マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第20話 カッシーニ空域R-18ポイント奇襲攻撃命令

2017-01-20 22:57:19 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
               【土星 衛星ディオネ宙域】
桐原中尉「こちらノバリケンリーダー(ノバリケン.カモ科のカモ)からガンサイド2へ、エネミータリホー.エネミースカウトプラトーン(敵偵察小隊)を発見したこれより攻撃を開始する。」

エマ中尉「こちらガンサイト2、本艦の位置を知られるわけには参りません。1機も残らず殲滅してください。」

桐原中尉「了解、これより殲滅を開始する。」

桐原率いるノバリケン小隊などを始めとるするは土星付近に展開するゼントラーディ軍に対し遊撃戦を開始した。
小規模の偵察部隊ばかりを狙いマクロスの位置を知らせる監視目を殲滅した。
稀にはなけなしの反応弾を搭載して小規模艦隊に対し攻撃し撃沈していった。
問題児と称された一条輝と出智圭は初陣ながらも華々しい戦果をあげた。

いきなり初戦で2機以上撃墜したのである。
一条輝は上官である早瀬未沙に反抗的な態度を取るが気配りができ。
出智圭は同じ年齢の同僚とつるんでお互いに自分の活躍を語り合っていた。

そんな坊主には負けていられない桐原はノバリケン小隊を率い敵を撃つ。

「隊長、バックアイです大物です。」

桐原中尉「緑色の妖怪かついているぞ。」

バックアイと呼ばれたのはケルカリアと呼ばれるゼントラーディ軍の偵察艇である。
貴重な兵器であり1個基幹艦隊ではレアな機体である。
この前1機の無人のケルカリアが回収され、上層部はバックアイと言うコードネームをつけた。
だが容易に相手できる相手ではない、護衛には重攻撃機らしき奴がいる。
そいつを排除しなければ・・・・・・・・・

桐原中尉「ノバリケン2-3へ仕掛けるぞ!散開(ブレイク)!!」

           キォォォォォォォォォン

ノバリケン小隊は桐原の掛け声と共に編隊を解除し左右と中央の急降下するかのようにしかけた。
バックアイで得られたレーダー探知圏内に入る前にミサイルを数発とガンポッドを一斉に攻撃する。

重攻撃機にはコックピットやエンジンに命中し大破し、バックアイはガンポッドの銃弾が当たる。
だがバルキリーより大きい機体であるためガンポッドごときでは落ちなかった。

桐原中尉「一度目は聞かないのは当然だ、ミサイルで撃墜する。お前らは陽動をしかけろ!」

「了解」「了解」

桐原は一回散り、残りの機はケルカリアの背後を追撃する。
ドアが開いてしまい敵兵士の姿が見えたが銃弾で殺害する事はできなかった。

桐原中尉「よし射程に入ったぞ!消えろ!!」

    シュボーン ズドォォォン

ケルカリアは桐原の放ったミサイルは破損したドアを突き抜けコックピッドの中に直撃する。
内部から大爆発を起こしケルカリアは撃墜された。

               オォォォォォォォォン
「主機の廃熱システムシステム作動、外部冷却機に接続させろ!」

ノバリケン小隊は任務終了後、空母プロメテウスに着艦し機体の整備を受ける。
桐原以下3名のパイロットは休憩所に向かうため人員用エレベーターに乗る。

千葉軍曹「シゲ坊と子分達やったな、大型機と重攻撃機とは大した戦果じゃねぇか。」

桐原中尉「そんな事はないですよ、自分の部下が優秀なだけです。」

エレベーターで合流した千葉軍曹の出迎えと戦果に対するお褒めるの言葉にこう答える。

桐原中尉「一条と出智の奴はどうですか?」

千葉軍曹「対する存在だが優秀な奴だ、一条軍曹は機体を負荷をあんまりかけずに余裕だし出智は負担はかけているが全機撃破するなど優秀さ。」

どうやらあの問題児共は元気にしっかりと仕事をこなしているようである。
あいつらは仕事だけは上手くやるようだ。
まぁあいつらならば少しは信頼はできそうだな。

エレベーターから降りた4人、空気のある区画なのでヘルメットを取る。
すると・・・・・・・・・・

富士見雪「中尉殿!」

桐原中尉「どうした富士見軍曹?」

富士見雪「スカル中隊がピケットライン完成させたのとECMを作動させたので当分次の戦闘はお休みです。」
SDF-1マクロス整備兵富士見雪.軍曹

桐原中尉「やっとか少しは束の間の平和を楽しむ事が出来るのか・・・・」

整備兵の富士見雪が桐原にスカル中隊がセンサーポッドを投下しピケットライン(監視線)を設置した事を報告した。
当分、遊撃戦と偵察戦を行っている航空隊の面々は束の間の平和を掴む事ができた。
仕事をきちんとやった神様からのご褒美かのように思えた。

                 【SDF-1マクロス第1艦橋】
ピケットラインを展開しECMを作動させた。

早瀬未沙「艦長、ECM(電子妨害装置)を作動させました。しばらくは敵艦に所在地を知られないと思います。今後の対策は?」

早瀬未沙は艦長のグローバルにすべて作業が完了した事を報告する。
このまま休息しこのまま地球を向けて移動(途中火星を経由する。)するかと思われたが・・・・・・
グローバル艦長はある衝撃な発言する。

グローバル艦長「いずれにせよ発見されるだろう、ここは奇襲をかける。」

早瀬未沙「奇襲!?」

クローディア「奇襲?」

艦橋にいたグローバル以外の人物はショックと衝撃を一度に受けた。
このまま休息を受けるのかと思っていたがそうでもなかった。

早瀬未沙「艦長!」

グローバル艦長「土星を抜ければどうせまた追われる身だ。思いきって奇襲をかけ、活路をひらいてみたいのだ。」

クローディア「でも艦長…。」

グローバル艦長「危険は承知の上だ。」

グローバル艦長は不安がる一同に説明する。
クローディアはグローバル艦長が冗談ではなく本気だと悟り・・・・・・・・・・

クローディア「わかりました。斉動をかけて、臨戦態勢・・・第1級戦闘配備に入ります。」

グローバル艦長「うむ!」

クローディアは艦内の軍施設に第1級戦闘配備に移行する。
第1級戦闘配備発令を確認したグローバル艦長はブリッジから退出し他の幹部に説明しに行くが・・・・背の低いブリッジ出口の天井に額をぶつける 。

グローバル「んん、いってえ…。」

クローディア「はあ…。」

早瀬未沙「ああ…。」

そしてグローバル艦長は佐官クラスの人間を集めこの後の作戦会議を行う。
多少は揉めたが話し合いの結果、全員一致で納得奇襲作戦を開始する事が決められた。
会議の後、グローバル艦長は移動する事をハイマン・グエント議員に報告した。
奇襲作戦に参加するバルキリーのパイロットたちが一堂に集められる。
桐原や滝田などの精鋭兵や機種転換したカールを始め、一条輝.出智圭などの新兵.ディーやマリアなどの女性兵もいる。
更に遊撃戦時に加わった第2期の新兵を含め総勢120名余である。

スワノフ大佐「明日、我々は敵艦が土星リングに入り次第、ただちに奇襲をかけることになった。今回の奇襲任務は死ぬ人数は多いかもしれんが・・・・・・・・・・今更私は何も言えん。。ただ、君たちのパイロット魂を見せてほしい。それだけだ。会っておきたい者がいたら、今夜のうちに別れを惜しんでこい。以上だ。」
人事課イワン・スワノフ大佐

一同はスワノフ大佐の簡単な説明を聞いた後一堂敬礼する。
桐原はこの戦いが人生最後の戦闘になるかもしれないと思った。
土星リングは障害物が多く飛行するのが難しい。
それに奇襲すると言っても相当なリスクを負わなくてはいけない。

もし最後になるかもしれないから、妹の明美と茂義を呼んだ。
二人は偶然にも非番であり桐原の元へ来た。

桐原明美「兄さん話って何よ。」

桐原茂義「俺はデートの予定だったのに・・・・・・」

二人は若干不満であった。
特に茂義は紅花とデートする予定であり今回の話のために明日に変更する事になったと言う。
明美は桐原に話かけるが・・・・・・

桐原中尉「・・・・・・・・」

桐原は暗い表情である。

桐原明美「兄さん、その顔何か重大な事を伝える気ね。」

桐原中尉「そうだ・・・・・・・・明美・・・・茂義聞いてくれ!!俺は次の作戦死ぬかもしれない・・・・・・・・・・・」

「えっ・・・・・・・・」

桐原の一言がその場の空気を重くした。
突然この後死ぬかと言うような発言・・・・・・一番ショックを受けたのは・・・・・・

桐原明美「兄さん、まさか・・・・・死ぬ気じゃ・・・・・・」

桐原中尉「そんなんじゃない・・・・・・・・俺は祖父母を殺した反統合同盟の兵士を殺すまでは死ぬわけにはいかないし・・・・・・・・・むしろ次死ぬかもしれないのは・・・・・生存するのに難しい任務だからだ・・・・・・」

桐原だって死にたくはない・・・・・・
こんな所で死ぬ気なんてハナからない・・・・・・・・
だが軍の作戦説明書では・・・・・・・・・・・・・

____________________________________________

・土星カッシーニ宙域に存在する影のゾーンから突入し強襲攻撃を食われる。
・途中で砲撃はあるが、その際は攻撃の命中を気にせずそのまま前進せよ。
・敵は圧倒的な兵力ではあるが敵艦隊を目的地まで誘導されたし。
・死亡率の高い作戦ではあるが上手く作戦を成功されたし。

____________________________________________

桐原は無茶な作戦だと分かっていた。
上がこれしか作戦がないのは知っていた。
正直死ぬ可能性のある戦いは正直嫌だが、このまま逃げるわけにはいかない。
俺がやらないでどうなるんだと・・・・・・・・・・・

桐原明美「兄さんの部隊も行くのよね?」

桐原中尉「そうだ・・・・・・・」

桐原明美「・・・・・・・・・」

明美は桐原が出撃する事を肯定すると聞いた途端顔色を悪くした。

桐原中尉「すまん・・・・・・・・俺より若い連中だけに危険な目に遭わすわけにはいかん、なんたって上官だからな。」

桐原はショックを受けて顔色を悪くしている明美に言う。
すると茂義は・・・・・・・・・

桐原茂義「兄貴・・・・・・・曾祖父は大戦中のエースだ、それに恥じずに戦果をあげ生きて帰ってこい。死ぬとか生きるとかじゃなくて、未来の目標のためにな・・・・・それに独身のままで死なれたら亡くなった祖父母も泣くぜ。」

桐原中尉「こいつ・・・・・味な真似をする・・・・・・・・・・・」

茂義は桐原に未来の目標に進めと言う。
遠まわしな事を言えば生きて帰ってこいである。
茂義も先輩の軍人である兄を尊敬している。

桐原中尉「もしもの事があったら・・・・・・・・・」

桐原茂義「分かっているその時は・・・・・・・父さんと母さんそして月に愛理によろしく言っておいてやる。安心して行ってこい、生きて帰ってこいよ!」

お互いに敬礼する。

桐原茂義「姉貴は兄貴に何か言う事はないか?もしかしたら・・・・・・・・」

桐原明美「言う事はないわ・・・・・・・・・・もしさよならとかの言葉を言ったら・・・・・」

桐原中尉「そうか・・・・・・・・・・・・じゃ頼んだぞ、この艦の未来のために・・・・・行ってきます。」

桐原は自分の兵舎に戻る。
桐原の後姿はまるで死地に向かうかつての大日本帝国陸軍の軍人かのようだった。
二人は桐原の後姿を見つめる。
そして・・・・・・・・・・・・・

早瀬未沙『各飛行隊に告ぐ。奇襲作戦は、カッシーニ空域において遂行する。各部隊を7班に編成し、氷塊のなかで待機せよ。敵艦をカッシーニ宙域に誘導。繰りかえす。奇襲作戦はカッシーニ空域において遂行する。』

アナウンスが艦内に流れ全バルキリー搭乗員は空母プロメテウスに向かう。
パイロット達は自分の愛機に乗り込み出撃の準備をする。
そして先遣部隊が逐次発進する。
次は桐原が所属するSVF-64である。

千葉軍曹「シゲ坊、御武運を。」

桐原中尉「行ってくる、もしもの場合は任せた!」

千葉軍曹「馬鹿野郎!もしもはねぇんだ、生きて帰れよ!」

桐原中尉「了解、ノバリケンリーダー発進!!」

             ドビュゥゥゥゥゥゥゥゥン

桐原のバルキリーはプロメウスの甲板から発艦する。
各バルキリー部隊は勢いよく飛び出して行く。
これが最後の戦いになるかもしれいない、だったら華々しく散るのもいいだろう。
だが生き残るためにも全力でやらせてもらう、桐原は心の中でそう思った。

ロイ「輝!寝不足で足手まといになるんじゃないぞ!」

一条輝「御心配なく!」

一条輝は編隊から離れ勢いよく飛び出す。
バルキリー部隊は影のゾーンと呼ばれる宙域に突入する。
その中にうまく潜伏しつつ強襲する

一方その頃、ブリタイ艦のブリッジのモニタにゼリル艦長が映しだされる。

ゼリル「お呼びですか、ブリタイ司令官殿。」

ブリタイ「ゼリル1級指揮官。第5惑星内に入りこみ、艦を捕獲してほしい。」

ゼリル「はっ!」

ブリタイ「できれば無傷でな。」

ゼリル「エスケスタ」

ゼリルはブリタイとの通信を切る。

ゼリル「各員に告ぐマイクローンを捕獲する、至近距離に近づき陸戦部隊を投入する。」

「艦長、砲撃の準備ができました。」

ゼリル「各砲門撃て!マイクローンを痛めつけろ!!」

ゼリル艦長は砲撃主に命じ主砲を発射する。
放たれた戦功はマクロスに方面にそのままに向かう。

「隊長、敵艦より熱源です。」

桐原中尉「お前ら砲撃に巻き込まれるなよ!」

「了解」「了解」

桐原中尉「来るぞ!」

        ズドーン ズドーン ズドォン

一条輝「うわあ!」

一条機の近くで爆発が起きる。
損害機はなかったが、今至近距離で爆発したことにより部隊の士気が下がる。
そして影のゾーンを抜けるため砲撃の中進む・・・・・・・・・

ロイ「全機攻撃開始!」

惑星の影のゾーンから出てきたバルキリー隊が、ロイの号令を元に奇襲を敢行する。
両者はミサイルを発射しながら戦闘を開始する。

                 ビュゥゥゥゥゥゥゥン

エディ「リングから出ればこっちのもんだぜ!ブルーⅡ行くぜ!」
SVF-1スカルズ.パープル小隊エディ・ユーティライネン

ブルース「張り切りすぎて油断するな!」
SVF-1スカルズ.パープル小隊ブルース・ルーデル

お調子者のエディは編隊から離れ突撃しようとしていた。
それを見ていた真面目な性格のブルースがエディを静止する。
正反対のコンビである。

エディ「エディ様に任せな!」

ジョニー「こら調子に乗り過ぎるなパープル3。」

エディ「隊長!?」

調子に乗っているエディを鎮めたは隊長のジョニー・ギルバートである。
若干エディの機の前に出てこれ以上前に出ないようにさせる。

ジョニー「戦場はいつ突然死ぬか分からないのだぞ、そんな油断しきっている様子では直ぐに死ぬいいな?」

エディ「ハッ申し訳ございません。」

エディはジョニーの説教に対し直ぐに反省する。
が・・・・・・彼の性格からして・・・・・・・・・・

エディ「しかし・・・・・隊長一番乗りは俺に任せてください!」

ジョニー「懲りないなお前・・・・まぁ死に急がないのが条件だが?」

エディ「そいつはガッテンだ!」

一番乗りを要求するエディ。
やっぱりそうなるのかとジョニーとブルースは思う。
ジョニーはエディに条件を課すがエディはそれで満足する。

ジョニー「ならば許可する行け!ただし俺達も一番乗りも狙っているんでな勝負だ!」

エディ「えっ!?そんなのは無しですよ隊長!?」

結局小隊で一番乗り競争をする羽目になる・・・・・・・・
各バルキリーは圧倒的な数を誇るゼントラーディ軍艦載機群に挑む。
帰れるかどうか分からない戦場の中に入りながら・・・・・・・
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桐原隊長はなぜ小説で桐原と呼ばれるのか?

2017-01-20 22:22:04 | 二次創作関連
ラウラ「隊長少し気になっていた事があるんですけど、なんでいつも小説の名前呼ばれる時桐原と呼称されるんですか?」

桐原少佐「!!ラウラ今更何を言っている?」

ラウラ「隊長っていつも桐原がなんとか言われますけどなんでですかね?」

桐原少佐「それは作者であり管理人である長田義家と言うJ検落ちまくり男に言え!!」

____________________________________________

                説明

元々桐原はヴァリアブル・ファイターマスターファイルに載っていた登場人物である。
それを拡大解釈して今に至るキャラになりました。
最初から青い髪のメルトランを企画した際に桐原しか登場人物が決まっておらず、そのまま桐原と呼んでいました。
処女作で今後リメイク予定のしたらば深夜に投稿した血塗られたクリスマスでも桐原と呼ばれています。

その後桐原家族が出来たんですが、今更茂人って言えなくなりそのまま桐原隊長の事を桐原と呼ぶようになりました。
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