所であり、近くには作業員がいた。
ラウラ「あらららら。」
劉夢華「危うくVF-Xー10が駐機しているハンガーに激突する所だったね。」
ラウラ「パイロットは生きているかしら?」
劉夢華「さっき出てきたでしょ。」
ラウラに突っ込みをする夢華。
すると奥からジープがやってくる。
吉野大樹「この馬鹿が!何を倒れているんだ、ボケェェェ!」
ジープから身を出して、スピーカーで大声で怒鳴り声をあげている大樹がいた。
ベレー帽を被りまるで鬼教官気取りだ。
そしてジープから降りると訓練生に対し罵声を浴びせる。
吉野大樹「おいお前ら、隊列を崩して転倒してどうする?新兵でもやらんぞ、貴様らは学校で何を習ってきた?スプーンの持ち方か?それともフォークか!どっちだ!」
「すいません、教官。」
吉野も20代と言う若者だが、歴戦の勇士の一人である。
罵声は迫力があり思わず訓練兵も怯える。
吉野大樹「言い訳がいい、早くバルキリーを起こせ!まったくVF-Xー10改にぶつかって壊したらどうなるか分かっているな?クビだぞ、不名誉除隊 懲戒免職!」
「分かっています、そのくらいならば・・・」
吉野大樹「分かっているなら早く始めろ無駄口を叩くな!GOGOGO!」
「ハッ了解しました。」
タッタッタッタッ
訓練兵はコックピットに駆け寄って乗り込み。
バルキリーを起き上がらせようとする。
ラウラ「大樹何やってんの?」
吉野大樹「ラウラか?」
ラウラがジトーとした顔で大樹に詰め寄る。
そんなラウラの表情を受け流し普通の反応をする。
そして大樹はラウラの問いに答える。
吉野大樹「暇つぶしだよ、今日はOSの改良だし待機任務だが、やる事がないからここの防空飛行隊のヒョッコを扱いているんだ。」
ラウラ「暇つぶし?」
大樹が訓練教官をしていたのは暇つぶしであった。
アンサーズは移民船団のアグレッサー部隊である。(実質的にはVFーX部隊)
暇つぶしとして本来の仕事はこなしていた。
吉野大樹「ラウラはトレーニングだろ、兵士の訓練でもしてこい歩兵の訓練だ!ついでに、これ。」
っぽい ストン
ラウラの手に本が落ちる。
うまくキャッチできなかったのか落としてしまうが、落ちた時ぺージが表示される。
ラウラは下を見るように本のページを読む。
ラウラ「なにこれ?・・・口でウジたれる前と後ろにサーと言え! わかったか、ウジ虫!次は!いいか! 今の貴様らは人間以下だ! 名もなきクズだ! 俺の訓練に生き残れたその時、貴様らは初めて兵器となる!貴様らは価値もなんにもない、ただの・・・クズだ・・・・なにこれ?」
吉野大樹「あぁ俺が軍に入隊した時に教官で恩師だった、統合軍海兵隊出身のバルキリー乗りから貰った海兵隊新兵訓練編。」
ラウラ「海兵隊新兵訓練編?」
ラウラは落ちている海兵新兵訓練編を拾う。
だがラウラがぐっと突き刺さるような衝撃をラウラを襲う。
・ふざけるな!大声だせ!タマ落としたか!
・貴様か、腐れマレは?
・ふざけるな!それで殺せるか!気合を入れろ!
ラウラ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!(ヤック・デ・カルチャー・・・・ナニコレ)」
ラウラが見た内容はゼントラーディ軍時代には経験した事がなく。
文化の教本でも役に立たないような内容であった。
吉野大樹「どうだためになるだろ?」
ラウラ「なぁにが役に立つ本よ、下劣な事ばっかり書いているし。」
吉野大樹「新兵のクソ野郎が舐めた口を聞けなく、規律正しく真面目で役に立つパイロットを育成するためだぜ。だいたい軍に入ろうとする奴は、ヒーロー気取りや災害救助に憧れて入隊する奴の気持ちを容赦無く心をぶち壊してやんよ。」
現実、旧アメリカ海兵隊の伝統を引き継いだのかマイクローンの海兵隊員達は鬼教官に罵声を浴びながらひいひい訓練していた。
パワハラではあるが、一人前の海兵隊員になるにはしかたのない事でありついていけない奴は容赦なく抜けて行くことになる。
ラウラ「ぶち壊す?」
劉夢華「・・・(馬鹿が増えるだけです。)」
中国人である夢華は海兵隊の事を馬鹿扱いしており。
むしろ銃に話しかけるイメージが定着している。
ラウラ「こんなのはあっち向いて、ポイッ!あんな下品な物で訓練するな、この馬鹿!」
ポイッ
吉野大樹「何すんだおい!!」
ラウラは海兵隊新兵訓練編を投げる。
大樹は当然怒る。
海兵隊に貰った大事な物である。
パシン
「ひでぶ」
ラウラが投げた海兵隊新兵訓練編は誰かに当たる。
当たった直後制帽が落ちてしまった。
海兵隊新兵訓練編はそのままたばりと制帽の上に降り立つ。
吉野大樹「あ.ば.....か・・・・よく後ろを・・・・これはこれは・・・・・あへへへへへ。」
大樹が若干気色悪い笑顔で笑う。
ラウラはその大樹を軽蔑しようとするがそれを覆すようだ事に直面する。